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February 10, 2011

Daily Oregraph: 2011-02-10 (2/6) 春採湖畔-柏木町を歩く (2)

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 裁判所・法務庁舎の丘を降りる。こちらがメインの道路である。正面奥に見えるのが生涯学習センター(まなぼっと)、そこからもうひとつ坂を下れば釧路川や釧路港そして中心街が広がっている。

 しかしこの日は車を停めた春採湖畔に戻る都合上、「止まれ」の標識から左に曲がらねばならない。

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 パス停もそのものズバリ「裁判所坂下」、味気ないといえばいえるけれど、わかりやすくて結構かもしれない。裁判所にご用のお方はここで下車すればよいのだから。

 この道(道道113号線)をまっすぐ歩けば、まもなく太平洋に突きあたる。

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 ほらね、といっても海面は見えないが、ウソだとお思いならここまで確かめにおいでなさい。いつぞやご紹介した千代ノ浦漁港は正面の柵のすぐ向こうにある。

 T字路の左が道道113号線、春採湖や尻羽岬においでのお方はこちらへどうぞ。

 右手には名もない道路があるけれど(たぶん名はあるのだろうが、ぼくは知らない)、坂を登れば少年鑑別所や弥生中学校の廃校舎へ至る。ついでにいえば、当社の社屋もこちらである(まだ廃屋にはなっていない)。

 写真左手に見えるセイコーマートは、もともと近所にあったものがこのガソリンスタンドの跡地に最近移転したのである。

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 さてT字路を左に折れて歩道を少し進むと、ユニークな建物が見えてくるのだが、ボンヤリ歩いていると見逃してしまうかもしれない。

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 たいていの市街図に載っている出雲神社である。敷地が狭いためご苦労があったのだろう。鳥居と玄関とがほぼ一体化している。

 市内にはやはり住宅型神社の相馬妙見神社があるけれど、鳥居と玄関との接近度はこちらが上である。 ただしどちらの神社も由来は不明。

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 出雲神社を通過すると、まもなく道道113号線は右に折れて北太平洋シーサイドラインへとつづく。直進すれば春採湖は目前である。

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 臨港鉄道の踏切を越えて昆布森・尻羽岬方面へ向かう道道を横目に見て、画面左手の道を行けば春採湖。老舗のソバ屋さんである竹老園も間近である。しかし竹老園の開店は午前11時だから、まだちょっと早い。

 春から秋にかけては、春採湖畔を一周してから竹老園でソバを味わう、というのもおすすめ。これからは従来型のあわただしく中身の希薄な観光ではなく、低予算でゆっくり自然を楽しむ本物の旅がきっと主流になるにちがいない。絶景と称するものを一目見て、いや確認してすぐに立ち去るというのは、いかにもバカバカしいからである。

 春採湖畔はほかにちょっと例が見あたらぬほど野生の植物が豊富であり、温根内木道にいささかも劣らぬほどの価値がある。もっと脚光を浴びてしかるべき場所だとぼくは考えている。阿寒湖よりも春採湖、摩周湖よりも春採湖……これがぼくのゆるがぬ確信なのだ。管内のあちこちをさんざん見てきた地元民がいうのだから、夢疑うことなかれ。宝物は案外身近に転がっているものなのである。

 春採湖畔一周+竹老園を釧路の観光コースの目玉として売り出してはどうだろうか。もっともそれが実現して観光客がわんさと押しかけるようになったら、ぼくは河岸を変えるかもしれないけれど……(笑)

(Canon IXY 30S)

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