
このとおり、釧路市内にはまったく雪がない。雪がなくてスキー場は困っているかもしれないけれど、雪かきをせずにすむのはまことにありがたい。
実は雪がないところをお目にかけるために、こんなしょうもない写真を撮ったわけではない。ひさびさに訪れた北埠頭はすっかり景色が一変していたのである。
こちらが2007年2月25日に撮影したもの。古い倉庫群がきれいさっぱり姿を消してしまった。近い将来再開発されるのかどうか、大いに気になるところである。
知らぬ間に町も変る、港も変る……人も老いる。そしてつい先日買ったばかりのウィスキーも減る(笑)。
Comments
若い時は4合瓶の寿命が2日でしたが。
いまは一日一合がいいところです。蒸留酒は。
この間、ホテルの部屋で2合瓶をあけて
けっこう効いてしまいました。
僕は町の変容以上に「人も老いる」に反応してしまいます。
Posted by: 根岸冬生 | December 28, 2013 10:28
この山里にも今は雪が降って大騒ぎです。
そちらの方は如何ですか。交通機関のダイヤにも影響があるようですが・・・。
ちなみに『年年歳歳花相似たり 歳歳年年人同じからず』
いやいや、私も他人事には思えません。
普段時間がゆっくり流れる山里におりますので自分の歳に鈍感になりがちですが、街の様子を見たら自分の年齢を痛感します。
そんな訳で私の様な偏屈なオッサンにお付き合い頂いた事に感謝申し上げます。
宜しければ来年もお付き合い頂ければ幸いです。
Posted by: Nori | December 28, 2013 19:45
>根岸冬生さん
人の場合は減る一方です。髪も気力も体力も、人によって度合いが異なるだけで、必ず減ります。
町や港とちがって、再生はありえません。悲しいことですが、目を背けてはいけませんね。
Posted by: 薄氷堂 | December 29, 2013 12:31
>Noriさん
道東の沿岸部は北海道でも例外的な少雪地帯です。
雪が農業に恩恵を与えたりすることは百も承知しているんですけど、世の中に雪かきほどむなしい労働はありませんから、個人的には雪が少ないのは助かります。
最近はすっかり非社交的になってしまい申し訳なく思っておりますが、こちらこそどうかよろしくおつきあいのほど。
Posted by: 薄氷堂 | December 29, 2013 12:35