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May 10, 2011

Daily Oregraph: 2011-05-10 釣りする人

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 なにごとも自分でやってみなければわからないものだ……と承知はしているのだが、それにしても不思議なのは釣り師の心境である。

 短気な人間は釣りに向いているというのはウソだと思う。ぼくみたいな男が釣りなんぞをしたら、しまいには発狂するにちがいない。

 釣りをしている人の時間の流れ方は周囲とはあまりにもちがいすぎるから、いわゆる浦島効果というやつが日常的に起こるんじゃないだろうか。

 -おい、いま帰ったよ。

 -あら、あなた、どなたですか?

 ぼくの愛読している引用文集におもしろい戯詩があったのでご紹介したい。

    
A canny young fisher named Fisher
    (魚釣り名人サカナくん)
    
Once fished on the edge of a fissure
    (魚ヶ淵に釣り糸チャプン)
    
A fish with a grin
    (魚はニンマリ)
    
Pulled the fisherman in --
    (釣り糸引っぱり)
    
Now they're fishing the fissure for Fisher
    (淵から釣られるサカナくん)

(2011年5月9日撮影 Canon IXY 30S)

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Comments

私も一時釣り残っていた時期がありましたね。小学校の高学年から中学校にかけて。
学校から帰るとランドセルやら学生カバンをおく時間も惜しんで近所の砂浜や、河口部で釣り糸を遠くに放り投げる、或いは垂れるなどをして夕暮れまでの時間を過ごしていたものです。

そんな風景が、今度の津波ですっかり変わってしまったかと思うと・・・なんか、さびしいですね。

Posted by: 三友亭主人 | May 10, 2011 at 21:56

>三友亭さん

 東北の太平洋岸でふたたび釣りを楽しめる日はきっとやってくると思いますが、かなり時間はかかりそうですね。

 ぼく自身は短気だから釣りは苦手ですが、時間の使い方としてはけっして悪くないと思っています。いつもセカセカしている日本人には、かえっていいかもしれませんね。

Posted by: 薄氷堂 | May 11, 2011 at 21:04

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