Daily Oregraph: 知人のフキノトウ
昨夜はほんの数センチの積雪だから、君火を焚けというほどには降らなかったけれど、一応家の前の除雪はすませておいた。
午後からは今年はじめて知人(しりと)へ散歩。臨港鉄道沿いのいつものコースである。われながらよくまあ飽きもせずと思わぬでもないが、今日はちゃんと目的があった。
フキノトウである。知人の崖では毎年2月にフキノトウを確認しているのだが、例年2月の開きぶりからして、たぶん1月にもみつかるのではないかと予想したわけだ。
ほら、やっぱりフキノトウが顔を出していた。これは必ずしも温暖化のせいとはいいきれず、まさか1月に……という思いこみがあるため、いままで注意して見なかったから気づかなかったのではないだろうか。
日当たりのよい崖には早くもフキノトウが開いていたとはいえ、知人の浜はやはりうらさびわたる気色であった。
今年一年この海が穏やかであることを祈る。
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Comments
穏やかな海を見ると・・何かしらありがたさを感じてしまうようになりました。
といっても、この1年、海を見たのは9月に帰郷した時と、琵琶湖(まあ海みたいなもの)に行った時ぐらいなんですが・・・・
特に・・・一番下の写真にもあるような冬の海の静かなのって、見ているだけで穏やかな気持ちになります。
フキノトウは・・・ちょうど去年の一月に食べて以来ですかね・・・葛城さんの麓にある料亭でてんぷらを一つ・・・無茶苦茶鮮烈な香りで目が覚めるような思いをしたのを覚えています。まあ、好みの問題ですが、あれほど鮮烈なものは一年に一度ぐらいで十分ですね。
ということで・・・今年もそろそろ食べたくなってきたような・・・・
Posted by: 三友亭主人 | January 08, 2012 07:58
>三友亭さん
地震や津波はもう勘弁してほしいものですが、当地方も地震多発地帯なので、いつ揺れるだろうかという不安はあります。
フキノトウは時期になると気味が悪いほどボコボコ顔を出しますので、採って食べようという気にはなれませんね。でも天ぷらだったらいけるかな。うまそうに揚がったら呼んでくださいね(笑)。
Posted by: 薄氷堂 | January 08, 2012 09:26