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October 31, 2012

Daily Oregraph: 十年前の写真から

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 昨日の「晩秋」に引きつづき、ちょいと大船調で……といっても、松竹大船調なんて、もう若者には通じないのかもしれないね。

 この写真は以前どこかに掲載したことがあるけれど、2002年9月22日に下鴨神社で撮影したものである(晩秋というのはいささか無理があるけど……)。このたびは家庭のアルバム写真風にアレンジしてみた。このご夫婦はいま幸せに暮らしておいでだろうか。

 う~む、2002年か……あっという間に十年が過ぎ去ってしまったなあ。

 知らぬ間に体のあちこちにガタがきたらしく、今日眼科の検査を受けたら、右目に白内障の兆しがあるという。勉強のしすぎかな
(笑)。いますぐどうということはなさそうだが、来年再検査をして、場合によっては手術を受けねばならない。こわい病気ではないにせよ、もうそんな心配をせねばならない年になったのである。

 動けるうちに動かねばあとで後悔することになるから、今年中には下鴨のみたらし団子を食いに行こうと思っている。来年は奈良にも行きたい。岐阜の麦穂亭にも会いたい。ほかにもあちこちに会いたい人々がいる。

 あと十年、われにありや?

11月1日 追記】

 コメント欄で写真屋さんのカメラが話題になっていたので、等倍で切り出してみた(ネガフィルムを2700dpiでスキャンしたもの)。

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 いかにもネガフィルムという画像である。ついでながら EPSON のG
T-X970 を使用して、6400dpi でスキャンしたみたが、カラーネガに関するかぎり、いまはなき Nikon のフィルム専用スキャナの圧勝であった。クリアさが全然ちがうのである。カラーネガのスキャンはほんとうにむずかしく、もう二度とやりたくない(笑)。

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Comments

下鴨神社ですか・・・下鴨かいったことないなあ。なんちゃって、上賀茂のほうも行ったことはないんですよ。
いつでも行けるさ・・・なんて思いが、なかなか京都に足を向けさせることなく、全く持って京都は分からずじまい。
日帰りには遠く、一泊するには近い。まことに微妙な場所です。

Posted by: 三友亭主人 | November 01, 2012 at 06:14

>三友亭さん

 実は下鴨神社の境内をゆっくり見物したのは、このときが初めてだったのです。縄張り(?)が上賀茂神社付近だったものですから。

> 日帰りには遠く、一泊するには近い。まことに微妙な場所です。

 まさにそのとおりですね。ぼくも(修学旅行を除けば)奈良へ行ったのは一度きりで、しかも観光なるものはまったくしていません。

 今年は事情があって、京都もゆっくりできないのですが、来年は奈良にも泊まりがけで行きたいと考えております。観光名所はパスして、渋い神社(笑)を見物しに。

Posted by: 薄氷堂 | November 01, 2012 at 12:26

こんにちは!
ああ、この蛇腹式のカメラ、昔は写真屋さんが使っていましたね。
記念写真のときには必ず指定の写真屋さんが
三脚に大型のカメラ(ハッセルブラッド?)をかかえてやって来て、
写していたのを思い出します。
蛇腹式って、フォーカス合わせは例の蛇腹を前後することによってするわけでしょう?
写真屋さんも大変、いや、絞りこんで被写界深度を深くしていたのかもしれません。
どちらにしても、懐かしい風景です。

Posted by: 只野乙山 | November 01, 2012 at 19:16

このカメラは蛇腹式ではありませんね。
上にアングルファインダーが着いていますから、マミヤ67かもしれません。
ハッセルは6×6(ブローニーフィルムの6センチ×6センチで縦横無し)で、上から覗く奴です。
右横には普通の銀塩一眼レフでまさかの為に備えてますね。
助手が二人もいるのにストロボもレフ板も使わないで、良い度胸のカメラ屋です。(女性の頭の後ろの二つのライトがまさかストロボ?)

Posted by: アナログ熊さん | November 01, 2012 at 19:41

>只野乙山さん

 この写真サイズですと、パッと見ではわからないかもしれませんが、アナログ熊さんご指摘のとおりです。

 わが家でもかつて父が木製の大型乾板用カメラを使っていましたが、あれは頭から黒い布をかぶって撮るんですね。ストロボではなくマグネシウムを焚きます(こちらのほうは、まだ暗室に残っています(笑))。

Posted by: 薄氷堂 | November 01, 2012 at 20:58

>アナログ熊さん

 おお、上賀茂神社の元氏子(?)である熊さんのご登場ですね。

 ぼくはあそこの芝生でソフトボールをして叱られたバチあたりです。「そこの学生さん!」と拡声器で呼びかけられたときは、警察かと思いましたよ(笑)。

> 女性の頭の後ろの二つのライトがまさかストロボ?

 トリミングした写真でもわかるとおり、単なる神社の照明ですね。地面の白砂が天然のレフ板になっていたのかも?

Posted by: 薄氷堂 | November 01, 2012 at 21:05

おはようございます!仕事から帰ってきました!
いいなあ、一枚目。自分、まだ小僧のくせに『なつかしい』って感じます。一度だけこういう撮影風景を東郷神社で見たことがあります。今風の原宿で『みやび』を体感したような気がしました。

Posted by: 佐々木@東京 | November 02, 2012 at 08:43

>佐々木@東京さん

 東郷神社というと、たしか原宿の通りのどん詰まりにありましたよね。

 あの恐るべき雑踏(すごいですよね、実際)の中から神社に入って、いきなりこういう風景を目にしたら、あまりの違和感のせいで、時間感覚が狂い、頭がクラクラするにちがいありません(笑)。

Posted by: 薄氷堂 | November 02, 2012 at 12:27

気になって、マミヤ67(ブローニーフィルムを縦6センチ横7センチに使う)のシステムを調べましたら、これとそっくりのアングルファインダーがありました。
フィルムバックの形状もホットシューの位置も同じで、決定です!
でも2002年っていったら、WindowsXPも出てるし、既に時代はデジタルなんですがね。営業写真館ではまだまだ現役でしょうか.
CRTモニター一体型のiMacと格闘していた頃です、私。

Posted by: アナログ熊さん | November 02, 2012 at 12:55

>アナログ熊さん

 おお、さすがですね。

 2002年ですと、フィルムカメラの優位性は保たれていたはずですから、町の写真屋さんはまだデジカメに手を出さなかったのではないかと思います。

 でもこのあたりからですよね、デジカメの品質があれよあれよといううちに向上しはじめたのは。

 ぼくがフィルムを使用しつづけたのは、2004年まででした。2005年にはもうカメラの世界は一変していたと思います。このあとはどうなるんでしょうね?

Posted by: 薄氷堂 | November 02, 2012 at 22:10

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