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May 13, 2008

Daily Oregraph: 2008-05-11 (2) 音別駅は退屈か?

080511pashikuru21 ふたたび馬主来への道に戻り、のどかな田園風景の中を北上する。

 しかしよく見るとしっかり電線が写りこんでいるのは、さすが文明国の景色というべきだろう。

080511pashikuru22 やがて「←音別町」という標識があり、左折するとまもなく先日ご紹介した大秋橋。

 橋の前後は未舗装路だから、その先にはきっと林道があるはず……そう期待したからこそここをふたたび訪れたのだが、橋を渡って少し前進すると、こはいかに、砂利道が途切れて立派な舗装道路があるではないか。

 中音別に至るこの舗装道路は、正直に感想を申し上げると、実に無味乾燥な道で、あたりの景色までが妙に人工的に見えるのであった。問答無用で文明を持ち込んだという感じなのである。

 走りやすくて便利だからいいじゃないかといわれればそれまでだが、こうどこもかしこも便利一点張りになってしまうと、不便がなつかしく思えてくるからふしぎだ。

080511onbetsu1 途中車を停めて写真を撮る気力を失うほど快適な道路をスイスイ走ると、たちまち中音別に到着した。

 ぼくは左折していったん国道38号線に出たけれど、直進しても結果にはたいしてちがいはなかっただろうと思う。

080511onbetsu2 みなさまが(たぶん)あこがれておいでの音別駅は、可もなく不可もなく、趣味をどうこういうような種類の建物ではない。

 もし100円ショップで駅舎を売っているとすれば、まあこんなものであろうか。

 しかし、

 -お客様、値札をよくごらんください。この商品は500円でございます。

てなことはあるかもしれないから、油断しちゃいけない。

080511onbetsu3_2 さていったん中へ入れば印象は一変し、さすがは古瀬駅の親分だけあって格がちがう。中身がぎっしりつまっているのだ。100円ショップとは失礼千万。

 う~む、駅だよ、これは駅だ、これが駅でなくてなんであろうか、とぼくはすっかり感心したのであった。

080511onbetsu4 またしても特急スーパーおおぞら。ひょっとしたらローカル列車よりも本数が多いんじゃないかと思う。

 帯広方面に向かって音別駅の次は尺別駅、そして直別駅という順序だが、尺別駅は以前すでにご紹介したから、この日はまっすぐ直別駅をめざすことにした。

 一度は訪れたいと思っていた直別駅への期待に胸ふくらませ、駅前の自動販売機で買ったペットボトル入りのコーヒーを飲みながら(この日の出費はこれだけ)、ぼくはアクセルをぐいと踏んだのである。

 ここまできたらもうつづきを読むしかないね(笑)。

 直別編はひょっとしたら2回に分けるかもしれないが、これもなにかの縁とあきらめておつきあいいただければ幸いである。

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Comments

駅舎シリーズ好評です。
続きも期待します。

このまま函館までお願いします。(笑い)
もちろん経費は自分もちで(大笑い)

Posted by: スコップ | May 14, 2008 at 07:38

>スコップさん

 たとえお世辞でも、そういっていただけるとうれしいです。

 函館どころか鹿児島まで行きそうな勢いなんですが……

> もちろん経費は自分もちで(大笑い)

 そこなんですよ、問題は。スポンサーがつかないかなあ(笑)。

Posted by: 薄氷堂 | May 14, 2008 at 23:52

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