Daily Oregraph: 2008-08-28
先週の土曜日に春採湖畔で一枚だけちょうだいしたハッカの葉っぱ。
毎年一枚だけいただく、夏の思い出である。こいつを辞書にはさんでおくと、冬の晩などにハラリと落ちて、ふっといい香りが漂う。
え、少女趣味だって? 冗談じゃない。風流と呼んでほしいね。
さてたびたびイヤミを書いているせいではなかろうが(笑)、26日の北海道新聞夕刊に赤祖父俊一先生の『北極圏「異変」は自然現象』と題する一文が掲載された。温暖化の空騒ぎに一石を投ずる快挙だと思う。
実をいうと、ぼくもマスコミの大宣伝に踊らされて、つい二年前までは「地球温暖化二酸化炭素犯人説」を素朴に信じていたのである。しかし「二酸化炭素排出権売買」や「マイ箸運動」、「レジ袋有料化」の話を耳にするに及んで、おかしい、これはおかしい、なにか裏があるにちがいないと疑問を抱くようになった(宣伝をやりすぎればボロが出るのだ)。
そもそも公害問題など臭いものにフタをしてきた過去のあるお上が先頭になって、環境重視や二酸化炭素削減を叫ぶのがおかしい、これは利権や政治的な思惑がからんでいると気づくべきであった。不明といわれてもしかたがない。
赤祖父先生の文章を以下に要約してみよう。
マスコミは氷河の末端で氷塊が砕けて海に落下するシーンや、アルプスの氷河が後退する画像をさかんに流して、地球温暖化の証拠として大宣伝にこれ努めている。
しかし前者は「何万年もの間、毎日起きている自然現象」であり、氷河の後退は「1800年ごろから現在まで進行している。CO2が急増し始めた1946年の百五十年前からほとんど同じスピードで後退している。だからCO2の増加とは無関係だ」と先生はおっしゃる。長いスパンで見れば、氷河は前進することもあれば後退することもあるということ。
氷河の後退も、北極海の海氷面積の縮小も、小氷河期(1400~1800年ころ)に発達した氷河や海氷が1800年代から現在まで縮小をつづけている現象であるという。
そして「北極海の流氷の縮小がCO2増加によるなら、南極海の海氷も縮小するはずであるが、逆に発達している」とも。
途中省略して、結論は「現在の温暖化は、大部分が小氷河期からの回復という自然現象である可能性が極めて高い。従って、CO2抑制に膨大な資金を使うことは、火山にふたをしようというのと同じで、全くむだである」ということになる。
先生は「寒冷化が起きたらどうするのか」ともお書きになっており、ぼくは思わず膝を打ったのであった。最近ずっと考えているのだが、まさか寒冷化したら二酸化炭素をドンドン出せというのではあるまいね(笑)。
ツバルの国土が海水面の上昇によって失われつつあるというのも、冷静に考えればおかしな話である。地球上でツバルだけ海水面が上昇するなんてバカなことがあるわけがない。第一もし海水面が島ひとつ沈めるほど上昇しているとしたら、驚天動地の大問題だろう。ぼくには武田邦彦先生のサイトで知ったツバル地盤沈下説のほうが常識にかなっていると思えてならないのだ。
あまりにもバカバカしい話が横行しているので、みかねた学者たちがついにあちこちで声を上げはじめたということだろう。大本営発表はまず疑え、というのが歴史の教訓だとつくづく思うのである。
社会はプロパガンダで変化するかもしれないけれど、地球はそうではない。
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