Daily Oregraph: 裏庭画報 ハナタデ
ハナタデは地味でさびしげな花である。しかしその控えめなところがまた秋らしくていい。
なお牧野先生の図鑑によればハナタデは通称、ヤブタデが正式名称である。
背景がうるさいから絞りを開けて撮り直そうとしたら……あっ、やられた! 一瞬のすきに蚊に刺されたのである。とたんに戦意を喪失したことは申し上げるまでもない。
一週間たったエゾノコンギクの花。
さてノコンギクは食用だから、エゾノコンギクも当然食べられるだろう。
ヨメナと同じようにシュンギクに似た香りがあり、若芽を生のまま天ぷらにするとおいしい。花とつぼみも食用にする。若芽はさっとゆがいてから、おひたしや和えもの、炒めものなどにする。花とつぼみは天ぷらにする。(学研 『日本の山菜』)
どなたかお試しあれ。ぼくはご報告を確認してからにするつもり(笑)。
The comments to this entry are closed.
Comments
菊はねえ・・・私の郷里ではよく食べるんですよ。
単純にお浸しにしたり、酢の物にしたり・・・
あとは豆腐が具のお吸い物に散らしてみたり・・・
味はあったようななかったような(過去形になっていますが、菊を食べていたのはもう30年以上も前のことなので)・・・
結構好きでしたけどね・・・はてさて、エゾノコンギクは?
Posted by: 三友亭主人 | September 15, 2013 08:52
>三友亭さん
ぼくは学生時代にはじめて酢の物を口にしましたが、正直いって、どうもなじめませんでした。特に舌ざわりに違和感がありました。
そのとき黄色い菊の花びらを見ながら、こういうものまでを食べるのは、昔の飢饉の名残だろうと思いましたよ(笑)。
でも天ぷらならいけるかもしれませんね。
Posted by: 薄氷堂 | September 15, 2013 17:14