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November 23, 2011

Daily Oregraph: 沼尻から観月園へ

 いつものように旧柏木小学校裏に車を停め、今の季節ならふつうは湖畔を一周するのだが、臨港鉄道に敬意を表して(?)、まずは沼尻の鉄橋へ、それから観月園跡をめざすことにした。

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 いつに変わらぬ景色だが、この鉄橋が昭和9年に完成(正確には木造からの改築工事)したという新知識を得たあとでは、やはり見る目がちがってくる。ちょっとした文化財のように思えるのである。

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 上図は昭和49年に釧路市が発行した『釧路叢書 第十五巻 春採湖』より転載したものである。これによると、沼尻駅は鉄橋の少し手前(つまり西寄り)にあったらしい。

 このあたりは埋立されたらしいが、すでに明治期から昭和20年代まで、炭礦の発展とともにズリ(ボタ)の投入によって湖の南岸は埋め立てが進んでいたという。もちろん現在湖の水質は大幅に改善されているので念のため。

 なお『春採湖』には初期の石炭湖上輸送のありさまが詳述されているので、いずれ特集記事に補足としてご紹介したい。

 おっと、今日は散歩だからお勉強はここまでにしよう。

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 鉄橋を過ぎて少し東へ進むと、まもなく右手に丘への上り坂があらわれる。ひとつ上の写真では手前の丘へ至る道である。観月園はもうひとつ先の丘にあたる。

 以前この丘から湖畔へ下ったときの写真を掲載したことがあるけれど、下ると上るではおおちがいだ。けっして急な坂ではないが、このところ体重オーバー気味だから、正直いってちょいとつらかった。体重プラス老化だな(笑)。

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 丘のてっぺんに着いて間もなく、釧路市鳩ケ丘会館という建物が見えてくる。すぐ近くに小鳩町内会の案内板が立っていた。

 このあたりは春採一丁目のはずだから、なぜ鳩が登場するのかはよくわからない。鳩ケ丘という地名は定着しているのだろうか。

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 もう11時に近いというのに、水たまりはまだ半分凍ったままだった。冬の到来を実感する。

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 草むらや小さな畑の間を縫うようにつづく踏分道を歩いて観月園跡に到着。かつては一種の自然公園のような場所だっただけに、いつ来てもこの変わりようには目を疑うしかない。

 通りに面してパチンコ店、回転寿司、コンビニが建ち並んでいる。たしかバッティングセンターがあったと記憶しているけれど見あたらない。この場所は案外店舗の入れ替わりが激しいから、もう閉鎖したのだろうか。

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 表通りに出る。写真は西を見たところだが、この通りは道道釧路環状線(113号線)。東へ走ると道道根室浜中釧路線(142号線)、つまり北太平洋シーサイドラインへ接続する。

 本日の散歩はここまで。113号線を写真の方向に歩いて車に戻ることとした。

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 まもなく沼尻橋である。

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 沼尻橋上から沼尻川鉄橋を見る。この小さな水路は地図には春採川とあるが、沼尻川と呼ばれることもあるようだ。

 さて明日からはまたにわか勉強である(笑)。

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Comments

あれ?バッティングセンターがない。
たしか、日本に此処しかないゲームの機械があって、それをプレイするだけのために全国からマニアが来てたはず。ハローマックもセイコーマートになってるし・・・。いろいろ変ってますね。

Posted by: 佐々木@東京 | November 24, 2011 at 05:31

なんかそちらの方が揺れていたみたいですが・・・大丈夫ですか。

以前は地震に対してかなり鈍感だったのですが、最近は妙に敏感になってしまってちょいと困っています。

Posted by: 三友亭主人 | November 24, 2011 at 22:48

 今夜は写真探しをしているうちに時間が経ってしまったので、ブログはお休みです。

>佐々木さん

 そうなんですよ。たしかあったはずなんですけど。

 ここはレンタルビデオの店があったり、靴専門のスーパーがあったりした時期もありますが、どちらもいつの間にか姿を消しました。商売を選ぶ場所なのかもしれませんね。

 回転寿司のお店は繁盛しているようですが。

>三友亭さん

 ご心配いただきましてありがとうございます。

 釧路はたしか震度3(体感上は震度2くらい)ですから、おかげさまでたいしたことはありませんでした。

Posted by: 薄氷堂 | November 24, 2011 at 23:07

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