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September 06, 2012

Daily Oregraph: 帰り道

120906_01
 山花温泉へ行く。湯から上がるとグッタリして、全身の力が蒸発してしまう。それでも気力をふりしぼって、帰り道に撮った今日の一日一枚がこれ。

 東山魁夷画伯が描くと立派な作品になるけれど、これじゃどうしようもない(笑)。ただの道である。バカじゃないかと思う。

 しかしただの道ではあるが、ボンヤリながめていると、どこまでもテクテク歩いている気分にならないこともない。せっかく撮ったんだから、無理にでもそう思って一杯おやりなさい。

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Comments

こんな道・・・いいですなあ。憧れです。
これまで何度か北海道の道を走った時に、やはりこんな感じの道がいくつかあって、北海道に来たなあって実感したものです。
記事中ではご謙遜していらっしゃいましたが、思わず東山画伯のかの名画を想起いたしました。

Posted by: 三友亭主人 | September 06, 2012 22:45

確かに眠くなりますな。真っすぐすぎる道路は。
手前が少しでも高いとはるか彼方まで俯瞰できちゃいますが
このように水平では、永遠に続いて終わりのない道往きを感じさせます。


いいなあ。行きたいなあ。

Posted by: 根岸冬生 | September 07, 2012 18:52

昭和の太平洋炭鉱の画像検索をしていて辿り着きました。
春採駅近くの炭住に親戚が住んでいたので子供の頃の夏休みには毎年長期間遊びに行っていました。
懐かしくて懐かしくて涙が出てくるほど行ってみたい写真ばかりですね。興津の海などは本当に今すぐ写真の中に入って行きたいくらい懐かしいです。春採駅の上の方にあった炭住などの写真はお持ちではないでしょうかね・・・

Posted by: 春子 | September 07, 2012 20:50

>三友亭さん

 写真の出来はともかく、北海道らしい道であることはたしかですね。

 主要な道路の一本裏手に入ると、こんな道路があちこちにあります。いきなりとんでもなく遠いところに来たような気分になりますよ。

Posted by: 薄氷堂 | September 07, 2012 21:59

>根岸冬生さん

> いいなあ。行きたいなあ。

 スカイツリーみたいなしゃれたものはありませんけど、ぜひ。

 こういう道を行き倒れになるまで歩くのも悪くありませんよ。

Posted by: 薄氷堂 | September 07, 2012 22:02

>春子さん

 いらっしゃいませ。あいにく春採の炭住の写真は持ち合わせていませんが、来年あたりは興津も含め、カメラをぶら下げてあちこち歩いてみるつもりです。

 最近は住宅街など、どこへ行っても個性に乏しく、だんだん歩く楽しみが減ってきたように感じます。それでも記録を残しておけば、将来少しは値打ちが出るかもしれませんね。

Posted by: 薄氷堂 | September 07, 2012 22:08

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