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November 05, 2011

Daily Oregraph: 紫雲台付近を歩く (11/3)

 紫雲台には毎年墓参りに行っても、そこから先、つまり東側まで歩いたことのある方は案外少ないのではないだろうか。かく申すぼく自身、いくら検事さんに責められたって、行った記憶はございませんとお答えするしかない。

 しかしそれでは市民のはしくれとしていかにも情けないから、11月3日文化の日を期して、ついに取材を決行したのであった(おおげさな……(笑))。

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 例によって、物好きな読者諸君のために、当社測量部作成の略図を用意した。写真には番号を付したので、略図を参照しながらご覧いただければ幸いである。

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               写真(1)

 少しは運動するつもりで、車を管理事務所前の駐車場に停めたけれど、ご存じのとおり、墓地の東端(写真の右側)にも広い駐車場がある。

 では公営住宅の手前から右に曲がって海の方向へ向かおう。

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               写真(2)

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               写真(3)

 このあたりはちょっとした住宅地になっている。いまはモダンな住宅が建ち並んでいるけれど、30年ほど前はつげ義春好みの景色だったのではないだろうか。

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               写真(4)

 ほらね、ちょっといい感じ。写真右手には砂利を敷きつめた昆布干場がある。


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               写真(5)

 広い昆布干場におじゃまして、崖の先端まで行ってみよう。


 なお最近のデジカメの解像度の高さには恐るべきものがあり、こういう絵柄だとファイルサイズがとんでもなく大きくなる。これでもかなり圧縮してあるのだが、パソコンによってはファイルを開くのに多少時間がかかるかもしれない。あらかじめご了承いただきたいと思う。

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               写真(6)

 ここはちょっとした谷になっており、向こう側は紫雲台ではなく興津(おこつ)に区分される。もっと広い浜があれば、ここには小集落ができていたにちがいない。

 かなり急な斜面だが、途中まで細い道がついているし、無理をすれば海岸まで降りられないこともなさそうだ。しかし年を考えて(笑)、無茶はしないことにした。

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               写真(7)

 画面左手に四角いトンネルの口のようなものが見えるのはなんだろう? 防空壕を作るような場所でもなさそうだから、暗渠なのかもしれない。

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               写真(8)

 気になるから(笑)アップで一枚。ご存じの方がいらしたら、ぜひお教えいただきたいものである。


 それにしても、上の写真を見るかぎり、ここはとても釧路市内とは思われない。いや、とても21世紀の景色には見えないのではないだろうか。

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               写真(9)

 崖っぷちをあとにして住宅地をしばらく進み、振り返ってみる。放し飼いにしてある犬にキャンキャン吠えられた。人を見る目のない犬である。

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               写真(10)

 公営住宅の間にある坂道を下ってみた。ひょっとしたら海岸近くまで行けるかもしれないと期待したのだが、

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               写真(11)

そうは問屋が卸さず、道ここに尽きる。「売地」の看板をよく見ると、土地を管理しているのは釧路総合振興局の農業支援係となっている。ろくな作物もできそうにないが、ここは農地なのだろうか。

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               写真(12)

 看板の向こうから撮った景色がこちら。海岸まではまだかなり距離がある。残念ながらアクセスはたいへん困難のようだ。

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               写真(13)

 いま来た道を振り返って見ると、草むらの向こうはやっぱり21世紀。落差が激しい。

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               写真(14)

 取材を終えて墓地の管理事務所に戻る。駐車場にはぼくの車一台だけ。

 管理事務所は休憩所も兼ねており、初めて中へ入ってトイレをお借りしたのだが、管理人さんはとても親切な方だった。怪しい訪問者(笑)を暖かく迎えてくださったことに感謝したい。

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Comments

紫雲台とはまた、墓地にぴったりの地名ですね。地名ありきの墓地なのか?墓地ありきの地名なのか?

それにしても、同じ市内にありながらなかなか足を踏み入れたことがない所ってありますよね・・・・特に地形的に無理があるわけじゃあないのになんとなく行っていない・・・まあ、行く必要がないから行かないだけなのかもしれませんが・・・・

今回の薄氷堂さんの御勇気、敬服いたします。

Posted by: 三友亭主人 | November 06, 2011 09:00

>三友亭さん

 地名の由来はわかりませんが、やはり墓地の存在と関係ありそうですね。

 まあ、こんな場所を撮影して歩くおじさんは……はっきりいって怪しいです(笑)。

 しかし地味な地区の景色は、だれかが意識的に撮影しないと記録に残りませんから、ほんの少しは価値があるかもしれませんね。

Posted by: 薄氷堂 | November 06, 2011 18:56

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