Daily Oregraph: 2008-11-22
今日はちょっと買い物に出た以外は、自宅で仕事とあいなった。
あちこちから携帯に電話がくるのである。
横文字のインマルサット電話(笑)までかかってきて、大シケだから6ノットしか出ないとは気の毒千万だけれど、気の毒なのはお互いさま、ぼくだって予定が変わるたびに関係先にファックスを送信しなければならないのだ。
そのファックスだが、先日古い機械がついに故障したので、デジカメ一台買うのを我慢して(笑)、ネット通販で複合機を購入した。たかがファックスを送るために、土日出勤しなくてはならないのはつらいからやむをえない。
私的には一切使わないファックスの専用機を買うのはシャクだから複合機を選んだわけだが、これがモノクロ・レーザープリンタ+ファックス+コピー+カラースキャナという機能てんこ盛りなのに、わずか3万5千円ほどの値段だったから驚く。
一昔前なら19万8千円くらいの値札がついていたのではないだろうか。さすがに廉価版だけあって、コピーやスキャナの性能は専用機にくらべればかなり劣るけれど、レーザープリンタはスピードもまずまずだし、ネットワークプリンタだから重宝しそうだ。
古いファックスにはメモリが内蔵されていなかったから、送信先が10件あれば用紙を10回手差ししなければならなかったが、新しいマシンでは同報送信できるようになったので革命的に楽になった。もう出社しなくても仕事できるんじゃないかと思う(笑)。
さて最近ネット通販を利用しはじめて痛感したのは、小売業界に激変が起こりつつあることだ。
家電専門店から舞い込むチラシに限定10台超特価とあるものが、ネット通販では台数の限定もないうえにずっと値段も安く、1,500円以上の品は送料無料だったりする。
じっくり製品のスペックを比較検討することもできるし、注文も簡単。わずか数日で配達されるから勝負あったり、冷蔵庫や洗濯機など地元密着のアフターサービスを必要としない製品なら、多くの人がネット通販を利用するにちがいない。大手家電専門店の再編必至だろうと思う。
消費者にとってはありがたいネット通販だが、家電小売業の雇用という点からはどうなのか、ぼくには判断しかねる。かつて大手量販店やスーパーが商店街の衰微をもたらしたように、喜んでばかりはいられないのかもしれない。
そんなわけで今日はろくに写真も撮れなかったのだが、ちょうど隣りのお宅でシシャモを干していたので、失礼してパチリ。
昔はどこの家でもこうしてシシャモを干していたっけ。
ついでに書いておくと、シシャモは鵡川町のものが有名だけれど、道東の太平洋岸が本場であることをお忘れなく。
釧路のシシャモはうまい。ぼくがいうんだからまちがいない。ウソだと思うなら食べてごらんなさい。
シシャモのネット販売でもはじめようかな(笑)。
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Comments
初めて干していない生のししゃもを見たとき、どろーーーんとしててだらしなくて、色も黒くて汚い印象で驚きました。
あれって、紫外線に照らされて漂白されちゃう物質の黒さなのかしらん。よくわかりませんが、干してある方が断然旨そうに見えますよね。不思議。
昨年、奥尻、函館への旅行の帰りに途中、鵡川へ立ち寄り、自治体が運営する温泉施設のレストランでししゃもを炭火であぶって食べました。大掛かりな演出なのに安かったですし、味わい深かったですよ。
けど、グルメな薄氷堂さんが云うんなら釧路産のほうが美味しいのでしょう。どこか釧路のお店でも卓上の炭焼きコンロであぶりながら食べるサーヴィスを始めてみたらどうでしょうかねぇ。きっと評判がお客を呼ぶでしょう。
脱線ついでに、雲丹の話。私はウニなんか美味しいと思った事がなく、あの匂いが嫌いだったのでしたが、奥尻ではことごとく生ウニの料理や生きたまま炭火で焼いたり、あわびと一緒に潮汁などにする「いちご汁」など、ウニ料理三昧だったので、チャレンジしてみたところ、あの変なにおいが全く無いので驚きました。漁師の方いわく、「みょうばん」という薬品でウニの形をとどめておくためにしていることで、断然、新鮮なウニが美味しいに決まっているとのこと。
安心して、ウニの棘がチャリチャリ音を立てているのをあけてもらい、食べました。お酒が美味しかったのは云うまでもありません。厚岸で生牡蠣食べるまで牡蠣を食べられなかったことを思い出しました。何でも鮮度ですね。
Posted by: ありす | November 23, 2008 at 19:09
>ありすさん
> けど、グルメな薄氷堂さんが云うんなら釧路産のほうが美味しいのでしょう。
ぼくがグルメなどと、とんでもありません。でも安くてうまいものは大好きです。
鵡川のシシャモですが、すっかりブランド化してしまったのはいいけれど、量的に不足なので、釧路のシシャモを輸入(?)して出荷しているという話を聞いたことがありますよ。
釧路の人は奥ゆかしいせいか(笑)宣伝がへたくそなので、微力ながらPRに努めているわけです。
かつてシシャモは冬期間の保存食料でしたから、徹底的に乾燥させ、ルンペンストーブであぶって食べていました。なにしろシシャモ同士を叩くと、カチカチ音がしたくらいです。
グルメどころか、中学校のころは弁当を開けるたびにシシャモが入っていたのでウンザリしたものです。いくらうまくたって、毎日ではいやになりますからね。
> ウニの棘がチャリチャリ音を立てているのをあけてもらい
なるほど、うまい表現ですね。それはさぞおいしかっただろうと思います。
ぼくもウニはきらいじゃありませんが、あれは大量に食べるものではないような気がします。だからウニ丼などを珍重するのはどうかと個人的には思っています。
ほんのちょっぴり日本酒とともにいただくとこたえられません。
あ、飲みたくなってきた……といいつつ、実はもう飲んでいるんですけど(笑)。
Posted by: 薄氷堂 | November 24, 2008 at 00:34
家庭での柳葉魚干しの光景など珍しくなってしまいました。まだこんなに沢山干している家があるなんて、それも縄なんかじゃなくて本格的に木での専用品。さすが釧路発祥の街界隈と思いました。鵡川の柳葉魚なんか釧路産のからみたら全然美味しいと思いません。まして最近は釧路近辺で採れたものが大量に鵡川の地に送られて鵡川産と称して売られているようです。そのせいか今年はスーパーであまり見かけないです。もっとも昨日(23日)やっと箱入り40尾というのが安くでてました。雲丹も店頭のものは薬品処理してあるので味に敏感な人はあのみょうばんが気になります。かって羅臼の海から採ったままのものを羅臼の人から貰ったことがありましたが絶品でした。
薄氷堂さん、柳葉魚を家の庭で天日干しにして売ってください。買いますよ。
Posted by: ラスカベツ | November 24, 2008 at 19:40
>ラスカベツさん
コメントありがとうございます。書き込み可能になったところをみると、新しいパソコンを入手されたのでしょうか?
> 薄氷堂さん、柳葉魚を家の庭で天日干しにして売ってください。買いますよ。
ハハハ、せいぜい細々と干すのがいいところですから、売る前に酒の肴として食べてしまうような気がします。
シシャモパイならともかく、シシャモは紅茶やコーヒーは合わないのが残念ですね。
Posted by: 薄氷堂 | November 24, 2008 at 21:34