Daily Oregraph: 裏庭画報 白カブのいま
今朝も少し草むしりをする。多勢に無勢ゆえ、あいかわらずはかどらない。ぼくみたいな短気な男には向かない作業である。
草むしりを黙々と半日つづけられるようになれば、あっぱれ一人前の人格者といえるのかもしれないが、途中でだんだん腹が立って、もう死ぬまで半人前でもかまわんという気分になるのだから救いようがない。そもそも植物が相手では、とうてい人間に勝ち目はないような気もするのだ。
ふと思い出してチゴユリの写真を撮ろうと思ったら、もう花の時期は終わり、葉っぱだけが残っていた。ぼくは派手なユリよりも、このコンパクトで可憐な花が気に入っているので、ちょっと残念。
しかたがないから白カブにレンズを向けることにしよう(まさかまた小松菜というわけにもいかないだろうし……)。
ちょっと失礼して中をのぞいて見ると、おお、カブらしくなってきたではないか。ぼくはカブそのものよりも葉っぱのほうが好みだから、来週中にも収穫しようかと思っている。
こちらはサヤエンドウ。いつ収穫できるのやら見当もつかないが、身の丈約50センチほどに成長した。うまくいったらおなぐさみ。
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Comments
次々に育って豊作まちがいなしですね。
私のカブもけっこう育ちました。
育ちすぎると硬くなったので、小さめの方が柔らかくておいしかったです。
さやえんどうはそこまで育ったらすぐに花が咲きますよ。
次々に実が付くので、食べるのが忙しくなるくらいです。
Posted by: k | July 12, 2013 20:51
>Kさん
> 育ちすぎると硬くなったので、小さめの方が柔らかくておいしかった
そうですよね。欲ばりすぎるとろくなことがありません。それに、葉っぱを味わうには固くなる前のほうがいいですよね。
> 次々に実が付くので、食べるのが忙しくなる
おお、力強い先輩のおことば。胸がワクワクしてきました(笑)。
Posted by: 薄氷堂 | July 12, 2013 22:55