Daily Oregraph: 2007-12-15
ボート屋さんも店を閉め、チャランケチャシもはげ山のようになり、一見蕭条たる冬景色のようだが、湖畔の道を歩く人、走る人の数は意外に多く、北大通以上のにぎわいをみせていた。
もはや植物観察の季節が過ぎたせいか、たいていの人は運動のために猛烈なスピードでドンドン歩き、ブラブラ歩きのぼくを追い抜いていく。中にはハアハア息を切らして必死に前進するおばさんなどもいて、そのうちバッタリ倒れるんじゃあるまいかと心配になるほどであった。
枯れた植物だって、見ようによってはおもしろいのだけれど、今日は気が乗らなかった。
鳥たちはまだ元気いっぱいらしく、いろんな鳴き声が聞こえてくる。
ぼくも魅力を感じないわけではない。しかし残念ながら小鳥の姿をみつけるのに必要な視力に欠けているから、声だけを楽しむことにしよう。
岸辺に行ってみると、場所によっては氷はまだ薄く、底が透けて見える。
さて、どうしたものか……毎年この季節になるとそう思うのだ。
やはりマチに戻ろうか……そう思うのもまた毎年のことである。しかし戻ろうにも戻るべきマチはありや。



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