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March 17, 2012

Daily Oregraph: 雨の夜のホッケ

 夕方から雨。こういう晩はしみじみとたべものの話でも。

120316hokke
 いわずとしれたホッケの開き。先日カレイといっしょにいただいたものである。全長42センチもあるから、もちろん一人では食べきれない(ペロリとたいらげる人もいるのだろうが)。

 干しかげんのいいホッケは身離れがいい。魚を食うのがへたくそな人にもやさしい魚なのである。脂の乗った身がうまいのはもちろんだが、焦がさずに焼けば皮もおいしく食べられる。歯が丈夫なら、骨だっていける。

 昔は東京あたりの田舎(笑)では、ホッケを知らない人が多かった。しかし東京はあらゆる意味で貪欲なマチだから、このうまい魚を放っておくはずがなく、いまではいくらでも食べられるらしい。

 別に一杯やらなくたってホッケはうまいものだ。晩飯のおかずとして一切れ食べたばかりの本人がいうのだからまちがいない。

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Comments

ホッケは私が小さい頃から静岡東部では普通に売られていましたよ~。
ポロポロはがれる身が大好きでした。
42cm!!すごいですねぇ。

そうそう、こちらでも縞ホッケというのが冷凍真空パックで売られています。
味は数段落ちますが、無いものは仕方ないので時々買って食べています。

Posted by: りら | March 18, 2012 at 13:26

>りらさん

 静岡は東京より開けていますから(笑)、古くからホッケを食べていてもふしぎはありませんね。

 こちらでもシマホッケは売っていますよ。これはこれで嫌いじゃありません。

 近い将来、アメリカでもホッケ定食がブームになったりして(?)。

Posted by: 薄氷堂 | March 18, 2012 at 22:43

ホッケについては少々思い出があって・・・

郷里にいたころ干物を食べるといえば、ホッケかカレイ、あるいはさんまのみりん干し・・・というのが定番だったのですが、大学に入り関西に来てからはそういった干物たちからは遠ざかり・・・しばらくの間は食べることなく、その存在すらも忘れていたのでした。

大学を卒業するかしないか・・・そんなころだったでしょうか。帰郷の途中、東京で神田の古本屋を回った後夜行電車の出発までの数時間で寄った居酒屋に「ホッケ」と書いたお品書き。懐かしさのあまり即注文。そして人はしつけて、その味の懐かしさにもう一つ注文。さらにもう一つ。結局三枚のホッケの開きを食べてしまいました。

今は関西でも簡単にホッケの開きが手に入るようになりました。ただ、あんまりおいしいのはないんですよね。サンマの開きもカレイの干物も・・・

Posted by: 三友亭主人 | March 18, 2012 at 23:04

沖縄の人はホッケをあまりありがたがらない。
なぜかというと「沖縄にも売っているさ」という。
知っているよ。一本100円くらいの冷凍。
かわいそうに……と僕は思う。
そんなホッケ、誰がありがたがって食うかい。
パサパサです。
先日、お世話になっている友人とお世話になった区長さんと
青年会の知り合い宛に
ホッケ十枚送ってやった。送料込みで福沢センセ飛んで行きました。
水産系通販でその店の一番大きいやつ。
おそらくグリルのガスコンロには入らないでしょう。
大丈夫、沖縄はアメリカ文化があるのでBBQという言葉もあります。
ビーチパーティ(BBQのことです)で焼け!と。
これで、皆さんがホッケは白身の淡白な魚だという価値観が壊れること信じて。

ちなみに、北海道には知り合いがたくさんいますが
みんな魚を食い散らすのです。
なんて贅沢な食い方を。罰当たりめと僕はいいます。
僕が食った後は、ホッケも秋刀魚も皿の上には何一つ残りません。はい。

Posted by: 根岸冬生 | March 18, 2012 at 23:13

>三友亭さん

 最近では流通の発達によって、全国の魚が手にはいるようになりましたけど、やはり魚は産地で食べるのがいいですよね。

> 結局三枚のホッケの開きを食べてしまいました。

 すごい! まるで水滸伝に登場する英雄みたいですよ。

Posted by: 薄氷堂 | March 19, 2012 at 00:18

>根岸冬生さん

 干物はたいていそうですが、特にホッケは干しかげんが重要です。干しすぎたものはダメ。身離れが悪く、パサパサしていますから、まるで別物になってしまいます。

 箸を入れると、ひとりでに身がスッと離れる。そこが値打ちなんですから。

 かつては養殖ハマチの餌にされたらしいですから、もともと決して高級魚じゃないんですけど、たまに無性に食べたくなることがあります。

> 北海道には知り合いがたくさんいますが
みんな魚を食い散らすのです。

 遠慮はいりません。拳骨の二三発も食らわせてください(笑)。

Posted by: 薄氷堂 | March 19, 2012 at 00:25

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