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April 04, 2011

Daily Oregraph: 2011-04-04 斜里町を歩く(4月2日)

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 清里町から見た斜里岳(1547m)。あいにくの天気だったけれど、堂々たる風格が伝わってくる。圧倒的な存在感である。

 斜里町は25年前に車で通りかかって以来で、町を歩くのははじめて。オホーツクの田舎町などとあなどって、つげ義春描くところの寒村風景を想像してはいけない。人口約一万三千人の立派な町なのである。

 翌朝駅の南側に展開する住宅街を歩いて実感したのだが、たいへん豊かな町でもある。しゃれた住宅がずらりと建ち並び、くたびれた家屋というものがほとんど見あたらないのであった。

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 この日はJR知床斜里駅前を起点に、ほんの三十分ほど散歩してみた。疲れていなければもう少し歩いたのだが……

 再開発の効果だろうか、町並みは全体に美しく、古くから開けたこの一帯がかろうじて昔の面影をとどめているのではないかと思った。

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 この町にかぎらず、いまや木造家屋は絶滅寸前の貴重品だから、見つけ次第シャッターを切らねばならない。おおげさにいえば、時間との戦いである。

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 25年前だったらまだ数多くの木造家屋が残っていたにちがいないけれど、この日の成果はわずかに2軒のみ。ああ、めざめるのが遅かった。

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 神社マニアとしては、斜里神社を見逃すわけにはいかない。寛政八年(1796年)創建というこの神社は 7,610平米の敷地を誇り、環境緑地保護地区にも指定されている。夏にでも再訪する価値は十分あると思う。なお額には「平成七年創祀二百年」の文字が見える。

 明日はひさびさの駅シリーズ、知床斜里駅である。

(Nikon D200 + Tamron A16)

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Comments

寛政八年に知床あたりで神社とは・・・
いったい誰が建立したんでしょうね・・・はたまた祭神は?
興味が尽きませんね。
再訪したおりにはそのあたりの所を・・・是非・・・

Posted by: 三友亭主人 | April 04, 2011 at 22:27

>三友亭さん

 インターネットで調べてみました。

 この神社を建てたのは加賀の豪商三代目村山伝兵衛で、彼は寛政2年 (1790年)初代斜里場所運上屋差配人となったとのこと。

 交易事務所というのか、ここは漁港ですから港湾管理事務所というのか、そこのマネージャーだったんでしょうね。

 祭神は天照皇大神とあります。

Posted by: 薄氷堂 | April 05, 2011 at 17:46

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