Daily Oregraph: 春採湖畔 付:小松菜速報
スイレン。アップで撮るには望遠レンズを用意する必要がある。お金のある方はサンニッパがよろしいかと(笑)。
ダイコンソウにはいくつか種類があり、これはオオダイコンソウだろうと思う。
今日もミヤマニガウリの葉の上にテントウムシがいた。両者の間になんらかの関係があることは、もはやまちがいないだろう。
どなたか研究テーマになさってはいかがだろうか。なんとか粒子の研究には目の玉の飛び出るような資金が必要だけれど、こちらはごく低予算でOK。ただし根気と時間は必要である。
ヒッグス粒子発見のニュースの陰でひっそりと葉を伸ばしつつある裏庭の小松菜。しかしバカにしてはいけない。ヒッグス粒子は食べられないけれど、こちらはもう少し成長すれば味噌汁の実になるのだから。
だが小松菜といえどもビッグバンのなれの果てにはちがいないから、ヒッグス粒子と無縁というわけではない。
To see a World in a grain of sand,
(一粒の砂に世界を見、)
And a Heaven in a wild flower
(一輪の野の花に天を見る)
これはその昔学校の教科書だったブレイク(William Blake)の詩集から拾った詩の一節である(なぜか本は新品同様(笑))。小松菜の葉にビッグバンを見るぼくにも、ひょっとしたら詩人の素質があるのかもしれないね。
だれだい、いま笑ったのは? 失敬な。
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Comments
いやあ・・・やっと小松菜らしくなってきましたね。
ここまでくれば、まず間違いはないでしょうね・・・
>小松菜といえどもビッグバンのなれの果て
確かにその通りですね。だからこそ同じビッグバンのなれの果ての私たちの体をも構成するのでしょう。
Posted by: 三友亭主人 | July 04, 2012 21:00
>三友亭さん
> ここまでくれば、まず間違いはないでしょうね・・・
だといいんですけどねえ。ジョウロで水を撒くと、斜めに傾いてしまうのもありますから、まだ気が抜けません。
雑草のたくましさを見るにつけ、小松菜君には、ビッグバンのなれの果てなんだからもっとしっかりしろといいたくなります。
Posted by: 薄氷堂 | July 04, 2012 21:50
ものすごくお久しぶりです
なんだか体調があまり良くなくて・・・臥せっていたのですが、久しぶりに薄氷堂さんとこを覗いてみたら
ほっとするかんじでした。
釧路ーーって かんじの話題と写真
カメラの性能が良いんですよねーー
植物の写真。素晴らしくて・・・!
野付ネイチャーセンターで植物画展、はじまりました。
7月1日から8月まで もし行くことがありましたなら・・・!
Posted by: ありす | July 07, 2012 11:03
>ありすさん
> カメラの性能が良いんですよねーー
5年前に買ったカメラに古いレンズをつけて撮っているのですが、まったく性能に不満を感じません。
もっともカメラを使っている本人のほうはポンコツで、性能に不満がないわけじゃありませんけど(笑)、文句をいってもはじまりませんよね。
> 野付ネイチャーセンターで植物画展、はじまりました。
野付半島にあるんですね? しばらく行っていないので、ドライブでもしようかな。もし行けたら植物画展を拝見いたします。
どうかお体を大切に。
Posted by: 薄氷堂 | July 07, 2012 20:48