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April 07, 2013

Daily Oregraph: ウィスキーのビン未満

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 外は嵐。嵐を呼ぶ男、根岸冬生さんによれば、男にとっては「嵐といえば、決闘」なのだそうである(笑)。

 よろしい、おれも男だ。今日こそは決着をつけようではないか……というわけで、午前中いっぱいかかって、とうとう取りためたノートを読み切った。きれいに製本したつもりだったが、読み終わったらクタクタになって
いる。

 ノートを取りはじめたのは去年の2月20日だから、約一年と一ヶ月半かかったことになる。ばかばかしいとは思ったけれど、記念写真ね(笑)。

 それにしてもこれだけの日数をかけて作ったノートを積み重ねても、ウィスキーのビンの高さに届かないとは。このたびは意識的に時間をかけた作業であったとはいえ、凡人が一生になしうる仕事などたかが知れているということだろう。

 もちろんいつまでもこんなペースをつづけるわけにはいかない。明日からは
うんと手抜きをして、楽しみながら読むつもりである。

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 次は『嵐が丘』(またしても19世紀)。これは再読である。最初に読んだのはもう二十年以上前になるだろうか。当時の本はどこかへいってしまったので、今回は十数年前に買っておいた手つかずのものを読み直すことにした。2.50
ポンドのモトを取らねばならぬ。

 勝負に一応の決着をつけたから、今日は昼間から一杯やることに決めた。写真のウィスキー、まだ空にはなっていないからね。

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Comments

嵐が丘かあ・・・名前は聞いたことがあるんですが、まだ読んだことが・・・なんか、翻訳ものが私の実家の本棚にあったような、なかったような・・・

もちろん翻訳ものですが・・・

Posted by: 三友亭主人 | April 07, 2013 at 22:50

>三友亭さん

 ぼくは学生時代の不勉強の埋め合わせをしているだけですから、かなり無理してるんですよ(笑)。もちろん翻訳でかまいませんから、ぜひ。

 けっして甘ったるい恋物語なんかではなく、がっしりした岩石にノミをふるって恋愛を削り出したらこうもなろうかという、天才的な作品です。

 三友亭さんにピッタリではないかと……

Posted by: 薄氷堂 | April 07, 2013 at 23:22

とんでもない嵐だったんではないですか。
裏庭は大丈夫だったでしょうか。

アーリータイムス
ところで、ラベルで中身が見えないんですけど
ラベルの上限だったら、けっこうな量になりますよ。

Posted by: 根岸冬生 | April 08, 2013 at 00:51

>根岸冬生さん

> 裏庭は大丈夫だったでしょうか。

 よくぞ書いてくださいました(笑)。

 すっかり忘れていたのですが、根岸さんのコメントのおかげで気がつき、たった今確認したところ、ボロボロの板塀は倒れていませんでした。一安心です。

> ラベルの上限だったら、けっこうな量になりますよ。

 ラベルの三分の一くらいでした。まだ残っていますよ。今夜には空になる予定です。

Posted by: 薄氷堂 | April 08, 2013 at 09:09

こんにちは!
『嵐が丘』も題名だけは知っているが、未読の書。
是非読んでみたいと思っている本です。
夏目漱石にこだわらず、なんでも読むことにしようかな、などと考えています。
アーリータイムズ、なんかいい感じで、お手製のノートと合っているようです。
たまにはバーボンとかテネシーを飲んでみたいなあ。

Posted by: 只野乙山 | April 09, 2013 at 11:43

>只野乙山さん

 けっして退屈な小説ではありませんからご安心を。

 読みながら飲むんでしたら、やはりウィスキーでしょうね。スコッチでもバーボンでもかまわないと思います。日本酒はちょっと合わないようですが(笑)。

Posted by: 薄氷堂 | April 09, 2013 at 19:49

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