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March 14, 2013

Daily Oregraph: 忘却の彼方

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 頭の筋肉をほぐすために(?)、ひさびさに山花温泉へ。この前に行ったのは昨年の10月26日だから、約5ヶ月ぶりである。

 温泉療法が必要なほどノートの復習がはかどらないのにはわけがある。なにかのご参考になるかもしれないから、問題点をまとめてみよう。

 第一に、以前にも書いたとおり、ノートを取る際にポカをやってしまうこと。ミススペルはもちろん、たまには単語をひとつ抜かしてしまったりすることさえある。いくら気をつけても人間である以上は必ずミスをするものだが、特に初学者は読み返してもミスに気づかぬこともありうるから、いくら注意してもしすぎることはないと思う。

 第二に、本文を読んでいるときにはスラスラ理解できたのに、ノートに抜き書きした部分だけ読
み返してみると意味が取れぬこともたまにあること。単語帳でとにかくクソ暗記をすればいいなどというのは大まちがいで、単語や熟語の意味は、あくまでも文脈で決まるということを肝に銘じなくてはいけない。

 第三に、特に長文は音読してみると案外ボロが出ること。なあに、意味がわかればいいのさ、などとタカをくくっている人は、声を出して読んでみるといい。途中で一ヶ所でもつかえるようでは、実は正しく理解していなかったのだと思い知るべきである。簡単に「わかった」などといってはいけない。

 なにもえらそうにいっているわけではなく、自分の反省をこめてまとめてみたのである。結局ノートを読み返す段階でも、ひんぱんに原文と対照せねばならぬし、辞書のお世話にもなるから、予想以上に時間がかかるわけだ。

 最後に、もっとも深刻な問題は……忘却とは忘れ去ることなり(笑)。相当しつこく繰り返しても忘れる。自分がイヤになるくらい忘れる。このへんになると生まれつきの能力も関わってくるから、たぶん
人に効く妙薬というのはないだろう。妙薬がない以上、アルコールに頼るしかない……ぼくの酒量が減らぬのはそのせいである。

 あ、めずらしくマジメなことを書いてしまったけど、これじゃなんの参考にもならなかったね。失礼しました。

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Comments

第一から第三まで、本当にわかります。私などノートの代わりに恥ずかしげもなくそれをネット上に公開していますが、たった31文字、目で字面を追っかけてるときには分かっていたと思い込んでいたことが、いざ書こうとする何位もわかっていなかったことに気付かされて・・・少しも新しい記事を書けないでいます。

Posted by: 三友亭主人 | March 14, 2013 at 22:44

>三友亭さん

 第一と第二はもともとわかっていたことですが、第三はもっと重視されていいと思います。

 ペーパーテストで要領よく点数を取ればいいという話ではないんですね。音を離れて意味だけ知ろうなどというのはバカな話で、言語に関してはありえないんですけど、これが案外むずかしい。ああ、若いうちに勉強しておけばよかったなあ(笑)。

 日本語も古代はずいぶん発音がちがったはずですから、正しく発音すると、古い歌なんかも現代風に発音するのとはずいぶん印象がちがってくるかもしれませんね。

Posted by: 薄氷堂 | March 14, 2013 at 23:40

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