Daily Oregraph: 春採湖畔 秋の証明
最高気温25.4度(@13:30)。夕方からはずいぶん涼しくなった。
いまの時期、やはりこの花を無視することはできないだろう。ハンゴンソウ(反魂草)という名は、一説によると、幽霊がおいでおいでをしているような葉のかたちに由来するらしい。
こいつを見るたびに落語の『反魂香』を連想するけれど、葉っぱをくすべたって美人の幽霊が現れるとはとても考えられない。
アラゲハンゴンソウ。ハンゴンソウとは似ても似つかぬ花で、別名のキヌガサギクのほうがふさわしいと思う。
オオアワダチソウ。これはあちこちで見かけるのだが、ぼくはまだセイタカアワダチソウを市内で目にしたことはない。
先日チドリケマンの果実を掲載したが、これはキツリフネの果実。こちらは熟したのにふれると、サヤごと発射されるのではなく、中の種が勢いよくはじけ飛ぶのである。
おもしろくてやめられないから(笑)、ぜひお試しあれ。
アキノウナギツカミ。花はミゾソバと区別しにくいほどよく似ているけれど、葉のかたちがちがう。茎にトゲがあるからウナギをつかめるというのだが、まさかね。
この花が咲いたからには、もう秋でないとはいわせない。
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Comments
反魂草とはまた何やら恐ろしげな・・・
そちらの最高気温とこちらの最低気温がほぼ一緒ですねえ。まあ、こちらもあと一月もすれば、そのぐらいになるかとは思うのですが・・・
Posted by: 三友亭主人 | August 28, 2012 22:26
>三友亭さん
名前ほど気味の悪い花ではありませんが、あちこちで手招きしていますよ。
> そちらの最高気温とこちらの最低気温がほぼ一緒
そういう非人道的な土地(笑)には、夏場は近寄りません。第一まともに睡眠が取れないじゃありませんか。
Posted by: 薄氷堂 | August 29, 2012 09:57