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May 16, 2011

Daily Oregraph: 2011-05-16 リハビリはノートパソコンで

110516ruin
 人間十年間以上も遊びほうけていると頭が廃虚と化し、若いうちなら簡単に取り返しもつくけれど、この年になると次第に回復が困難になるものだ。もうあとがない。

 そこで一念発起して、先週から活字をたくさん読むリハビリを開始した。ようやく軌道に乗りつつある。これを三ヶ月つづけられれば、真人間(?)に戻れるかもしれない。

 さて故障したデスクトップ・パソコンはリチウム電池を交換してもダメ。これが今日の bad news である。5年以上酷使したのだからあきらめることにしよう。デスクトップ2台態勢は維持したいのだが、パソコンの環境整備には時間も手間もかかるので、購入は消費税の上がる時期をみきわめてからにするつもりだ。

 Good news はUSBメモリ版リーダーズ英和辞典(第2版)をノートパソコンにやっとインストールできたこと。いろいろ調べてみたら、インストールできない場合は Visual C++ のランタイムを更新せよというのだが、そのためのプログラムにはバージョンがいくつかあって、適当なものをみつけるのに苦労したのである。

 そういう苦労もあるけれど、いまや辞書はパソコンで利用するにかぎる。重量1.2キロほどの小型ノートパソコンに分厚い辞書を何冊も収録できるのだから、昔を思えばウソのような話である。

 たとえばぼくの持っているリーダーズ英和の初版(1984年)などは、実にコンパクトなサイズなのに重量は1キロを軽く超えるし、広辞苑はもちろんそれより重い。ランダムハウス英和はたいへんすぐれた辞書だけれど、なにぶん重すぎるので、とても寝転がって本を読みながら引こうという気にはなれない。OEDに至っては、全巻そろえれば百科事典並みだから、気軽に引くどころか、ふつうなら本棚の飾りで終わってしまうにちがいない。

 もちろん電子辞書という手もあるが、テキストやインターネットとの連携を望めないし、キーボードが小さすぎて使いにくい。あれこれ考えると、複数の辞書を参照するには、やはりB5サイズのノートパソコンが最強ではないだろうか。

 辞書を詰めこんだノートパソコンをかたわらに置いて、カリントウを食べながら、あるいはアルコールを味わいながら活字を追いかけることが、ほんとうにリハビリと呼べるのかどうかはいささか疑問だけれど……

(Canon IXY 30S)

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Comments

私のコンピューターもボチボチ成仏の時が近づいてきたようです。買ってから・・・4年ぐらいなんですが、画面はちらつくし、急に電源が落ちてしまうし、おまけにあちらこちらでピリピリ感電するし・・・

そろそろ、買い換え時ですかね・・・

Posted by: 三友亭主人 | May 16, 2011 at 21:54

>三友亭さん

 お金のかかることですから、無責任なことはいえませんけれど……いまやパソコンは昔にくらべれば一桁安くなりましたので、ぜひ買い換えをおすすめしたいですね。インターネット通販ならおとくですよ。

 お話から察するに、かなり危ない状態です。いつ壊れてもおかしくありませんよ。東電、いや感電するようなものをお使いになってはいけません。

 まずは文書などのデータをできるだけ早くCDなどに保存されるようおすすめします。データを失うと、泣くに泣けませんからね。

Posted by: 薄氷堂 | May 16, 2011 at 22:18

デスクトップならマザーボードの交換で直るんじゃないですか?

Posted by: tantan | May 17, 2011 at 14:56

>tantanさん

 おっしゃるとおりなんですが、もうそんな気力はないんですよ。20年前だったら喜んでやったかもしれませんが……

 それに交換するとなれば、ハードディスクもそろそろ時期ですし、ついでにCPUも……と考えれば、安い出来合いのものを買ったほうが手間もかからずラクですしね。

 いずれにしても、新しいマシンの環境を整備するのがこれまた面倒。パソコンいじりがイヤになってきたのは年を取った証拠でしょうね。

Posted by: 薄氷堂 | May 17, 2011 at 18:06

薄氷堂さん
 私もパソコンの前に座りっぱなしで、昨夜はほんの数時間しか寝ていません。
ここ数日で、被災地から避難のためのお問い合わせが急減に増えています。被災者受け入れのための様々な手続きは、民間、役所と協力し合って会議などを持ち、情報を共有していますが、うまく機能してません。人の命の尊厳を守らない政府の嘘の答弁のために2ヶ月も法レベル放射能に被曝した子ども達の将来を思うと凄く心配です。
福島のお母さん達から夏休みの間だけでもマスクなく外で遊べる環境に逃げてきたいということで、短期滞在、または一時避難のための下見に来たいというお問い合わせです。
 しかし、地方自治体は人口確保のため移住するなら渡航費を出すけど、一時金の枠が小さかったり、雇用枠の確保もたった半年ということで・・・正直、奇麗ごとです。窓口だけは確保しているけれど、手続きまでNPOに委託して対価を支払っているらしいです。
 ただ・・・私は、なんだって良いので、福島あたりの人々はなるべく早くに北海道に集団移住でもするよう覚悟したほうが良いと思います。昨日、今日の政府の発表・・・地震直後から原発は制御不可能で、数日後にはメルトダウン・・・???
 なんで2ヶ月も被曝させてしまったのか・・・!
 酷すぎます。

Posted by: ありす | May 17, 2011 at 21:21

>ありすさん

 お気持ちはわかりますが、あまり思いつめないようになさってください。負けいくさを認めない頑迷な人々が多い以上、長期戦になることはまちがいないのですから。

 リハビリの成果というほどではありませんが、ジャパンタイムズの5日の記事に、日本の原発の問題の本質がわかりやすく分析されていました(ご主人はお読みになったかも)。

 経済産業省というひとつの役所が原発を一方では推進し、一方では監督する立場にあること(これは無茶な話です。アメリカでは何十年も前から分離されているとのこと)。監督する側とされる側を人が行き来し、ずぶずぶの関係にあること。

 泊原発は安全なんだそうですが、中央と同じように馴れ合いの関係はないのかどうか、道新がそこまで掘り下げて記事にすればたいしたものですけど、あまり期待できませんね。

 もうひとつは何日の記事だったかは忘れたけれど(事務所に残ったバックナンバーばかり読んでいます)、C.W. ニコルさんの文章が心に残りました。くわしく書く余裕はありませんけど、日本各地にある人口減少地域への移住を視野に入れた、たいへん説得力のある内容でした。

 活字を読むリハビリをはじめると駄文を書く時間が少なくなりますけれど、ここしばらくは十年間の空白を埋めるためにも、インプットに努めるつもりです。繰り返しになりますが……もう残りの時間はそうたくさんありませんので。

Posted by: 薄氷堂 | May 17, 2011 at 23:02

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