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May 22, 2012

Daily Oregraph: 裏庭サクラ開花宣言

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 ものには順番というものがあるから、まずは今朝の春採湖畔から。ニリンソウはこんなぐあいである。まだツボミのほうが多い。これからしばらくの間楽しめるだろう。

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 ツルネコノメソウ。葉っぱのかたちをご記憶いただいてから、次へ進もう。

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 たいていは棲み分けしているのだが、ここではチシマネコノメも混じっていた。葉っぱまでそっくりだったら区別しにくいほどよく似ている。

 さてツルネコノメソウへの挨拶をすませたから、わが裏庭へ行って開花宣言しなくちゃね。

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 まだツボミは残っているけれど、エゾヤマザクラ開花。予算がないから花火は上げなかった。

 チシマザクラはまだツボミが固いままなので、花見はやめにした。その代わりまたしても枯草をゴミ袋ひとつ分片づけたが、まだたくさん残っている。泥沼の戦いである。

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 塀際に咲くわが家のオオバナノエンレイソウは、上品さにおいてはまさに非の打ち所がないと思う。けっしてひいき目ではない。

 しかし問題は背後の板塀である。非の打ち所というか釘の打ち所だらけ(笑)。ゆすってみたらグラグラしているので、あわててホームセンターへ走り、杭を数本買い求めて応急処置を施した。

 グラグラがクラクラくらいになったので、しばらくはもつだろう。素人の乱暴な応急手当ではいかにも見た目が悪く、板も全体に腐りかけているから、いずれ本職にお願いせねばなるまい。そのときに備えて宝くじは買っておいた(当たるつもりでいるところがすごい)。

 そんなことをしているうちにアッという間に午前中が過ぎ去り、本を開く気力を失ってしまった。こんなことをしていていいのかと、情けない気分になっていたら、

 春夏に於て体育を勤めた人は、秋冬に於て容易に脳を発達せしめ得るやうである。(中略)で、春夏に当つて、自然に逆らつて、余り肢体を働かさずに、余り多く脳を働かすと、其の人は脳の機能器質に疾患を起すに至るやうである。これは自然に逆行するが為に生ずるのでは有るまいか。動(やや)もすれば漫(みだ)りに脳を使つた人が、恰(あたか)も其の時期に精神的疾患を発したり得たりするやうである。(幸田露伴『努力論』より)

 さすがは露伴大人である。露伴説に従えば、季節には逆らわず、春夏には体をせっせと動かし、秋冬に頭脳を使えということになる。さもなければ脳の機能器質に疾患を起すというのだから、えらいことになるわけだ。

 しかし春夏に草むしりばかりして脳を使わず、秋冬になっても脳をフルに活動させなければ、いったいどんな恐ろしい結果が待っているのだろうか?

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Comments

秋・冬は・・・胃袋を使う季節ですよ。
なんてったって、食い物がうまい・・・

ということで私なんか一年中、脳味噌を使わないもんだから、大変なことになっちゃって・・・

Posted by: 三友亭主人 | May 22, 2012 at 23:02

>三友亭さん

 う~む、春夏にも胃袋を働かせ、秋冬には胃袋を酷使する人の存在は、さすがの碩学露伴先生も想定していなかったようです。

 全身の血液が拡張した胃に集中すればどんなことになるか……想像するだけでゾッとしますね。

 それが他人事ではないからなおさらです。ぼくのお腹も、すでに大変なことになっています(笑)。

Posted by: 薄氷堂 | May 23, 2012 at 10:52

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