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January 09, 2011

Daily Oregraph: 2011-01-09 いつもの散歩コース

 朝のうちはひどく寒かったけれど、正午に近づくとポカポカ陽気になったので(といっても約マイナス3度だが……)、いつもの散歩コースを歩いてきた。年が明けてからはじめてである。

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 まずは受験生諸君のためにスベリ止メの砂箱をパチリ。

 神社に絵馬を奉納するのも悪くはないが、この写真を印刷して壁に貼ることをおすすめする。これこれ、バカにしてはいけない。どうせ効果のほどは変わらないのだし(笑)、第一タダなのだからうれしいではないか。

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 浸食の進んだ浜は、ずらりと並ぶ不粋な消波ブロックによって景観がぶちこわしにされたけれど、この方向から見るとあまり昔と変わっていない。丘の上に見えるのは閉校になった弥生中学校の校舎である。

 ああ、今ここに立つおじさんがかつて弥生中学校の生徒だったとは、だれが信じてくれるだろうか。でも本当なんだよ。

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 このコースはほぼ写真を撮り尽くし、どこをどう撮っても定点撮影になってしまうのがつらい。

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 ほらね、これもどこかで見たような写真なのだが、ここに来たらどうしても撮りたくなるからふしぎである。

 さきほどから線路の雪を踏むザクザクという音を聞いていると、まるで兵隊にでもなったような気分になる。たったひとりの敗残兵である(笑)。

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 敗残兵はとうとう知人の浜にたどり着いた。

 なんという穏やかな海だろうか。ちょっと寒いけど春の海。宮城道雄だね。

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 いまたどってきた道を振り返る。

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 知人町内の路地にあってひときわ異彩を放っているのが、この廃屋。かつては北海道様式の立派な建築であったにちがいない。

 この建物を13年前に撮った写真があるのでお目にかけたい。

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 かくして建物も人も朽ち果ててゆく。これこれ、そこのお嬢さん、おじさんを笑ってはいけませんぞ。汝の容色もいずれ衰えるべし。

 それにしても、「横綱印わた」の看板の丈夫なことといったら!

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 さていつもなら路地を抜けるのだが、今日は廃屋の右手を折れて米町への坂を上ることにした。ここを上り切れば、厳島神社や米町公園は間近である。

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 厳島神社の南側を通りかかったとき、前回見落とした石仏を発見。第二十一番「長等身 聖観世音」という『釧路叢書 春採湖』の記載とも一致する。これは今日の収穫であった。

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 観音さまというよりもとぼけた顔の人物像といった感じだけれど、そこがいいと思う。頭部の周囲に修復の跡があるから、初代のままなのであろう。左側の小さなお坊さんの像はやや新しいものか。

 この写真を見れば、天気がよすぎるとダメ、という意味がおわかりになると思う。これまた曇りの日に撮り直さなくてはいけない……というわけで、また散歩の理由ができた。

(Nikon D200 + Ai 35mm F2S & Epson CP-500)

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Comments

横綱印。
いいですねえ・・・

13年の時の流れが、一目瞭然だ。

この間に私にあった変化は

・・・腹部に付着した脂肪
・・・衰えた足腰
・・・半分は白くなってしまった頭髪

・・・そして・・・もう、止めておこう・・・

Posted by: 三友亭主人 | January 09, 2011 at 21:56

>三友亭さん

 脂肪、足腰、白髪……なんとなく三題噺にでもなりそうですね。

 年を取ったら、鏡をごらんになっちゃいけませんよ。見知らぬ人が写っているでしょう(笑)。

Posted by: 薄氷堂 | January 10, 2011 at 11:36

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