Daily Oregraph: 春採湖畔 タネで遊ぶ
遠足かなと思ったら、どうやら写生に来たようであった。本日の最高気温は27.8度(@11:55)だったけれど、風があって気持がいい。
この奇妙な物体は、キツリフネの果実。右側に見えるサヤをつまむと、あらふしぎ、中のタネがはじけ飛ぶのである。ただしまだ完熟ではないから、反応はやや鈍かった。今週末あたりが遊びごろだろう。
ちょっとわかりにくいだろうから、手のひらにサヤをのせてつまんでみると、
こんなぐあい。
こちらはチドリケマン。実は昨日試してみたら、ちょっとふれただけで、サヤが一列すべて勢いよく飛んでいったのだが、今日はダメ。やはり週末まで待ったほうがよさそうだ。
ミヤマアキノキリンソウ。これは花の付き方にずいぶん個体差があるようだ。
名前がわからないから、アカトンボとしておこう。
さて今日もカブがふたつほど地上に顔を出していたので、簡単な炒めものにしていただいた。カブの茎はちょっと堅めだけれど、その歯ざわりがまたいいのである。
植物のタネで遊び、トンボを眺め、裏庭のカブを採って食う。田舎のじいさんの典型的な一日だね(笑)。
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Comments
カブを炒めるんですか。
そんな発想はなかったなあ。漬けたりたいたり味噌汁にしたり・・・
これも旨そうですね。今度試してみようかな。
・・・イタメつけたいカブもあるのですが・・・
Posted by: 三友亭主人 | September 04, 2012 22:22
う・・・庭の雑草の種が弾け飛ぶと思わず「くそ!」などと言ってしまうのですが・・・
自然の摂理の面白さではあるのですよねぇ。
新鮮なカブの美味しそうなこと!!
と思うも、自分で育てることは端から諦めています。
Posted by: りら | September 05, 2012 05:37
>三友亭さん
カブの葉は茎が堅いので、おひたしにするよりも、味噌汁に入れるか、炒めるかしたほうがいいように思います。いろどりがいいから、パスタに合うかもしれませんね。
> ・・・イタメつけたいカブもあるのですが・・・
冗談でカブ、カブといっていたら、最近TVであの顔を目にすると、ほんとにカブに見えてきました。縁起でもない(笑)。
Posted by: 薄氷堂 | September 05, 2012 09:40
>りらさん
おやおや、りらさんも植物の種で遊んでおいでとは。
> 自分で育てることは端から諦めています。
なあに、種を播いて水をやれば、確実に大きく育つものですよ。詐欺専門の政治家よりもはるかに信頼がおけます。
Posted by: 薄氷堂 | September 05, 2012 09:45
おお~茎ごとカブ炒め
ワイルドだぜぇ~。
葉っぱのほうが思ったより美味そうですね。
しかし、何ともステキな隠遁生活に思えます。
Posted by: 根岸冬生 | September 05, 2012 11:14
>根岸冬生さん
カブの葉はうまいですよ。葉っぱを主目的にすれば、雨風に弱い小松菜よりも育てやすいと思います。
> 何ともステキな隠遁生活に思えます。
すてきかどうかは大いに疑問ですが、わずらわしい人間関係から解放されることには千金の価値がありますね。
書物と食い物とアルコールさえ確保できれば(笑)、人間そう不満はないものです。
Posted by: 薄氷堂 | September 05, 2012 21:07