Daily Oregraph: 定点撮影 2月19日
なあんだ、またかよ、なんていいっこなし。定点撮影はつづけることに意義があるからだ。
ほらね、また氷が南埠頭に戻ってきた。
港町岸壁。南埠頭もそうだったけれど、ちょっぴり氷の勢力が衰えてきたような気もする。
中央埠頭と北埠頭の間から南を見る。画面右上に見えるのは北埠頭東側岸壁の日通倉庫。
こちらはごく薄い氷ではあるが、港の南北ともに氷が見られるのはめずらしいと思う。
北埠頭西側岸壁から直線部および副港方面を見る。ここもまた、ちょっと厚めのオブラートのような氷である。
さてこのブログをごらんの方なら、青空の見える写真の多さからも納得してくださると思うが、冬の釧路は天気がよく、空気もさわやかなので、たいへん気分がいい。
涼しい夏の間だけ当地に滞在される方が増えてきたのはうれしいけれど、心身ともに爽快な冬を敬遠するのは実にもったいない話だと思う。だいたい零下10度台なんてあなた、シベリアや満州を思えば、寒いうちには入らないのだから。
問題は凍結路面だけだなあ。これはなんとかしなくちゃいけないと思うけど、ツルハシならいつでもお貸ししますよ。
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Comments
出来れば寒いときには北に・・・そして暑いときにも木谷とは心がけていて・・・
何時かは冬の北海道と思いつつ・・・
やっぱり氷点下10数度じゃあなんて怖気づいてしまっています。もっともそれよりも財布の方が怖気づいてしまっているのが大きな原因ではありますが。
Posted by: 三友亭主人 | February 19, 2012 23:11
>三友亭さん
釧路は北海道でも特別涼しいですから、近年夏の間だけこちらで過ごす方が増えているようです。
まことに結構なことではありますが、部屋の需要が夏期だけというのは、ビジネスとしてはむずかしいですよね。
ええい、面倒だ! ……そうです、いっそ定年後にこちらに移住なさってはいかがかと(笑)。
> やっぱり氷点下10数度じゃあなんて怖気づいてしまっています。
そちらの真夏の35度よりもはるかに過ごしやすいことは、このぼくが保証いたします。
少なくとも家の中は快適そのものですから、万葉集のご研究もはかどることうけあいです。
Posted by: 薄氷堂 | February 20, 2012 08:55
この氷が厚く厚く太平洋を覆って・・・・
歩いての帰国も夢じゃない!!って・・・何アホなこと言ってるんだ!!ですけれども。
シベリアや満州を思えば・・・っひゃーー!!
思いたくない~!←氷がはればなどと言っている人間の言葉とも思えませんわねぇ。
たびたび恐れ入りますが、今回のお返事は如何でしょう?
そのまま返信いたしましたので、アドレスに間違いは無いはずですが・・・
Posted by: りら | February 20, 2012 17:23
>りらさん
氷なら途中で融けてしまうんですけど、TVのニュースによりますと、アメリカ西海岸に日本の(震災による?)瓦礫の一部らしきものが漂着しはじめたとか。驚きました。
なお第二のアドレスのほうにご返信くださったメッセージは無事届きました。お手数をおかけして申し訳ありません。
Posted by: 薄氷堂 | February 20, 2012 20:11