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November 05, 2012

Daily Oregraph: 裏庭画報 最後の収穫

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 裏庭の白カブと小松菜。たぶんこれが今年最後の収穫になるだろう。実は10月中に種を播いたのがまだ少し残っているけれど、気温が気温だから、もはや成長は見込めないと思う。まあ、限界を見きわめる実験みたいなものである。

 というわけで、今夜はカブの炒めものと小松菜のおひたしが食卓に並んだ。ほかに一尾37円のサンマなど。金のかからぬ、しかしリッチな夕食である。弱い者いじめの政府に対抗してしぶとく生きるためにも、来年はもう少し農業に精を出そうと考えている。

 最後の収穫といえば、今読んでいる本も残すところ約50数頁となった。作者が結末へ向けて筆を急いでいるのが手に取るようにわかる。たぶんすでに次の作品つまり商売の構想を練っているのだろうが、プロなら当然のことである。

 
もういっぺんわめいてみやがれ、さっさと始末してやるからな!

と悪人に脅されて、主人公は絶体絶命のピンチに陥る。どうも大変なことになった。

 もちろん主人公がここで死ぬわけはないと承知していても、やっぱりハラハラドキドキするものだ。この胸躍るおもしろさこそ小説の王道ではないかという気がしてならない。たしかに偶然はうまく重なりすぎるけどさ(笑)、ゆるしてあげようではないか。

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Comments

>来年はもう少し農業に精を出そうと考えている

ほうほう・・・ということは、来年は薄氷堂ブランドの白カブが全国で味わえるようになるんですね(笑)。
・・・それはそれは・・・

大阪市ブランドの白カブよりは、はるかに良質なカブがこの国の皆さんの口に入るようになるのでしょうね。

Posted by: 三友亭主人 | November 05, 2012 at 23:08

こんにちは!
そちらはもう相当寒いはずで、なるほど最後の収穫なのでしょう。
カブと小松菜の栽培はもう手慣れたものという感じがします。
一尾37円の秋刀魚は魅力的ですね!
こちらではどう頑張っても一尾98円くらいですよ。

Posted by: 只野乙山 | November 06, 2012 at 10:54

>三友亭さん

 良質な白カブをみなさまの食卓にお届けするには、土地がちと狭すぎます(笑)。

 大阪の白カブねえ…… なんでああいう粗悪な品が出回るのか、消費者にもおおいに問題ありですよ。

 あれもダメ、これもダメ、第三極とやらはもっとダメ。南極へ行って冷たい風に吹かれたほうがマシかもしれませんね。

Posted by: 薄氷堂 | November 06, 2012 at 13:45

>只野乙山さん

 さすがに37円のサンマはやや小ぶりでしたが、一尾は一尾、爺の夕食には十分間に合います。それに自家製の野菜ですから、究極の低コスト。

 本物の貴族というのは、成り上がりものとちがって、贅沢をしないものなんです(と、負け惜しみ(笑))。

Posted by: 薄氷堂 | November 06, 2012 at 13:53

I am looking both for blogs that give unbiased, balanced commentary on all issues or blogs that have a liberal or left-wing slant. Thank you..

Posted by: Herke | November 07, 2012 at 02:52

最後ですか?と思うほど、瑞々しく勢いの良い葉の色ですねぇ。
野菜は自家栽培が一番!と思うのですが・・・
場所も山ほどあるのですが・・・
えへへへへへへ

> 偶然はうまく重なりすぎるけどさ(笑)、ゆるしてあげようではないか。
ここが許せるか?許せないか?というのが、私にとっての小説のできの差になるんだと思います。

Posted by: りら | November 07, 2012 at 09:27

>りらさん

> 場所も山ほどあるのですが・・・

 さあさあ、モンペをはいて鍬を持って!

> ここが許せるか?許せないか?

 まさにそこですね。核心をついたおことばだと思います。

Posted by: 薄氷堂 | November 07, 2012 at 10:28

例えば、釧路の市場で最上級というのはいくらぐらいなもんでしょう。
その太い腹の直径とは。
釧路の秋刀魚と言えば、最上級のごちそう。
剛毅に行きたいです、僕は。

Posted by: 根岸冬生 | November 07, 2012 at 18:23

>根岸冬生さん

 う~む、ぼくは最上級とは無縁の男ですから、しかとはお答えしかねますが、サンマですからねえ、せいぜい200~300円程度ではないでしょうか。

> 剛毅に行きたいです、僕は。

 なるほど。でもあと十年立てば、根岸さんにもきっとおわかりになります。情けない話ですが、あまり大きなサンマは持てあますんですよ(笑)。

 人間、「食い放題」のモトが取れなくなったらおしまいかもしれませんね。いわゆるご馳走にも、だんだん魅力を感じなくなってきましたし……

Posted by: 薄氷堂 | November 07, 2012 at 20:39

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