Daily Oregraph: Kyoto 2012 西新道錦会商店街
12月7日。西新道錦会商店街を歩く。ここも京都では名の通った商店街のひとつである。
こちらは2002年9月18日に撮影したもの。この踏切は京福電鉄嵐山本線のものである。現在は岸本屋の看板が姿を消している。
例によって、通りすがりに撮った写真を順序に従ってごらんいただきたい。まあ手抜き半分だけれど、そのほうが商店街気分を味わっていただけるのではないだろうか。
このお店は2002年にも撮影しているから、比較のため下に掲載しておこう。
道路の幅が狭いこともあり、新大宮商店街よりもいっそう地域密着型という印象を受ける。
商店街はこのあたりで終わる。錦会加盟店は約120店舗というから、かなりの規模である。
ここにかぎらず、京都の商店街はどこも生き残りをかけてさまざまの取り組みをしているらしい。商店街歩きは京都観光の楽しみのひとつでもあるし、かつてお世話になった身としては、どうかがんばっていただきたいものだ。
このたびはほかの商店街を回る時間がなかったけれど、次の機会にはぜひあちこち歩いてみたい。神社仏閣めぐりよりも、ある意味ではおもしろいのである。
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Comments
歩道にはみ出した商品陳列(しかもダンボール使い!)。
漬物なんかもむき出しのまま。
あまりに重なりすぎて目立たなくなっている各種幟。
嗚呼、これぞ日本の商店街ですよねぇ。
ホント、関西はこういうもの残ってますねぇ。
歩くだけでも楽しいんですよ。
こういうところで売られている物が、恋しいです~。
Posted by: りら | December 23, 2012 05:13
大和ではこんな商店街は、ほとんど死に絶えてしまいましたね。私の知っている限りでは・・・・
まあ、かつてにぎやかだった通りで、1,2軒のお店が細々とやっているなんてのも風情があるといえばあるんですが・・・でも、全く店が開いていない場所があったりして・・・こいつはちょいといただけない・・・
Posted by: 三友亭主人 | December 23, 2012 08:12
>りらさん
こういう商店街は、地方都市ではずいぶんたくさん姿を消してしまいました。商店はぽつりぽつりと残っていても、もはや商店「街」ではなくなってしまったんですね。
ですから商店街をみかけるとうれしくなり、ついフラフラと入ってしまいます。
Posted by: 薄氷堂 | December 23, 2012 11:21
>三友亭さん
> 大和ではこんな商店街は、ほとんど死に絶えてしまいましたね。
いや、地方都市はどこも同じじゃないかと思いますよ。
京都といえども、このご時世ですから、商店街は苦戦しているはずです。旅人が買い物もせずにただ歩くだけではなんの役にも立たないんですけど、つい……
Posted by: 薄氷堂 | December 23, 2012 11:29
こんにちは。
地域によっては「商店街」のない町、
というのもありまして、西宮/宝塚に住んでいた頃、
それを実感したように思います。
それにしても日よけ(雨よけ?)というか、
張り出しというのか、それの劣化が激しいですね。
それでも使い続けるのが京都流(?)なんでしょうか。
もっとも、大阪でもそんなふうにしているところは
けっこうあるのでしょう。商店会自体にもう、余力が
残っていないのかもしれませんね。
Posted by: 只野乙山 | December 25, 2012 09:00
>只野乙山さん
> 日よけ(雨よけ?)というか、張り出しというのか、それの劣化が激しいですね。
たぶん日よけだと思います。かなり痛んでいるのはすぐに気づいたのですが、気の毒なので本文中ではふれませんでした。
京都流というより、やはり予算の関係じゃないかと思います。みなさんご苦労されているのではないかと……
Posted by: 薄氷堂 | December 25, 2012 15:20