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March 27, 2011

Daily Oregraph: 2011-03-27 春採湖から

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 もう湖面の氷はだいぶ薄くなっているはずだが、最近降った雪のせいで一面の白。氷の上に犬の足跡らしきものが点々とみえるけれど、もちろん人の重さには耐えられないだろう。

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 エゾエンゴサクの花がぽつぽつと増えてきた。この花はほんとうに美しい。

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 フッキソウ。地味な植物ながら、やはり毎年春の到来を告げてくれる仲間である。

 キバナノアマナはロープを張った向こう側に咲いていたため、思いどおりに撮れなかった。次の機会を待つことにする。

 さて日本は福島原発以上の爆弾を抱えているらしい。ぼくも以前から原発に大事故が起きたらえらいことになるという予感はしていたのだが、日常の雑事にまぎれ、これまでほとんど無関心であった。猛反省している。

 原発推進派の背後には巨大利権が存在し、さればこそ政府の歯切れも悪いのだと考えればすべて腑に落ちる。彼らの宣伝にまんまと引っかかって、絶対安全教を信じこんだ人々こそいい面の皮である。結局は被害者になるのだから。

 今朝の関口宏サンデーモーニング、いつもとコメンテータの顔ぶれがちがうので、おやと思ったら、薄笑いを浮かべた某氏が、なあに飛行機に乗ったって放射線を浴びるんですから、とは恐れ入った。またしても原発擁護に都合のいい人選をしたうえでの世論誘導である。あまりにも露骨だから気づいた人も多く、ネット上ではあちこちで書き込みあり。

 金さえあればTV局を操るくらいわけはないということなのだろう。ただし関口氏はみのもんたなどよりはずっとまともで正直な人物とみえて、明らかにとまどいの表情が浮かんでいた、とぼくは見た。ひょっとしたらいいたいことがあったのかもしれないけれど……そりゃ、いえないよなあ。

 いいたいことはあっても、いろいろしがらみがあって沈黙を守っている人は多いと思う。ぼくもサラリーマンだからよくわかる。ぼくは自由な立場に近づいているので(つまりたいして金はないが、いつクビになっても怖くないということ)、こうして書いているけれど……

 お互いせめて大本営発表に惑わされないだけの情報を収集したいものだと思うのである。

(Nikon D200 + Ai Micro 55mm F2.8S)

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Comments

一番上の写真・・・なんともいえませんね。
こんなのを取ってみたいとは思うのですが、どうやらそんな光景を見つける目が今の私には無いようです・・・

福島やら・・・その他の幾つかの原発やら・・・心配な、心配と言うよりは、恐るべき状態がそこにあるようですね。それは何も昨日今日そのようになったわけではなく、煎じ詰めて言えば、原子力というものにこの国が手を染めたその時から始まったものなのでしょう。

もっと考えなければならなかったのでしょうね。豊かさを選ぶべきなのか、安全を選ぶべきなのかを・・・

Posted by: 三友亭主人 | March 27, 2011 at 22:12

>三友亭さん

 オール電化をすすめておいて計画停電とはブラックジョークですね。

 原発がなければ経済が成り立たないというけれど、原発事故のせいで経済が成り立たなくなっているとは、これまた悪い冗談です。

 ……などと笑ってすまされる事態ではないようです。

Posted by: 薄氷堂 | March 28, 2011 at 20:41

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