Daily Oregraph: 2008-09-06
ふだんは静かな自宅前の通りが、ごらんのとおりの大渋滞。窓を開けているから、やかましくてしかたがない。
もちろんこの狭い道路がいつの間にか国道に昇格したわけではなく、これは大漁どんぱく花火大会の見物を終えた人々の車の列なのだ。
三尺玉が破裂した瞬間、グラリとボロ家が揺れるのを感じた……というのも、今年は花火を見物に出かけなかったからである。
せっかくの三尺玉を見逃したのは、ロケ疲れのせい(笑)。2泊3日、走行距離 813キロに及ぶ大ロケはさすがにこたえた。
なにしろ北海道は広いから、一日500キロくらいの移動は十分可能だけれど、無理をせぬよう、あえて一日の走行距離を300キロ以内に抑えたのだが……それでも時間はけっして十分とはいえなかった。
一日に平均 270キロ移動してあちこち見物しようというのがどんなに無茶な話か、たとえば釧路からちょっと十勝港へ行くだけで約 150キロという北海道に住んでいると、どうもピンとこない。
そこで岩手県を例に挙げてみよう。
いま地図を確認したところ、岩手県はおおよそ南北 180キロ東西 120キロである。北海道の感覚からすれば、なあ~んだという距離なのだが、地図を検討すれば、とても一日や二日では県内をゆっくり回れないことがわかる。
もちろん本州とは人口密度もちがえば集落の数もちがうから、単純に比較はできないにしても、あそこに立ち寄りこちらを見物しているようでは、とても距離は稼げない。その結果として観察がうすっぺらになり、「ああ、北海道は広かった」という漠然たる印象に終わりがちなのは残念なところだ。
まあ、ぜいたくをいってはキリがない。今回のロケで撮影した鉄道の駅などをボチボチご紹介する予定なので、乞うご期待。


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