
これがなんだかおわかりだろうか?
納戸を整理していたら出てきた旧海軍の雑嚢である。左が外観、右が内部。かなりくたびれてはいるけれど、まだまだ使える。ずいぶん丈夫なものだ。もちろんぼくが使ったものではなく、父の遺品である。
サイズはだいたい横28センチ×縦20センチ。レンズ交換式デジカメ(いわゆるミラーレス)ならちょうどすっぽり入りそうだが、さすがにこんな代物を持ち歩くミリタリー趣味はぼくにはない。妙なものが出てきたのでお見せするまでである。
みなさまもネタに困ったときは押入や納戸を整理されてはいかがだろうか(笑)。
Comments
これはまたえらいものが出てきましたな。
私も小さいころ死んだ爺さんの引き出しを捜索中に、
旧陸軍の銃弾がいくつか出て来てびっくりした覚えがありますが・・・
もちろん薬きょうには火薬は入っていませんでしたが・・・
でも・・・びっくりしましたよ。
Posted by: 三友亭主人 | February 04, 2013 22:08
>三友亭さん
ほんとに戦争の亡霊みたいなものですよね。
雑嚢はともかく、やはり海軍の水筒はよく覚えています。もう見あたりませんが、頑丈そのもの。ぼくは軍隊ぎらいですけど、ものとしてはたいへん高品質なものでした。
> 旧陸軍の銃弾がいくつか
さすがにそんな物騒なものは……(笑)
Posted by: 薄氷堂 | February 04, 2013 23:09
我が家は父も母も地方からの流れ者なんで
その手の骨董品は皆無でしたね。
親父の実家あたりにはどうなんでしょう。
ちなみに親父の実家は小樽の馬車屋です。
Posted by: 根岸冬生 | February 05, 2013 17:03
>根岸冬生さん
しかし兵隊さんの雑嚢じゃ、骨董としての価値はありませんねえ。金目のものはさっぱり出てこないんですよ(笑)。
> ちなみに親父の実家は小樽の馬車屋です。
ぼくのこどもの頃は、まだ大通りを馬車が通っていました。乾燥した馬糞が風に吹かれて空中に舞い散るんです。いまから考えるとウソみたいな話ですが。
Posted by: 薄氷堂 | February 05, 2013 18:37