Daily Oregraph: 2011-04-03 峠越え
根北峠にさしかかったあたりから、雪がちらほらと舞いはじめた。路面に積雪こそなかったけれど、強風にあおられた雪が飛ぶさまはいささか恐怖を覚えるほどであった。真冬には通りたくない場所である。
峠から標津市街までの道路は黒々と濡れていた。夜間早朝は凍結しているにちがいない。もうしばらく運転には気をつける必要がありそうだ。
こんな天気ではあちこち立ち寄って見物する気も失せ、標津からまっすぐ中標津へ向かったら、だんだん天気が回復してきた。それまではほとんど対向車を見かけなかったのだが、中標津に入ったとたん、大型のショッピングセンターに吸いこまれる車の数の多さには驚いた。
この景気のよさそうな町を少し見物しようかとも思ったけれど、ちょっと疲れていたのでパス。数年前までは一日に何百キロ運転しても平気だったのに、いつの間にかふんばりが利かなくなってしまったらしい。
これは昨日撮ったもの。たしか小清水町あたりだったと記憶している。土と雪とちょっぴりの緑。
明日からは斜里町で撮った写真をご紹介したいと思う。
(Nikon D200 + Tamron A16)
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Comments
>数年前までは一日に何百キロ運転しても平気だったのに
やっぱり北海道ですね。大和じゃあそんなに走る道がありません。それにしても、峠道とは行っても写真のような様子じゃあ「花見」はしたくたってまだまだ先の話でしょうね。
こちらでは・・・今度の週末が見頃でしょうか・・
例年よりは大分遅い・・・
Posted by: 三友亭主人 | April 03, 2011 22:16
>三友亭さん
今日の峠道はちょっと怖かったですよ。北海道では5月の連休明けまで夏タイヤに交換しない人が多いのは、峠あるがゆえなんです。
危ないと思ったら、走らないのも選択肢のひとつ。原発と同じですね。
Posted by: 薄氷堂 | April 03, 2011 23:47