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June 05, 2012

Daily Oregraph: 春採湖畔 コウライテンナンショウ

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 ときどき同じ景色を撮ると季節の移り変わりがわかるので、今年はこのあたりを定点撮影ポイントにしようと思っている。

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 エゾノウワミズザクラが見ごろである。花見の対象となるサクラとはちがってやや地味な花だけれど、さわやかな感じがして、ぼくは気に入っている。

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 さて本日の目玉はコウライテンナンショウ。この奇妙な植物は湖畔のあちこちに散在しており、ぼくも数度目にしているのだが、北岸の岸辺近くでみつけたのは今日がはじめてである。

 ここしばらくは、春採湖畔を歩いたあとで裏庭の地面に鍬を入れるというマジメな生活を送っている。これで酒をやめればあっぱれ優等生になれるのだが、世の中に優等生ほどつまらぬものはないから、やめるつもりはない。

 だから他人に優等生になれというつもりは毛頭ないけれど、バカはたいがいにしたほうがいい。どこぞの市長さん、まさにぼくの予想どおり、コロリと態度を変えて原発再稼働を容認したそうな。

 「夏のピーク時を乗り切ったら再び停止すべき」などと、つじつまの合わぬことをいっているらしいが、この人、本当に大丈夫なのだろうか?

 ふたたび露伴学人の『努力論』より、

 多人数の集会といふことは、換言すれば優良なる資質を有せる人よりも、優良ならざる資質を有せる人の多数なることで有るから、動(やや)もすれば甚だしき気の偏(かたより)を有している二三人が其の中に在つて突飛な言動を演ずると、其の気の偏の威力に動かされて、共鳴作用に類したる心海の波動を起し、そして各人が有して居る同じ気が発現し浮動しはじめる、やがて其の同気の発現浮動が五人より十人、十人より二十人と云ふやうに、漸々多数の人々の上に及ぶと、之を音響にたとふれば、漸々に洪大な音響を発して来たやうな訳に当るから、其の大音響に衝動されて、又々他の人々が気の絃(いと)の共鳴作用を起し、終(つい)には比較的健全平正な人々、即ち少量しか同じ其の気を有せぬ人々までも、強いて共鳴を余儀無くせられて騒ぎ立つに至り、一悪気一凶気が場を蓋うて、他の善気吉気が潜没して終(しま)ふの極は、随分狂妄愚陋を極めた事を演出するものである。

 事態の本質を恐ろしいほどぴたりと言い当てていると思う。酔うのは酒だけにとどめたほうがよさそうである。

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Comments

>酔うのは酒だけにとどめたほうがよさそうである

仰せのとおり私は日ごろ酔うのは酒にとどめております。

>バカはたいがいにしたほうがいい

まあ、たいがいなバカであっても、周囲に影響力を持たないならなんてことはないんですが、そうじゃないから困ります。

Posted by: 三友亭主人 | June 05, 2012 at 06:29

>三友亭さん

 どこぞのお方のやり口はいつも同じ。こうすればきっとこう批判されるにちがいないとあらかじめ読んで、まず最初にどやしつけて批判を封じてしまうわけですね。

 今回は、自分が無責任なのを棚に上げて、「批判は無責任」などと開き直っています。これは内心では自ら無責任だと思っている証拠です(笑)。こどもといっしょ。

 もののいい方も無礼だし、まるでセンスを感じませんね。案外小心な人なのかな。

 まあ、見かけ倒し(その見かけもたいしたことがないけれど)の威勢のよさにはだまされないのが賢明でしょうね。

Posted by: 薄氷堂 | June 05, 2012 at 08:26

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