Daily Oregraph: 春採湖畔 ズミの花散るころ
港まつり舟漕ぎ大会の練習をしているらしい。もうそんな時期になったのか。
ズミの花はすっかり散ってしまった。サクラと同じ仲間だからとはいえ、みごとな散り際である。
この写真を撮った直後、駐車場の前を通過すると、スコップさん率いる釧路マラソンクラブのみなさんがおそろいになっていた。鉄人スコップさんは相変わらずお若い。いつの間にか自分だけジジイになったような気分である。くやしいから写真は撮らなかった。
ネイチャーセンター前のヒオウギアヤメが見ごろになった。後ろのズミの木には、もちろん花は見あたらない。
エゾオオヤマハコベ。
ヤマブキショウマ。こちらが雌花である。
チシマアザミ。先月さとう公彦さんといっしょに鶴居軌道跡で見たのも、このチシマアザミにちがいない。
あのときはまだ花がまだすっかり開いておらず、下を向いていなかったので、うっかりゴボウじゃないかと申し上げたけれど、考えてみればゴボウは葉のかたちがちがう。それにゴボウの花は球形を保ち、中心だけが赤くなる。ぼくのかんちがいであった。
帰宅後裏庭で草むしりをしたあと、ギョウジャニンニクを見たら、またしてもアリがいた。このすぐあとに、もう一匹別の種類のやや大型のアリがやってきた。やはりアリはギョウジャニンニクを好むようだ。
またしても失敗写真で申し訳ないが、やや風が強かったうえに手が震え(笑)、50回以上シャッターを切ったのに、なんとか見られるのはこの一枚だけという情けない結果に終わってしまった。
明日はいま日本中から注目を浴びている(笑)小松菜の写真でもお目にかけることにしよう。
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Comments
風が強いときに、こんなふうに写真を撮るって難しいですよね。
私なんか、2.3度試してダメだったらあきらめちゃうところです。
Posted by: 三友亭主人 | July 02, 2012 06:13
>三友亭さん
特にギョウジャニンニクはほんの少しの風でもフラフラしていますから、風の強いときはむずかしすぎますね。困ったやつです。
デジカメだから損害はゼロだけど、フィルムだったら一本まるまるムダになるところですよ。
Posted by: 薄氷堂 | July 02, 2012 09:42