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August 07, 2011

Daily Oregraph: 2011-08-07 春採湖畔

 今日の最高気温は24.5度だからそう暑くはないはずだが、なにしろ湿度が高い。体がベタベタするのである。

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 ひさびさの春採湖畔。もちろん目的はミヤマニガウリである。ちいさな花があちこちに咲いていた。

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 ミヤマニガウリの花は側面から見るべきである。正面からだとあまり美的とはいえないからだ。

 春採湖畔で見られるのは両性花。「
雄しべ3個、花柱は3裂し裂片の先がさらに2裂」(滝田謙譲『北海道植物図譜』)している。

 ミヤマニガウリには雄花もあるらしいのだが、ぼくはまだ見たことがない。死ぬまでに一度は見たいと願っているけれど、夢がかなうかどうかはおおいに疑問である。

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 ミヤマニガウリと昆虫……今日はハサミムシである。なんとなく気味の悪い虫だが、春採湖畔ではこいつをよく見かける。あまり気は進まないけれど、記録と割り切ってパチリ。

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 よく見かけるといえば、この小さなカタツムリもそうだ。たいていは殻の中にすっぽり隠れており、このようにツノを出しているのはめずらしい。

 カタツムリがはい回っているのはイケマの葉である。右下に花が見える。

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 ヨブスマソウ。これから花が咲くところである。地味な存在だが、どうか博愛の精神でよろしく。

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 今日の新顔はキツリフネ。このほか写真は割愛するけれど、エゾフウロ、ホザキシモツケ、エゾノレンリソウなど。北岸沿いではクサフジが花盛りであった。

(Nikon D200 + Ai Micro 55mm F2.8S)

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Comments

こんにちは。
かたつむりの写真を拝見、
なれど殻の形がちょっと違うような……
いやこれは、まだ小さい子供のかたつむりですかね。

身体が半透明ですね。
近ごろはかたつむりもなめくじもあまり見かけません。
というか、たぶんいるのだろうと思いますが、
彼らの傍を慌ただしく通り過ぎる毎日。

かたつむりのように、と、
いつも思っているのですが、
つい、いらいらしてしまうことが多いです。

Posted by: 只野乙山 | August 11, 2011 at 20:32

>只野乙山さん

 そうなんですよ。こどもの頃雨上がりにみかけた大型のカタツムリとはずいぶんちがうんです。

 おっしゃるとおり、まだこどもなのかも知れませんが、春採湖畔ではこれ以上成長したものをまだ目にしておりません。種類がちがうのかもしれませんね。

 昔はふつうにいたナメクジも、ここ数十年見たことがありません。人間はずうずうしく生き残っているんですけどねえ。

Posted by: 薄氷堂 | August 12, 2011 at 08:28

なんて可愛らしい華奢なキツリフネなんでしょう。心がゆったりしてきます。「植物の癒し」を感じます。
14日に山花リフレで植物画講座をしますよ。
個展も開催中なので、お風呂に入りにいらして、ついでにボタニカルアートをご覧下さい。

Posted by: ありす | August 12, 2011 at 13:47

>ありすさん

 ツリフネソウはあでやかで色っぽいのですが、キツリフネはやや地味かもしれませんね。しかし日陰にぶら下がっているところは、真昼の幽霊のような風情があって悪くないと思います。

 14日はリフレに行けませんが、来年からはフリーになりますので、出不精なぼくも個展におじゃまする機会はきっとあると思います。

Posted by: 薄氷堂 | August 12, 2011 at 21:30

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