Daily Oregraph: 2011-08-16 イヌホオズキを切る
なかなかかわいらしい実だとお思いにはならないだろうか。このかたち、いかにもナスビの仲間である。
今日はあいにくの雨だったので現場での撮影はあきらめ、小降りになったときをねらって、イヌホオズキらしき植物の実を一房だけ失敬してきた。サイズを測定するためである。
天気のせいで室内がひどく暗く、三脚なしで撮影するのは一苦労であった。画像がザラついているところは、どうかご勘弁いただきたい。
5個の実はサイズが微妙に異なるけれど、一番小さいもので径約 6mm、ほかは 7~8mmというところであった。写真の実はほぼ 8mmである。
アメリカイヌホオズキの実は一回り小さく、径 6mm内外というから、これは在来種のイヌホオズキと見てまちがいなさそうである。
当ブログはハッタリなし、タイトルどおりイヌホオズキを切ってみた。みずみずしい感じがするので試食してみようかとも思ったが、「イヌ」ホオズキというからにはまずいにちがいなく、やめにしておいた。
実が熟したらタネがどうなっているか確認したい。お願いだから草刈りしないでくれよ。
(Nikon D200 + Ai Micro 55mm F2.8S)
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Comments
イヌホオズキはナス科です。鉄紺色に熟すと、猛毒になった証です。
Posted by: ありす | August 18, 2011 01:15
>ありすさん
いかにもナス科の花ですよね。ジャガイモの花にもそっくりです。
実が熟すと有毒になるのですか。だいたい名前に「イヌ」のつく植物には有用なものはありませんから、気をつけなくちゃいけませんね。
Posted by: 薄氷堂 | August 18, 2011 08:32