Daily Oregraph: 春採湖畔 マイヅルソウ
いつもの場所にあるコウライテンナンショウを確認すると、根元のほうにちらりと白いものが見えた。おやおや、マイヅルソウではないか。
別の場所にまとまって生えるのは知っていたけれど、ここで確認するのははじめてである。たぶんこれまで見落としていたのだろう。
どんな場所に咲いているのかという情報も重要だから、二枚の写真を合成してお目にかけたい。
春採湖北岸、「友愛の並木道」という石碑のちょうど向かい側である。点々と白く見えるのがマイヅルソウ。
コウライテンナンショウをもう一株みつけたのでご報告しておこう。市立病院裏手の駐車場(トイレがある)の向かい側である。斜面に生えているから、これ以上は近づけない。
探せばきっとほかにもあるはずだ。ご幸運を祈る(笑)。
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Comments
こんにちは。
写真最後の「コウライテンナンショウ」ですが、
これはひょっとして「蝮草」ではありませんか?
蛇が首を上げてこちらを見据えている様子に、
ちょっとばかり似ているように思えるんです。
植物図鑑以外で、初めて見ました。
Posted by: 只野乙山 | June 15, 2012 10:42
>只野乙山さん
おっしゃるとおり、マムシグサです。図鑑によってはマムシグサとして載っていたり、コウライテンナンショウとして載っていたり、両方併記されていたりします。
牧野新日本植物図鑑の説明には、「偽茎面のまだら」に基づいて蝮蛇草(まむしぐさ)というのだ、とあります。
その「まだら」模様は6月11日の記事の写真をごらんになるとわかります。
Posted by: 薄氷堂 | June 15, 2012 20:33