Daily Oregraph: 神様お神酒に酔う
2011年11月29日。
ひさしぶりに幣舞橋を渡り、この日はいつもとは逆方向にレンズを向けた。いよいよ冬だから、「冬」の像を入れてみたのである。
なにも方向を変える必要はないじゃないか、とおっしゃるかもしれないけれど、この像はこちらから見るのがぼくの好みなのだ。
ふつうに撮ればこんなぐあいだろうか。しかし問題は像の高さである。もう少し低く置かれていたらいいと思うのだが、これじゃちょっと高すぎるよ。おねえさんの鼻の穴をのぞいてどうしようというのだ。
この種の像はどうしてたいてい仰ぎ見るように設置されるのだろうか? 芸術はできるだけ目の高さに近く見たいのである。しつこいようだが(笑)、何度でも繰り返していいたい。
物好きにも通らなくたっていい路地をわざわざ通って、
ハタハタの塩焼を食べて来ましたとさ。このハタハタ、立派である。並みのサイズではない。
当然のごとく、芋焼酎数杯(数えていなかった(笑))。ついでにお神酒も一合ね。この夜の仕上げは、別のお店でバーボン。いつの間にか日付が変わっていた。
一文無大神がそんなゼイタクをしていいのか? いいんだよ。信仰の篤い氏子が気前よく勘定を済ませてくれたのだから。
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Comments
ありがたい氏子がいらっしゃってよろしいですなあ・・・
なんと立派なサイズのハタハタなことでしょうか。
私もこれから目刺で麦焼酎をぐいっといくことにします。
Posted by: 三友亭主人 | November 30, 2011 22:15
>三友亭さん
魏志倭人伝に「人性嗜酒」とあるように、わが国には古来より酒をたしなむという美風があります。
しかも酔っ払っていれば早死にするかというと、さにあらず、邪馬台国では寿命が「或百年或八九十年」というからビックリですね。いくらなんでもホラじゃないかと思いますけど(笑)、この点において、日本の学界が東西で対立したという話は聞きません。まことにめでたいお国ではありませんか。
人が死ぬと「喪主哭泣」するのはあたりまえとして、「他人就歌舞飲酒」というのはすばらしいですね。シャレています。思いの外文化が開けていたにちがいありません。
お神酒飲むべし。
Posted by: 薄氷堂 | November 30, 2011 23:11