« Daily Oregraph: 2011-06-03 コモン・センス | Main | Daily Oregraph: 2011-06-05 捨てる »

June 04, 2011

Daily Oregraph: 2011-06-04 春採湖畔

110604runners
 午前中は天気予報がよいほうに外れ、太陽が顔を出したので、春採湖畔へ出動した。

 歩く人々、走る人々、清掃ボランティアの人々……そして、植物を観察する人々。たまにカメラを手にしたおじさんがまじっているのはほほえましい(?)。

110604konronso

 コンロンソウ(アブラナ科)が咲きはじめていた。コンロンとは崑崙山脈のコンロンである。

 崑崙草。なぜこの名がついたか不明。あるいは花の白さを崑崙山の雪にたとえたものか。(牧野新日本植物図鑑)

110604ezosuguri

 エゾスグリ(ユキノシタ科)の小さな赤いベル。文字どおり鈴なりである。この花は、色といいかたちといい、ちょっと異色の存在だと思う。

110604uwamizu01

 エゾノウワミズザクラ(バラ科)はどうなったかというと、緑はいっそう濃さを増したけれど、

110604uwamizu02

まだつぼみのままで、例年よりも開花が遅れているようだ。

110604nirinso01

 ニリンソウ(キンポウゲ科)は花盛り。みごとである。これだけを見るために出かける価値があると思う。

110604nirinso02

 春採湖畔名物の緑色のニリンソウ。数が多いからすぐにみつかるだろう。緑色の度合いもがく片のかたちも一定しないので、ミドリニリンソウとして独立させるのは無理があるように思う。一種の奇形だろうが、あと千年もしたらどうなるのかという興味はある。

110604uraniwa

 こちらはわが裏庭自然公園。雑草の背丈がずいぶん伸びてきたので、主を失ってすっかり荒れ果てた庭のように見えるのが悲しい。

(Nikon D200 + Ai Micro 55mm F2.8S)

|

« Daily Oregraph: 2011-06-03 コモン・センス | Main | Daily Oregraph: 2011-06-05 捨てる »

Comments

いやあ・・・どれもこれも可憐だ。
こちらで見ることのないはなばっかりで・・・
目を楽しませてもらっています。

この時期のすがすがしい緑の中ではこんな小さくて白い花々が映えますよね。

ところで、一番下の三角の花ビラを持ったやつはなんて言う名なんでしょうか。

なにせ花の名は疎いもんですから・・・・

Posted by: 三友亭主人 | June 05, 2011 at 10:37

>三友亭さん

 一番下の写真ですが、大きいほうの花はオオバナノエンレイソウ(ユリ科)です。小さいほうがニリンソウですね。

 オオバナノエンレイソウの分布は、わが国では北海道と本州北部ですので、奈良県ではみられないはずです。

Posted by: 薄氷堂 | June 05, 2011 at 13:23

The comments to this entry are closed.

« Daily Oregraph: 2011-06-03 コモン・センス | Main | Daily Oregraph: 2011-06-05 捨てる »