Daily Oregraph: 2008-07-22 飛鳥Ⅱで昼食を
ティファニーで朝食を、飛鳥Ⅱで昼食を、そして自宅で楽しいながらも貧しい夕食を……このワケのわからなさがいかにも日本人らしいところなのかもしれない。
昨日茅沼温泉のレストランで550円のラーメンを食べたばかりのぼくは、なぜか釧路に入港した飛鳥Ⅱのレストランで今日の昼食をしたためることとなった。
先代の飛鳥には仕事で何度かおじゃましたこともあるし、国内クルーズに乗せていただいたこともある。だからいわゆる「まかない」をいただいたこともあれば、ブレックファストからディナーまで一通りは経験したこともある(セレブ、セレブ……)。
たしか朝昼晩の3食プラス午前・午後のお茶の時間(ひょっとしたら夜食もあったかな)。お茶の時間といえどもごちそう責めゆえ、しっかり食べれば満腹になり、まさにメタボ製造マシンだという記憶があるから、どんなランチかと興味津々、勇躍船に向かったことは申し上げるまでもない。
釧路のえらいさんたちに混じって薄氷堂がテーブルにつくのはどうも気がひける。やはりぼくには大衆食堂がお似合いなのだ。
プライバシーに配慮して、レストランのピカピカの天井に映るセレブな方々を撮ってみた。
白樺台さんの弟子だけに、ボーイさんの被写体ブレは計算に入っているところがえらい(笑)。
ずいぶん品数が少ないのは、ちょっと意外。はてな、いったいどうしたんだろう?
ぼくが国内クルーズに乗船したのはちょうど15年前。今や時代は一変して健康志向だし、乗客はほとんど年輩の方々である。どっさり料理を出しても食べ残し続出はまちがいない。
つまり天下の郵船がケチっているわけではないのである。その証拠にお代わり自由だから、もしあなたがご飯を十杯、ザルソバを二十枚食べたければ、ボーイさんは喜んで運んでくれる。しかし人間だれしもミエというものがあるから、ふつう大食いは控えるにちがいない。
なるほど乗客の健康に配慮しているのだなと悟りながらも、ついついザルソバをお代わりしてしまったのはぼくの若さのなせるわざであり、もう一枚お代わりしなかったのはミエをはったせいである(笑)。
ナボナのなんたるかを余は知らぬが、ついつられて食べてしまった(笑)。
広角レンズでもおさまりきれないほど広い。興味をお持ちの方はぜひカメラに魚眼レンズを装着して乗船されることをおすすめしたい。
ついでにいえば、メタボなにするものぞ、人間食欲のあるうちが花、食料の潤沢にあるうちが花なのだから、どうかミエなどはらずに何十杯でもお召し上がりいただきたい。
なあに、食うものがなくなれば飢えるだけの話なのだから……とは、せっかく豪華客船で食事したくせに、えらく景気の悪い結論になってしまった。
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