« Daily Oregraph: 冬のイヌホオズキ | Main | Daily Oregraph: 【特集】 臨港鉄道と石炭列車 (10) »

December 16, 2011

Daily Oregraph: 【特集】いなり小路いまむかし

 トロチコさんがコメントにお書きになっていた「いなり小路」の写真を一挙公開することにした。

 過去に掲載した写真も含まれていることをあらかじめお断りしておきたい。また写真をあらためて見直してみると、いかにもヘボではあるが(笑)、どうかご容赦いただきたいと思う。

70s_inarikoji01

 1970年代前半~中頃のいなり小路。いわゆるハーフ判のネガなので解像度はいまひとつだが、繁ちゃん食堂の看板を等倍でチェックすると、

 
豚丼 2?0円    カレーライス 130円   カツ丼 2?0円
 玉子丼 150円  うどん 60(?)円


などと読み取れる。たかが看板とバカにせず、ちゃんと読めるように記録すべきであった。反省。

00080534

00080535

   以上2000年8月5日撮影

020427n09

   2002年4月27日撮影

 右手に見えるまんじゅう屋さんは、昔はたしか「大島まんじゅう」という店名だったと思う。もちろん持ち帰りもできたが、店内で熱いほうじ茶を飲みながらアンマンを食べるのが楽しみだった。

020727n06

   2002年7月27日撮影

 お店には入れ替わりがあったけれど、2002年までは稲荷小路は健在であった。

030602n04

   2003年6月2日撮影

 小路はほとんど取り壊され、駐車場ビルの建設が行われている。

061029_01

   2006年10月29日撮影

 東側から見るとよくわからないが……

070511_01

   2007年5月11日撮影

西側から見るとこのとおり。いなり小路は跡形もなく消滅してしまった。効果のほども疑われる再開発によって、釧路は魅力ある小路をひとつ失ったのである。

070906_01

   2007年9月6日撮影

110130_01

   2011年1月30日撮影

 かくして「いなり小路」の看板と無趣味な空間だけが虚しく残ることになったのである。こどもの頃この小路で「おかめ」の超固ゆでラーメンを食べた思い出のあるぼくは、町にも市民の心にもぽっかり穴が開いたのではないかと思う。

|

« Daily Oregraph: 冬のイヌホオズキ | Main | Daily Oregraph: 【特集】 臨港鉄道と石炭列車 (10) »

Comments

ありがとうございます。なんだか急に現実を見て寂しくなりましたね。あの頃はいなり小路や、近くにあったパチンコ屋さんで、みゆき?だったかなうろちょろしていた頃を思い出します。
完全に消滅したのですね。共同トイレとかもあったと思いますが、跡形も無くなってまたひとつ釧路の良き名所が消えましたね。隣の商店はまだ営業していたのですね。唯一記憶にあるのは店にあった公衆電話の上に財布が置いてあり拾ったことでしょうか?

Posted by: トロチコ | December 17, 2011 at 06:51

一番上の白黒をよく見ると、釣り堀なんて看板がありますね。

こんな街中にいったい何の釣り堀があったんでしょうね。

そこで釣ったものを隣の居酒屋で料理してもらって食べてたりして・・・・

Posted by: 三友亭主人 | December 17, 2011 at 21:23

>トロチコさん

 ほんとになつかしいですね。いなり小路はぼくの大好きな場所でした。

 再開発するなら、駐車場ビルなんかを建てずに、いなり小路の魅力を高めて、赤ちょうちん横丁のように釧路名物として売り出すべきではなかったかと思うのです。

>三友亭さん

 その釣り堀なんですが、ぼくも入ったことがないのでわかりません。しかし狭すぎてお話にならなかったと思いますよ。

> そこで釣ったものを隣の居酒屋で料理してもらって食べてたりして・・・・

 さすがは呑み助の発想ですね(笑)。

Posted by: 薄氷堂 | December 18, 2011 at 00:17

The comments to this entry are closed.

« Daily Oregraph: 冬のイヌホオズキ | Main | Daily Oregraph: 【特集】 臨港鉄道と石炭列車 (10) »