CD作成作業もいよいよ大詰めに近づいたけれど、残っているのは難物ばかり。
今日はあえて一番むずかしそうなものに挑戦した。変色した雑誌の切り抜きが 31年の歳月を物語っている。
こりゃダメかもしれないと、半分あきらめつつ検索を開始したのだが……いやはや参った。微妙にズレた邦題がまたくせものなのである。
Google の英語版とドイツ語版、YouTube を行ったり来たりしながらコツコツ検索する苦労は、まさに現代版解体新書といってよい。なにしろドイツ語はちっともわからないのだから、ei はアイ、eu はオイと発音するといった程度のうろ覚えの知識だけが頼りである。
最後の最後までてこずったのが「仲間を忘れるな」と「殺ったのはお前だ」である。なんとこのふたつは「音」から探ったのだから、われながら驚き(笑)。
「仲間を忘れるな」は、演奏しているオクトーバークラブ (Oktoberklub) の関連記事からブレヒト (Brecht) の歌の歌詞をみつけ、どうも匂うというカンが働いて、曲を何度も聴いているうちに Gebt keinen euresgleichen auf という一節がかろうじて聴き取れたので無事解決。思わず万歳を叫んでしまった。
最後に残った「殺ったのはお前だ」には弱った。 考えつくすべてのキーワードを組み合わせても、kill や murder に相当するドイツ語から検索してもまるでヒットしない。
あきらめかけたときに思い出したのがこちらである。何年も遠ざかっていたからすっかり忘れていたけれど、クラシック歌曲の歌詞を検索するには最強のサイトだと思う。特に歌詞の第1行目から曲を検索するという機能は強力である。
これだ。もうこれしかない。問題は一行目を聞き取れるかどうかだが……
耳を澄ませて何度も出だしを聴くと、ぼくの耳には「イヒ ツォーク マイネ フーラー」と聞こえる。「フーラー」はなんだかわからないから、Ich zog meine とタイプするとみごとにヒット。やった!
O Falladah, die du hangest!
たぶん英語の hang に相当するはずだから、同じ殺すにしても首に縄をかけて吊したのだろう。これじゃわからないはずだ。
ご参考までに本日の成果を左に掲載しておく。
英語表記も混じっているし、ウムラウトは無視してあるので完全なリストとはいえないが、実用上は問題ないと思う。
何度もしつこいようだが、カタカナ表記は世界に通用しない。多くの人にこんな苦労をさせないためにも、外国の人名・地名・書名・曲名などは(たとえばアラビア語やタイ語などはとても無理だから)せめて英語表記を併記しておいたほうがいいと思う。
疲れた。まったくなにをやっているんだろうか。
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