Daily Oregraph: ちょっと遠くへ (4)
朝食後ホテルの周辺を最後の散歩。写真が未整理なので、適当に選んでみた。
レトロなのかモダンなのかわからない不思議な理髪店。
これ、なんだろうね。わからないのは無教養の悲しさである。
このデザイン感覚は秀逸だと思うのだが……あなたはそう思いまへんか(笑)。
ぼくは実をいうと飛行機があまり好きではない。重力に逆らってはいけないと思うのである。
ほら、ごらんなさい。人間空なんぞを飛んで楽をすると、ろくなことはないのだ。釧路空港の駐車場に置きっぱなしにしていた車に、どっさり雪が積もっていた。
苦労して雪を払って車をスタートさせると、道路はカチンカチンに凍っているではないか。幸い今日は日曜日だからよかったけれど、平日なら会社帰りの車で大渋滞まちがいなしである。
さて明日からボチボチ写真の整理をせねばならない。
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Comments
お帰りの際の飛行機が無事飛んでくれて・・・・
なんか、北日本を中心に荒れ気味だったので、もう一日ぐらい京都にいなければならなくなるんじゃあないかと心配していましたがよかったです。
今日は大和も午前中は荒れ気味で、初めての冠雪。
冷たい風が一日中吹き荒れていたぐらいですから、釧路の方はさぞや・・・と思っていました。
Posted by: 三友亭主人 | December 09, 2012 22:43
多分、この植物は木賊ではないでしょうか?
日本のはもっと小さいはずですけど、観賞用に大きいものが出回っているのでは?
(こちらでは出回ってます。)
私もです>飛行機が好きではない
軽い高所&閉所恐怖症があるからなんですけど・・・
あれが飛ぶってのが、いまだに信じられませんもん。
Posted by: りら | December 10, 2012 05:29
バカと煙は高いところが好きと言いますが……
僕は好きです。高いところ。
飛行機に二時間揺られていると
遊園地に二時間いる気分です。
PS. そういえば伊能測量隊の始まりは、函館-根室でしたね。当時の釧路がどんなだったか。測量がどんなに困難だったかが、想像できます。
Posted by: 根岸冬生 | December 10, 2012 07:25
>三友亭さん
実はぼくも天気が心配で、ひょっとしたら……と覚悟したんですけど、おかげさまでなにごともなく帰宅できました。
奈良もいよいよ雪ですか。通勤にはくれぐれもお気をつけて。こちらは道路がカチカチ山で(笑)、恐ろしいことになっています。
Posted by: 薄氷堂 | December 10, 2012 09:25
>りらさん
やっぱりトクサですか。実は釧路湿原にもよく似た植物がありますので、トクサの名前は承知していたのですが、ずいぶん丈が高いし、「まさかなあ、なんでこんなところに?」と思ったのです。
なるほど観賞用とは。ひょっとしたら活け花の材料かもしれませんね。それとも本来の用途である研磨材?
小さな看板はあったのですが、なんのお店かは不明でした。とにかくおもしろい町ですね。
Posted by: 薄氷堂 | December 10, 2012 09:34
>根岸冬生さん
厚岸などは江戸時代にもかなり開けており、釧路にもそれなりの集落はあったようです。
しかし道路がどんなものだったかは想像もつきません。おそらくまともな道はなかったでしょうね。たぶん海路のほうが便利だったのではないかと思います。
伊能さんのようなスケールの大きい人物がいたということは、もし鎖国していなければ、日本はアジアのあちこちに進出して、大英帝国と張り合っていた可能性十分だと思いますね。
Posted by: 薄氷堂 | December 10, 2012 09:40
えっと・・・巨大木賊についてですが。
活花に使うかどうかは全く知りません。
(アブストラクトっぽい流派は使いそうですけれども、切った場合の持ちがちょっと心配な気がします。)
こちらではアジアン風の庭やビルの周囲のグリーンゾーンなどに時々使われているのを見かけます。
この画像も建物に合わせた前庭のように見えますね。
Posted by: りら | December 13, 2012 17:13
>りらさん
前衛活け花だったら使うかなあと思ったのですが、どうでしょうかねえ?
> この画像も建物に合わせた前庭のように見えますね。
そうでもなさそうなんです。こういうのははじめて目にしましたし、ご商売に使うんじゃないかという気もします。
玄関に小さな看板があったんですけど、お店の名前だけでしたので、結局謎のままです。
Posted by: 薄氷堂 | December 13, 2012 22:14