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March 29, 2013

Daily Oregraph: 桃栗三年

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 3月27日に撮った一枚。ネタがないから、このしょうもない写真の言い訳
でも書いてみよう。

 岸壁で作業している人々の影が船体に映っていた。肉眼で見ていると実に変化に富んでおもしろい。しかし写真に撮ろうとすると案外むずかしいのである。

 第一に液晶モニタをのぞくと、実物よりもつまらく見える。コンパクトデジカメの電動ズームというやつはやくざなもので、まことに動きがぎこちなく、なかなかねらった画角にはならない。荷役作業中だから、危なくて自由に移動することもできない。

 モタモタしているうちに影絵はどんどん変化してチャンスを逃してしまう。とうとう気に入ったものは一枚も撮れなかった。一眼レフならもう少し自由がきいたと思うけれど、まったく同じ条件下であっても、名人ともなるとコンパクトデジカメでも「いまだ!」という一瞬を逃さないのだろう。

 思うに、目のつけどころがよくなるまでに桃栗三年、ねらいどおりの絵が撮れるまでに柿八年……ダメだこりゃ、とても時間が足りやしない(笑)。酒をくらって寝ることにしよう。

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Comments

>コンパクトデジカメの電動ズームというやつは・・・なかなかねらった画角にはならない

確かにそうですね。勝手に動いてくれる文には有難いのですが、なかなか思い通りには動いてくれない・・・

まあ、思い通りに動いてくれたって大した写真をとることもできない私だから一緒なんですけどね・・・

Posted by: 三友亭主人 | March 29, 2013 at 23:01

そういう意味では、人間の目というのは
極めて優れたレンズなんだということが分かりますね。
むかし、ヒマラヤの麓の村に滞在していて
見るもの全てが感動的なシーンなんです。
興奮して、カメラのシャッターを押す。
36枚撮りがあっという間です。
しかし、現像してみてわかることは、
結局、目に写ったものの通りには
フィルムには写せないということでした。

Posted by: 根岸冬生 | March 30, 2013 at 11:45

>三友亭さん

 まあ、いまのカメラはよくできていますから、写真なんてシャッターを切れば写ります。失敗するほうがむずかしい(笑)。

 しかし名手の写真を見ると、明らかにひと味ちがっていて、そのひと味の差がずいぶんあるからくやしいんですよね。

 なにごとも奥が深いということでしょうか。

Posted by: 薄氷堂 | March 30, 2013 at 14:16

>根岸冬生さん

> 目に写ったものの通りには
> フィルムには写せない

 物理的にも目で見たとおりには写りませんですからね。

 でも上手下手は別にして、ちょっとでも気になる場面に出会ったらたくさん写真を撮っておいたほうがいいと思います。たとえ美しいシーンでなくても、記録には価値がありますしね。

Posted by: 薄氷堂 | March 30, 2013 at 14:24

お、写真の話ですか? しからば参戦を!
母校のボート部(アナログ熊さんはボート部OBではなく、戸田ボートコースに近い校友としての立場)が、新勧用のページを今日公開し、それに私が撮影して合宿所に送った画像が大量に掲載されています。

indexページのスライドショーがこれ。
次のページの種目紹介画像もそう。上のタイトル画像も私の!
このダブルスカルは2011年のインカレ/全日本を制覇したクルーです。
右の漕手が両手を上げかけていますが、後で聞いたら腕がパンパンでこれ以上は上がらなかったとの事!
次の「ABOUT 立命ボート部」の動画にも、前半のレースを中心に合計18枚?
くらい採用されています。

スペックはNikon D70S(古〜! )AF NIKKOR 70〜300mm1:4-5.6D
(銀塩一眼時代の名レンス、でもAPS-Cだと1.5倍望遠になり450mmなの!)
最初の撮影が2006年ですから、今年は8シーズン目となります。
これだけ撮ってると、写真は結局シャッターチャンスだと思います。
表彰式やスナップでも目線が着ている(こっちを向いている)写真は1枚もありません。それが自慢だったりして・・・(笑)

Posted by: アナログ熊さん | March 31, 2013 at 22:30

>アナログ熊さん

 おっ、写真の鬼こと熊さんではありませんか。最近ではすっかり立命ボート部専属写真家ですね。

 ぼくだったらチアリーダー部(でしたっけ?)のおねえさん専属を志願したいところです。やっぱりダメ?(笑)。

> 写真は結局シャッターチャンス

 その点について最近つくづく思うんですけど、コンパクトカメラ→一眼レフというコースはまちがいで、一眼レフを使い慣れてからコンパクトというのが正しい道ではないでしょうか。

 コンパクトカメラはほんとうにむずかしく、こいつでいい写真を撮れればたいしたものだという気がするんですよ。

Posted by: 薄氷堂 | April 01, 2013 at 00:07

>薄氷堂さん
応援団(吹奏楽部とチアリーディング部だけで、いわゆるリーダー部は不祥事により未だ復活成らず)は、戸田には一度も来てくれません。
学生同士の話なので、ボート部OBでもとやかく言えるものでありませんし、まして地元校友会が来てくれと言える話では無いんですよ。(涙)
アメフットなどはライスボウルまで出てくるのが大変なのに、ボート競技は地区予選無しでいきなり全国大会で、それも年4回も必ず出てくるのにね。

>コンパクトカメラ→一眼レフというコースはまちがいで、〜〜
おっしゃる通りですが、デジ一眼で全ての撮影対象がカバー出来るか?といわれればそれは否でして、表彰式やスナップはコンデジで撮った方が速く良いショットが撮れます。
デジ一眼のレンズを交換するのでなく、カメラ自体を交換してます。

じゃあ、最近女性に人気のミラーレス一眼(特にマイクロフォーサーズレンズ装着出来る機種)はデジ一眼とコンデジの良いとこ取りか?というと、ファインダーが無いんで(ある機種もある)結局コンデジと同じでしょう。ですが動画撮影に関してはデジ一眼みたいに仰々しくなく(これで動画を撮る人はあまり居ないでしょうが)、コンデジよりはるかに高画質ですから、動画撮影目的で購入される人が多いんじゃないでしょうか?

Posted by: アナログ熊さん | April 01, 2013 at 13:00

>アナログ熊さん

 チアリーディング部というんですか。ボートの応援に来ればにぎやかで絵になるでしょうにねえ。

 熊さんはボート、ぼくはおねえさんたち、という分担でいきましょうよ(笑)。

 コンパクトデジカメの泣きどころは、起動の遅さ(最近かなり改善された機種も出てきましたが)、ピントの合いにくさと合焦スピードの遅さですね。集合写真にはいいけれど、スナップにはちょっとねえ。

 フォーサーズは予想以上にいいですよ。ぼくはオリンパスのを使っていますが、外付けのファインダを付けたら、一眼レフ同様に使えます(最初から EVF を内蔵にすればいいのに……)。

 驚くほど白飛びにも強いし、技術の進歩はたいしたものです。十分コンパクトだから、旅行用にはこれできまりですね。

 動画機能はあれば記録用に便利ですけど、ぼくはまったく使っていません。自分には動画は向いていないんだと思います。

Posted by: 薄氷堂 | April 01, 2013 at 20:58

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