« Daily Oregraph: 阿寒を望む | Main | Daily Oregraph: 冬枯れの翁 »

January 09, 2012

Daily Oregraph: 【特集】 臨港鉄道と石炭列車 (14)

 最終回は写真特集である。これまでの連載記事中に掲載しなかった写真のみを掲載するが、過去に別の場所で発表ずみの写真も一部まじっていることをあらかじめお断りしておきたい。

ディーゼル機関車編

D401_011229

   2001年1月29日撮影 D401(知人にて)

D401_050114a

D401_050114b

   以上2005年1月14日撮影 D401運転室内(春採駅にて)

De601_011229

   2001年1月29日撮影 DE601(知人にて)

De601_050114a

De601_050114b

   以上2005年1月14日撮影 DE601運転室内(春採駅にて)

D801_050305

   2005年3月5日撮影 D801(観月園付近)

 D801は『臨鉄60年の軌跡』には登場しなかったから、昭和59年以降に導入された機関車である。

釧路コールマイン構内編

Kcm_050114a

Kcm_050114b

 太平洋炭礦時代の施設がそっくり残る貴重な遺産である。21世紀にいることを忘れさせる景色はすばらしいとしかいいようがない。ぼくは夢を見ているような気分になって、しばし茫然としていたことを覚えている。


Kcm_050114c_2

 これは函車。平坦な場所ではつぎにお目にかける電車によって、斜坑ではワイヤーによって牽引される。資材運搬用だが、ズリを運ぶのに用いられることもあるらしい。

Kcm_050114d

Kcm_050114d2

Kcm_050114e

 パンタグラフのあるれっきとした電車である。釧路市内に電車が走っているとは驚きであった。

Kcm_050114f

 こちらはバッテリー・ロコと呼ばれているらしい。ロコは locomotive の略だろうか。

Kcm_050114g

   以上2005年1月14日撮影

 ごらんのとおりバッテリーがぎっしり。

最後に


 このたびは臨鉄の社史を通じて郷土史のおさらいをさせていただいたけれど、釧路市民であるにもかかわらず基本的な知識に欠けるところが多く、いささか消化不良気味の連載に終わってしまった。今後とも臨港鉄道には関心を持ちつづけ、新しい資料を探すなどして、乏しい知識に肉づけしていきたいと思っている。

 なお臨鉄の詳細な歴史を公にしてくださった太平洋石炭販売株式会社には心より感謝申し上げるとともに、貴重な写真を勝手に転載するなどの無礼については、どうかご容赦のほどお願い申し上げます。もしご指摘があればただちに削除いたします。

 最後に地味な保線作業に従事されているみなさまに敬意を表して、作業中の写真をお目にかけたい。

Hosen_090405a

Hosen_090405b

   2009年4月5日撮影

(おわり)

【付記】

 2005年1月14日付けの春採駅構内の機関車運転室内、釧路コールマイン構内の写真は、すべてご許可をいただいて撮影したものであることをお断りしておきます。当日ご案内くださったスコップさんには、あらためて感謝申し上げます。

|

« Daily Oregraph: 阿寒を望む | Main | Daily Oregraph: 冬枯れの翁 »

Comments

ついに最後までやって来ちゃいましたね。

あまり鉄道に関しては素養もなく、これといった発言を寄させて頂くこともできませんでしたが、鉄っちゃん気味の我が愚息には興味深かったらしく、毎回欠かさず熟読玩味していたようです。

Posted by: 三友亭主人 | January 09, 2012 at 22:21

>三友亭さん

 ありがとうございます。

 ぼくも鉄道の素養はゼロ。いわゆる鉄ちゃんとはとてもいえませんが、散歩の途中で列車をみかければ、つい反射的にシャッターを切ってしまいます。やはり男はメカニズム好きなんじゃないでしょうか。

 ご子息にお読みいただいていたとは光栄です。お父様に似ず、いや失礼(笑)、よく似た出来のよいお方と拝察いたします。

Posted by: 薄氷堂 | January 09, 2012 at 23:30

是非、また写真を撮りに行きましょう。

Posted by: スコップ | January 12, 2012 at 17:59

>スコップさん

 どうもありがとうございます。喜んでご一緒させていただきますので、ぜひお声をかけてください。

 気嵐の朝に早出をされているようで、ほんとうに頭が下がります。ぼくは早くも怠け癖がついて、急速にボケはじめてきましたよ(笑)。

Posted by: 薄氷堂 | January 12, 2012 at 20:10

初めまして。
いつも素敵な写真を拝見しています。
D801ですが、元々は雄別鉄道が新規に導入した機関車で、雄別鉄道の廃止後、北埠頭〜新富士〜西港間で営業していた釧路開発埠頭で運用されていました。その後、釧路開発埠頭も廃止となり、太平洋石炭販売輸送に譲渡されたと聞いています。
雄別鉄道の生き残りが現役で頑張っているというのは、個人的には嬉しいですね。

Posted by: goiken | January 13, 2012 at 23:12

>goikenさん

 貴重な情報をいただきまして、どうもありがとうございます。

 そうですか、D801は雄鉄で使用していた機関車だったのですね。

 ぼくの通った事務所は、西港に移るまで埠頭ビル内にあったものですから、北埠頭~新富士~西港間の線路はよく覚えております。埠頭ビルの手前に踏切がありましたね。なつかしいです。

 当時は写真にあまり興味がなかったものですから記録がなく、残念なことをしました。

Posted by: 薄氷堂 | January 14, 2012 at 08:55

The comments to this entry are closed.

« Daily Oregraph: 阿寒を望む | Main | Daily Oregraph: 冬枯れの翁 »