Daily Oregraph: 裏庭画報 サヤエンドウの花
今年初めてまいたサヤエンドウは、つい先日までひょろひょろ背が伸びるばかりで、さっぱり花が咲かなかった。
花が終わって果実ができるという順序だから、ひょっとしたら失敗かなあと思っていたら、やっと花が咲いた。これが本日の good news である。
Bad news は例のハムシ。去年も悩まされたのだが、今年も大発生し、第二次小松菜と白カブの葉が相当の被害を受けている。ボロボロになった葉もあり、まともには成長しないのではないか。
しかしサヤエンドウの葉にはほとんど被害がないところを見ると、ハムシの分際でえり好みをするらしい。こしゃくな虫である。
地面を見ると無数のハムシがうごめいている。家の裏手の壁にもたくさんへばりついていた。あまりにもグロだから、さすがに写真を撮る気にはなれなかった。
たまりかねてハムシ掃討作戦を実施した。といっても、野菜の近くで殺虫剤を使うつもりはないから、地面のほうはあきらめて、壁に集結した連中を庭箒をふるって撃退するのである。
ゲリラ相手の戦いが不利であることは承知している。バッタバッタと五百匹ほど叩き落としたが、敵はどこから湧いてくるのか、次から次へと現れてくる。少なく見積もっても兵力数千、もしかしたら万を数えるかもしれない。
箒をにぎる手にタコができそうになったときには汗まみれになってしまったので、本日はいったん作戦終了。ハムシ作戦、明日も続行することになりそうだ。
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Comments
ハムシ撃退作戦、お疲れ様でございます。
ハムシ達にとっては核兵器にも相当するような最終兵器(殺虫剤)を使わずに何とかしようというところがいかにも薄氷堂さんらしいですね。
これから何日続く戦いとなるやら想像もできませんが、返り討ちってことにならぬようお気を付け下さい。
Posted by: 三友亭主人 | July 28, 2013 22:57
>三友亭さん
ハムシはたいぶ減りました。昨年の経験からいって、放っておいても一週間ほどでウソのように姿を消してしまうのですが、人様の作物を荒らす侵略活動は赦しがたく、つい箒をふるって叩きつぶしたくなるんですよ。
ぼくは基本的に平和主義なんですけど、やはり人間には残虐性が潜んでいるんですね。気をつけなくちゃ。
Posted by: 薄氷堂 | July 29, 2013 20:08
こんにちは!
今ハムシを調べてみたのですが、小型の甲虫ですね。
なるほど植物を食べるものが多い、と。
これが大発生したら作物はおしまいですよ。
撃退作戦はさぞ大変だろうとお察しします。
野菜に直接、殺虫剤は使えませんものね。
たたきつぶしたくなるお気持ち、わかります。
Posted by: 只野乙山 | July 31, 2013 08:41
>只野乙山さん
ハムシはやたら種類が多く、わが家のは何ハムシなのかわかりません(調べる気にもなれません(笑))。
正直いって、白兵戦ではとても勝ち目はありません。
大被害を受けたので、小松菜の種をまき直そうかと考えています。
Posted by: 薄氷堂 | July 31, 2013 22:51