« October 2007 | Main | December 2007 »

November 29, 2007

Daily Oregraph: 2007-11-25 (4) 上尾幌 林道編

 上尾幌と国道44号線との間に林道があることは、地図を見て知っていた。

 実は17日に尾幌駅を取材した帰り道、国道44号線を走りながら、林道の入口とおぼしき地点を目にしたのだが、自信がなかったのでそのまま通過したのであった。

 上尾幌側からならじっくり道を探せるので、せっかくの機会だからチャレンジすることにした。

071125yachiyo1_2 駅前を少し西に行くと、尾幌川にかかる橋があり、それを渡ったところが林道の出発点らしい。なに、道がちがったら戻ればいいさと前進する。

 しばらくは根室本線の線路と並行して走ることになる。

071125yachiyo2 予想よりも平坦な道なので拍子抜けしたが、数分ほど進んだところで、この道にちがいないと確信した。

 人家がすっかり途絶えたのに、そこそこ車の通行した形跡があるからだ。

071125yachiyo3 途中見え隠れする流れは尾幌川だろう。もう11時に近いというのに、水面はほとんど凍ったままである。

 きついカーブもないし、急勾配もなく、けっして難路とはいえないけれど、このあたりからしばらくの区間は、砂利を敷いてまださほど時間がたっていないらしく、タイヤのはねる小石が容赦なく車体にあたる。

 カンカン、ガンゴン、ときにガツン……こういうことがあるから、車をピカピカに磨き上げるのが趣味の方には未舗装の林道をとてもおすすめできない。

 ぼくはこれまでいくつかの林道をご紹介し、無責任にもここは走りやすくておすすめなどど書いたけれど、どうか鵜呑みにされぬようご忠告したい。

 たまたま道路に撒いた砂利が安定したころに走ったにすぎないだろうからだ。RV車でもないのにこんな道を平気で走るのは、結局ぼくの車が古いからなのである(笑)。

071125yachiyo4 車に石のあたる音を聞きながら走り続けていると、ビックリするような景色が目に飛びこんできた。

 ヤチボウズの原である。いや、ヤチボウズそのものは見なれているから驚かないのだが、これほどみごとな群は見たことがない。

 なんという眺めだろうか。魔境である。小栗虫太郎の小説に『人外魔境』という怪作があるけれど、人間立ち入るべからず、ここはまさにそういう場所のひとつだと思う。

071125yachiyo5 八千代林道。延長6,966m。

 途中何度か車を停めて写真を撮っても、所要時間わずかに19分、たいした距離ではないが、ヤチボウズの原を見物するだけでも十分値打のある道だと思う。

071125yachiyo6 途中何ヶ所か道が分岐しているけれど、けっして迷うことはない。注意すべきは、上尾幌からしばらくの間は待避所がほとんどないことだろう。

 国道44号線側から八千代林道へ入ろうという方は、あらかじめ左の写真をごらんになっておくといい。深山から厚岸方向へ約5キロほど行ったところにある。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

November 28, 2007

Daily Oregraph: 2007-11-25 (3) 上尾幌駅 後編

071125kamioboro2 上尾幌駅の記事を前編・後編に分けるとは、われながらちょっとひどいんじゃないかと思う。今夜は芋焼酎を飲みながら反省したい。

 さて尾幌駅とは比較にならぬ立派な駅舎には驚いたけれど、正面から見たかぎり、たいしておもしろみのある建物ではなかった。

 しかしガランとした待合室に入ると、意外にいい雰囲気である。おや、ひょっとしたら……という期待が湧いてくるのだ。

071125kamioboro3 期待たがわず、プラットホーム側に回ると、建物は表情を一変させた。ぐっと昭和調である。表と裏でこれほど印象の異なる建物もめずらしいのではないか。

 

071125kamioboro4 根室方面を見る。

 上尾幌は「きのこの里」を売り物にしているらしいので、案内板をお目にかけたいと思う。

071125kamioboro6 国道に面した尾幌地区とはちがって、こちらではコンビニこそみかけなかったが、戸数はけっして少なくないのではないかという印象を受けた。炭鉱全盛期にはかなり栄えた土地なのだろう。

 大都会ばかり栄えるのはおもしろくないから、きのこ栽培事業の発展を祈りたいものだ。きのこの産地などこれまで気にもとめなかったが、今後は上尾幌産のきのこに注目してみたい。

071125kamioboro5 こちらは釧路方面。

 駅舎の規模だけではなく、プラットホームの構造をみても、尾幌駅よりも乗降客が多いのではないかと思うけれど、ネット検索をしても尾幌地区と上尾幌地区の人口はわからなかった。宿題にしておこう。

 さて上尾幌レポートの最終回は……なんと林道編である。たぶん(笑)明日。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

November 27, 2007

Daily Oregraph: 2007-11-25 (2) 上尾幌駅 前編

 いいわけばかりでまことに申し訳ない。

 引っぱるつもりはさらさらないけれど(笑)、今夜はわけあって時間が足りないのである(酔っ払っていたのではなく、めずらしく活字を読んでいたのだといったら、あなたはお信じになるだろうか?)。

071125kamioboro1 さて上尾幌の駅を目にしたぼくは仰天した。

 小さな車掌車にペンキを塗っただけの尾幌駅を見たぼくは、どうせ上尾幌駅も同じだろうと予想していたのだが、これはいったい……

 明晩こそは上尾幌駅で撮った写真を数枚ご紹介するつもりなので、どうかご期待いただきたい。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

November 25, 2007

Daily Oregraph: 2007-11-25 (1) 東遠野から上尾幌へ

 尾幌の駅を訪れたからには上尾幌の駅も見たくなるのが人情である。

 問題はどういうコースで行くかだが……地図をにらむことしばし、釧路町オビラシケから国道272号線(釧路~中標津町~根室標津)と道道塘路厚岸線との交差点に通ずる道があることに気づいた。そこから少し南下すれば上尾幌である。

 よし、決めた。

 釧路町別保から北上してオビラシケを通過する道は何度か通ったことがあるけれど、途中から上尾幌方面へ向かう道ははじめて。

071125higashi_toya1 ひょっとして林道かと思ったら、立派な舗装道路である。しばらく走ると、東遠野神社という小さな社があった。

 おはずかしい話だが、ぼくは遠野をなんと読むのか知らなかった。さきほど調べたらトオノではなくトオヤというらしい。すぐ近くに遠矢(トオヤ)という地名があるから、ちょっとまぎらわしいと思う。
 
     ※いずれにしても、遠い=トオイ(トホイ)だから、トウヤでは
     なくトオヤ。塘路はトオロではなくトウロ(タウロ)。余計なお
     世話だが(笑)、念のため。

071125higashi_toya2 やがて道は分岐していたが、道路標識というものが一切なく、この先どこへ通じているのかまったくわからない。結局次に標識を目にしたのは国道272号線の手前だったから、道路地図必須である(なにしろカーナビがないものだから(笑))。

 道路地図にしたがって右折するとすぐのところに案内板があった。ご参考までに、ぼくが通ったコースを茶色の線で示しておいた。

 

071125higashi_toya3 これが案内板のある場所。いつもながらはじめての道を前にすると、いい年をして胸がワクワクするものだ。

 途中から未舗装路になるのかと思ったが、舗装は最後まで途切れなかった。

071125to_kamioboro1 ごらんのとおり、坦々と舗装道路が続く。

 途中で釧路町から標茶町に入ると、ときどき広々とした景色が開け、印象が一変する。

 何ヶ所かぼくの道路地図には載っていない脇道があったけれど、「~方面」という標識がないから、いささか迷わないでもなかった。もう少し詳しい地図を入手する必要があるようだ。

071125to_kamioboro2 道に自信はなかったが、こういうのどかな景色を味わいながらゆっくり走っているうちに、無事塘路厚岸線にたどりつき、ホッと一息ついたのであった。

 さて上尾幌の駅とは? またしてもペンキを塗ったリサイクル車掌車なのだろうか? 待たれよ、次回。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

November 24, 2007

Daily Oregraph: 2007-11-24-25 朝日酒造跡

 清酒「朝日桜」の醸造元である朝日酒造については、2006年11月27日の記事でご紹介した。あるお方からその朝日酒造の建物がいまも残っているという話をお聞きしたので、場所を教えていただいた。

 だいたいの見当はついたので、念のためネットで地図検索してみると、いまは共栄商事というらしいのだが、朝日酒造の名を残している地図もあるのにはちょっと驚いた。

071123asahizakura1 印刷した地図をポケットに忍ばせ、昨日(23日)行ってみると、建物は案外簡単にみつかったけれど、ぼくがいままで気づかなかったのは、たぶん入り組んだ住宅街の中にあるからだろう。それに用もないのにあちこちうろつき歩くようになったのはここ数年のことなので、まだまだほかにも見落としがあるにちがいない。

 酒造工場にふさわしく大きい建物である。休日だから閉まっていたため確認はできなかったが、建物はまだしっかりしているし、事務所は現在も使われているのではないか。

071123asahizakura2 電柱や電線が邪魔して思うように撮れなかったけれど、壁のペンキを塗り直した形跡があり、「朝日桜」の文字も鮮やかであるところからみて、いまも愛着をもって建物を保存しているにちがいないと思う。(なおこの写真はレタッチソフトで遠近歪みを補正してある。ふつうのレンズでは絶対にこうは写らない)

 心に残る建物である。新しい散歩コースがひとつ増えた。

071124hatahata 明けて24日。懸案だった茶の間と自室の大掃除に朝から取りかかる。

 ほとんど一日がかりだったので、遠くへ取材には行けなかったけれど、煙草を買いに外出したついでに今日の一枚。われながら立派な心がけである。

 入舟の木造倉庫に干してあったハタハタ。なんとなく昭和の景色に見えないこともないと思う。

| | Comments (3) | TrackBack (0)

November 22, 2007

Daily Oregraph: 2007-11-22

071122untitled 今日の一枚……ピンぼけ写真じゃないから念のため(笑)。

 光のあたりぐあいがおもしろくてシャッターを切ったのだが、もちろん特別な意味はない。こうでもしなければ、一日一枚はなかなか消化できないのである。

 え、そんなもの消化しなくたっていいって? それをいっちゃおしまいだよ。

 ところでなにを撮ったかおわかりになるだろうか?

| | Comments (0) | TrackBack (0)

November 20, 2007

Daily Oregraph: 2007-11-17 尾幌ラーメン編

071117oboro1 あれが尾幌駅か……

 尻羽岬からの帰り道、なんとな尾幌駅が見たくなり、立ち寄ってみればこはいかに(「怖い蟹」などと、旧かなの素養にもとづく誤解をしてくれる若者などいないだろうね。「こはいかに」なんていったって、そもそも意味が通じないんじゃないだろうか(笑))、五十石の駅が尾幌に引っ越してきたんじゃないかと目を疑った。

 たしか尾幌(オボロ。厚岸町の一部)にはかつて炭鉱があり、そこそこ人の出入りがあったはずで、画面左の建物はもはや閉ざされているけれど、旅館風の造りである。右側は食料品店の名残。現在はこの手前にコンビニがある。

071117oboro2 ここも以前は立派な木造の駅舎があったはずだ。コストダウンを迫られたJR苦肉の策なのだろう。五十石もそうだったけれど、トイレがないのはちょっと気になる(笑)。

 それにしても……この車両、客車にしてはどうも寸法が足りない。

 今朝会社のOBであるKさんにこの駅のお話をしたら、貨物列車の車掌車だよとおっしゃる。なるほどそうかもしれない。

071117oboro3 釧路方面を望む。尻羽岬なみの禁欲的な景色である。

 時刻表を確認すると、釧路方面へ一日10本、根室方面へ8本、ローカルの駅にしてはけっして少ないとはいえないのかもしれないが、ここで夜汽車を待つわびしさは格別だろうと思う。

 そういう旅も悪くはないけれど、のんびり旅をする時間がない。たっぷり時間のできるときにはたぶん金がないだろう。げにままならぬ世の中を、なににたとへん飛鳥川(笑)。

 ちょうど昼時、いつもコンビニのサンドイッチというのも芸がないから、ぶらぶら歩いて食堂を探すと、ラーメン屋があった。

 オボロラーメン……看板にはそう謳っている。これは入らないわけにはいかない。

 札幌ラーメンだの旭川ラーメンだの函館ラーメンだの釧路ラーメンだの、都会のブランドを応援する必要もなければ、その気にもなれないけれど、この小さな集落でオボロラーメンを名乗る心意気にぼくは打たれた。

071117oboro4 若者としては、もちろん大盛りを注文せざるをえない。

 お店の名前を挙げて星いくつと点数をつけるつもりはないが、釧路で一般的なラーメンとはちがって縮れの少ない麺、これはこれでなかなかうまかった。
 
   ※ラーメン屋のおばさんに駅前にある建物はもと旅館ですかと
   お聞きしたら、そうだったかもしれない……というあいまいな返
   事で、残念ながら確認は取れなかった。

071117oboro5 オボロラーメンを味わった帰り道、尾幌駅のすぐ西から北上し、片無去(カタムサリ)へ通ずるはずの道を走ったら、なんと行き止まり。地図にはたしかにあるのだが、道を誤ったらしい。

 しかし道を迷ったおかげで目にしたこの景色、けっして悪くないと思う。これだから道東のドライブはやめられない。

| | Comments (1) | TrackBack (1)

November 19, 2007

Daily Oregraph: 2007-11-19

071119untitled 今日は一日二枚も撮れたので、尾幌レポートは明日以降ということにしたい。

 まずは名づけて Untitled (無題)……まったく名づけていないんじゃないかと思うけれど(笑)。

 こんなデタラメな写真に少しも意味はないといいたいところだが、本人がそう思いもし、そういいはったところで、ほんとうに意味はないのだろうか? 

071112mailer さてこちらは一週間前の新聞から。

 いや、詳細を報じた Page 2 など読んではいない。このところ日本語の新聞でさえ読むのがおっくうだというのに、目のチカチカする横文字なんぞ滅相もない(笑)。

 この一枚もやはりデタラメ、無芸術の仲間だと撮った本人は信じているのに、なぜか意味にあふれているのは活字のいやらしさである。

 それじゃ活字がなければいいのか? このおじさんの写真だけを切り取ったらどうなのか? というと、おじさんの正体を知っている人々にとっては、次から次へと意味が湧いてくるから始末に負えない。

 ナンセンスというのは意外にむずかしいものだ……などと、芋焼酎を飲みながら、ちょいと哲学してみた。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

November 18, 2007

Daily Oregraph: 2007-11-17 尻羽岬ふたたび

 タイヤも交換したし、天気も上々。

 上天気なら別に冬タイヤでなくたっていいわけだが、なにしろくたびれる作業だから、交換をすませるとホッとして、気持にゆとりができる。その気になれば雪のちらつく峠を越えて遠くへ行くことだってできるし、冬への備えをすませたことがなんとなくうれしいのである。

 例によって北太平洋シーサイドラインを走って東へ向かう。この道路は国道より交通量が少ないから快適だし、ときどき開ける海の景色がまたすばらしい。

071117atoega この写真は跡永賀を過ぎたあたりで撮ったと記憶している。釧路町から厚岸町までの海岸にみられる典型的な地形である。

 画面中央からやや右手の海面には定置網が見える。

 尻羽岬に呼ばれたわけではもちろんなく、勝手にやってきただけの話だが(笑)、ここは奇妙に人を惹きつける場所である。

 売店の完備した襟裳岬に「なにもない」というのは嘘っぱちで、余計なもののないすがすがしさという点では、禁欲的な尻羽岬の足元にも及ばないと思う。

 ここは広々とした風景のほかにはなにもないところが値打なのだから、立派な施設を整備して観光バスが押し寄せるようになってはおしまいだろう。

071117shirepa1 この日は先客があった。

 駐車場にはぼくの車を入れて3台。道の途中どこかですれちがうだろう。

071117shirepa2 最初の写真と見くらべれば、ここの地形のなだらかさがおわかりになると思う。

 断崖絶壁をあまり強調しすぎると、尻羽岬の魅力は半分も伝わらないのではないか。ぼくはすっぽり体を包まれるような、このゆるやかな曲線が気に入っている。

071117shirepa3 岬から戻ってくる先客の豆粒のような姿が見えた。車は2台だったから、知り合い同士なのだろう。この日出会ったのはこの3人だけで、駐車場に戻ると、ぼくの車がポツリと1台あるきりだった。

 ここからの眺めは実にいい。人を誘う景色である。これを見て岬の先端まで行かずに引き返す人がいようとはとても考えられない。

071117hokakeiwa1 さてこの日はひとつ目的があった。

 岬の少し手前にあるこの断崖は、前回も写真に撮ったのだが、崖の下にある岩にご注目いただきたい。

 この岩は帆かけ岩というらしく、尻羽岬に触れた記事をいろいろ参照して知ったのだが、実は上に小さな鳥居が立っている。

 この前訪れたときはそのことを知らず、あとで写真を等倍で確認したところ、なるほど鳥居があったので、今回は特に気をつけて撮影した。

071117hokakeiwa2 上の写真ではわかりにくいので、一眼レフ用望遠レンズを持たぬ貧乏な当社の誇るコンパクトデジカメで撮ったのがこちら(200ミリ相当)。

 これならはっきり見えると思う。鳥居の周囲には、以前湯沸岬だったか落石岬だったかでみかけた黒い鳥も確認できる。

 これ以上はっきり見たいとおっしゃる方は、機材費をご負担いただければ喜んでご相談に応じるので(笑)、どうかご一報いただきたい。

071117shirepa4_2 それにしても……あんな場所にだれが鳥居を?

 その謎を解く鍵は、駐車場近くに立つ看板の説明にあった。これも前回はろくに読まなかったのである。

 神道の鳥居を建てるのに自衛隊が出動するとは、などとヤボはいうまい(笑)。仁義なき戦争の片棒をかつぐよりはよっぽどマシな平和維持活動(?)だろうから。

 ものいわぬ尻羽岬がたとえぼくを呼んだとしても、道が雪に埋もれればとても行くことはできない。どうか来年の春までは呼ばないように願いたいものだ。

 次回はこの日帰りがけに立ち寄った尾幌編。乞うご期待。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

November 17, 2007

Daily Oregraph: 2007-11-17

071117tyres めざめれば快晴。

 予定どおり朝一番にタイヤを交換して、行った先は……

 

071117shirepa やはり尻羽岬であった。

 岬に立つ枯木の枝にカメラを置いて記念撮影したのだが、これじゃまるで身投げでもしたように見えるかもしれない(笑)。

 わけあって(といえば、たいてい飲みすぎなのだが)、レポートは明晩ということにしたい。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

November 16, 2007

Daily Oregraph: 2007-11-16

071116moon 日没直後の空に浮かぶ月。

 早朝はめっきり寒くなったけれど、夕暮れの空にはまだほんのり暖かみが残っており、冬といいきるのがためらわれる。

 しかし明朝は車のタイヤを交換せねばならない。しんどい作業のあと、もし余力が残っていれば(笑)、取材に出かけるつもり。

 さてどこへ行こうか?

| | Comments (2) | TrackBack (0)

November 15, 2007

Daily Oregraph: 2007-11-15

071115evening 今日の日没は16時ちょうど。

 事務所の窓を開けて、無理矢理(笑)今日の一枚を撮ったのは16時13分である。しょうもない写真だが、立派な心がけだけは買っていただきたい。

 なんとなく雲行きはあやしいが、予報では明日は快晴。

 今度の土日にはタイヤを交換するつもりだ。雪が降る前にもう一度尻羽岬へ行こうか行くまいか、ちょっと迷っている。

 先日TVを見ていたら、屋久島にわんさと押し寄せる観光客のセリフがふるっている。「屋久島が呼んでいる」から訪れたのだそうだ。

 しゃれたことをいうものだと感心してはいけない。なにしろ何人もの観光客が口をそろえて同じセリフをいうのだから、どうせ雑誌で読んだ文章でもまねているにちがいない。

 もちろん観光客を呼んだのは屋久島ではなくマスコミの力だろうし、ことばがすり減って値打ちを失ういい例だと思う。

 だから陳腐なセリフをいいたくはないのだが、尻羽岬はたしかにぼくを呼んでいる(笑)。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

November 14, 2007

Daily Oregraph: 2007-11-14 別保川と武佐川

Beppogawa_map 今日は休みをいただき、病院で検査を受けたのだが、予想より早く終わったため、かねてより計画していた調査(?)を実行した。

 文章だけでは要領を得ないと思うので、例によって特製の略図を用意した。道路の詳細は略してあるが、これを利用すれば迷うことはないと思う。

071114beppobashi コープさっぽろの貝塚店に車を停め、まず別保橋へ向かう。ここは釧路川(画面左)に別保川が注ぐ地点にかかる、いつもは車で通りすぎるだけの橋だ。

 わざわざこんなマイナーな橋の写真を撮る物好きなどいまいと思ったら、どっこいちゃんと掲載されていた。ウェブ恐るべし、である。

 しかも物好きの域をはるかに越えて、主な橋という橋が網羅されているのだからたまげてしまった。たぶん橋梁専門家の運営されるサイトだろうと思う。

071114beppogawa 橋の上から見た別保川。正面、つまり東の方角に見えるのは釧網線の鉄橋である。

 このあたりでは川幅も広く、堂々たる大河のように見えるが、上流にゆくにつれて急に幅はせばまってゆく。

070902beppogawa 釧路町のJR別保駅付近で撮ったのがこの写真である(2007年9月2日撮影)。

 JRの別保駅紹介のページによれば、駅名の由来は次のとおり。
 
    別保川の上流にあるため、もと「上別保」と称して
   いましたが、昭和27年11月15日、字(あざ)名改正
   に伴い改めました。

071114beppogawa2 さて本日の目的は、別保川沿いの土手を上流に向かって歩き、武佐川との分岐点を確認することである。

 地図を見ると、鉄橋の向こうで、南東から流れる武佐川が別保川に注いでいる。

 つまり写真の道をまっすぐ進み、途中から武佐川沿いにドンドン歩けば、2007年6月1日の記事でご紹介した緑の鉄橋(こちらは根室本線)にぶつかるわけだ。

071114beppogawa3 釧網本線の鉄橋を過ぎてまもなく、ふたつの川の合流点がある。

 別に偉業というわけではないけれど(笑)、目的を達成したのはめでたい。お祝いに今夜も芋焼酎を飲もうと心に決めたのはもちろんだ。

071114musagawa 武佐駅方向に向かって川沿いに進み、このまま緑の鉄橋をめざそうかと迷ったが、ちょうど腹も減ってきたことだし、駅の手前から住宅街を抜けて大通りに出ることにした。

 
071114higashikushiro 線路をまたぐ陸橋の上から東釧路駅方向を見る。手前の線路が根室本線、右側が釧網本線だろう。

 駐車場をお借りしたコープさっぽろが右手に見える。地図にこのお店を載せたのは宣伝のためではなく、今日のコースの始点・終点を示すため(無料で駐車させていただいたお礼に、少し買い物をしたので念のため(笑))。

 距離にして約2キロ弱のコースだからたいして運動になるわけではないが、秋空のもと川沿いの小道を歩くのは気持がよかった。

 距離が物足りなければ緑の鉄橋まで足を伸ばすことをおすすめしたい。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

November 11, 2007

Daily Oregraph: 2007-11-04 (3) 上庶路から阿寒町へ

071104kamishoro1 上庶路到着。

 左折して北上すれば滝の上、すなわち庶路ダムへ向かい、右折すれば庶路へ至る。地図によれば、一般道道上庶路庶路停車場線である。

 この日のコースは、ここを右折して3キロほど南下し、途中脇道に入って阿寒町の上舌辛(カミシタカラ)をめざすというもの。

 

071104kamishoro2 南へ向かって走ると、まもなく阿寒町まで9キロの道路標識がある。いままではここを素通りしていたのである。

 さてどんな道だろうか、と期待して前進すると……

071104to_akan1 未舗装というだけで、とても林道とは思われない平坦な道がつづくのであった。

 景色はなんとなくしゃれた感じで、某お笑い芸人のツッコミにいう「欧米か」という印象なきにしもあらず。

 もっともあのツッコミ、パンチ不足でぼくにはたいしておもしろくない。もうちょっと毒があってもいいんじゃないか。

 たとえばボケ役が某首相の物まねをして国際貢献のホラを吹くと、ツッコミ役が「植民地か!」とやったりね。あ、それじゃお座敷がかからなくなるか(笑)。

071104to_akan2 バカ話はさておき、道は後半ややカーブが多くなり、やはり林道だなと感じる。

 しかし全体としてはおだやかで走りやすい道だから、広くおすすめできる。

 途中こういう流れなどもあり、時間があってクマさえいなければ、車を停めてゆっくり歩いてみたいものである。

071104to_akan3_2 林道の終点。

 左折して北へ行くと雄別炭鉱跡、右折すれば阿寒町の本町に出る。

 いったん林道のおもしろさを知ると快適な舗装道路がつまらなくなるけれど、これから冬になると雪道は怖い。夏は虫が多いし、やはり林道を走るなら秋がいいと思う。

 この土日は出られなかったが、天気しだいでは来週末くらいはまだいけるかもしれない。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

November 10, 2007

Daily Oregraph: 2007-11-10

071110untitled 残念ながら、この写真に深い意味などない。ただなんとなく踏切の非常ボタンを押したい衝動にかられたことはたしかである(笑)。

 今日はたいして仕事はなかったのだが、わけあって出社。

 ビジネス宅急便を出しにいったついでに、4日に白糠町で撮影した写真をネタに一週間ひっぱろう、などというさもしい根性はないことを証明すべく、カメラを車に積み、大楽毛まで足を伸ばしたのである。

 これこれ、仕事中にサボったなどと、人聞きの悪い。日中のゴルフが仕事だというなら(笑)、取材も立派な仕事なのだから。

071110ice 大楽毛が特に寒いというわけではないけれど、日陰の水たまりはごらんのとおり。薄氷をみかけた以上、撮らねばならぬ。

 ここ数日めっきり寒くなってきた。

 国民の生活が第一……ほんとうだぜ。民主党の党首などどうなってもかまわないけれど、いったい灯油の高騰をどうしてくれるんだ。よその国に気前よく給油している場合じゃないだろう。

071110laskavec 会社帰りに南大通の喫茶店ラスカベツに立ち寄る。

 たまには夜の写真を撮ろうと、歩道にしゃがみこんでカメラを構えたとたん、お店から女性客が出てきた。

 まずい。変態と誤解されたのではないだろうか(笑)。こういうとき一眼レフは目立つからなあ。

 

071110tea 今日は渋みのあるお茶を所望した。

 なにしろちがいのわかる渋い男だからね。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Daily Oregraph: 2007-11-04 (2) 白糠町縫別

071104nuibetsu0 白糠国道の途中から右折して縫別への道に入るとすぐに学校の建物が見えてきた。

   農免農道
             ↑新縫別 3km・上庶路 12km

 農免農道というのは、「農林漁業用揮発油税財源身替農道整備事業による農業用道路」という長ったらしい名称の道路を略したものらしい。

 十勝でみかけた農免農道は立派に舗装された道路だったから、ここも未舗装の林道ではなく、上庶路まで舗装路が続いているのかと思った。(この標識に表示されている距離をご記憶いただきたい)

071104nuibetsu1 縫別小中学校跡。

 現在は自然の家として利用され、宿泊もできるらしいのだが、この日は人のいる気配をまったく感じなかった。
 
071104nuibetsu2 閉校記念碑が哀れを誘う……などといえば他人事のようだが、ここ数年釧路市内でも学校統廃合が進んでいるように、校舎が閉ざされるのは僻地だけのことではない。

 
071104nuibetsu3 人気のない校庭をしばらく歩いてから上庶路へ向けて出発すると、まもなく舗装は途絶え、分れ道があった。

 おや、新縫別まで 7km とは奇妙だな。上庶路まで 12km のままというのもちょっとおかしい。万事正確さを誇る日本国において道路標識に矛盾があるとはめずらしい。

071104nuibetsu4 (たぶん)縫別川にかかる麓(ふもと)橋を渡ると上庶路への道。

 どう見てもこの先が農免農道とは思われず、林道のような雰囲気である。だとすれば新縫別までの道を農道として整備するのだろうか?

 新縫別へ寄り道してみようか、ちょっと迷ったけれど、結局来年の楽しみ(笑)に残しておくことにした。

071104nuibetsu5 少し進むとたちまち人家は途絶え、やはり純然たる林道であった。

 しかし途中で架橋工事だの発破作業だの看板が立っていたから、あるいは林道の途中から新しい道を農道として整備するのかもしれない。

 それにしても林道を走るのは愉快である。山中には電柱がないせいかもしれないな。

 途中で旧道(?)とおぼしき分れ道があったり、クマの心配がなければ車を停めて少し歩いてみたいと思った。

 樹木にさえぎられて眺望はきかなかったが、秋の終りの爽快な空気を味わうにふさわしい道であった。

 次回は上庶路から阿寒町への林道をご紹介したい。

| | Comments (1) | TrackBack (0)

November 09, 2007

Daily Oregraph: 2007-11-04 (1) 白糠町岬の森東山公園

 白糠町の岬の森東山公園は、予想以上にすばらしい森林公園であった。

071104shiranuka01 港や市街を一望のもとに見渡す小高い丘のてっぺんまで、舗装された道路が整備され、車で行くことができる。ふもとに車を停めて、やや急な道を登るのも味があると思ったのだが……

071104shiranuka02 てっぺんの立看板を見て仰天した。

 山奥ならともかく、町中の公園に熊が出没するとはおだやかではない。しかも公園の入口付近には幼稚園もあるのだから、平成13年から事態が改善されていないとは信じられない話だ。

 せっかく豊かな自然に恵まれた公園なのに、人っ子ひとり見あたらなかったのはクマのせいだったのかもしれない。

 ぼくは野犬の群に襲われた経験があるから断言できるのだが、イヌでさえ野性に帰れば十分に恐るべき存在だ。こどもならひとたまりもあるまい。まして相手はクマである。場所は町中である。

 クマが人間のなわばりをうろついているのなら、野生動物との共存などとお上品なことをいっている場合ではなく、断然駆除すべきだろう。不快害虫に殺虫剤を噴霧し、ネズミを退治するのはあたりまえなのに、町の近くをうろつくクマを愛護しなくてはいけない理由などぼくには想像もつかない。

071104shiranuka04 魅力ある公園なのに惜しいなあと思いつつ、ふたたび坂道を下ると、途中に遊歩道の入口があった。

 しかしここもまた平成13年以来熊出没地域につき立入禁止……ああ、これでは宝の持ち腐れではないか。

 せっかくいい場所にめぐりあえたと喜んだのもつかの間、結局満足を得られぬまま公園をあとにした観光客(?)としては、白糠町がクマ狩りを断行することを強く希望したい。

071104shiranuka03_2 さて熊出没注意の看板以外に見るべきものはなかったというのはあまりにも白糠のみなさんに対して失礼だから、坂道の途中でみつけた歌碑をご紹介しよう。

 碑に刻まれているのは、小助川濱雄の短歌である。

    なみのおと磯に育ちてあけくれの
    胸にたぎりのたゆるときなし

 潮騒を聞いて育ったぼくには、この歌がすなおに胸に沁みる。

 だが小助川という名前にはぼんやり記憶があったけれど、なかなか思い出せない。そこでネット検索してみたところ、白糠の郷土の歌人、郷土史家、役場職員であった小助川濱雄(1905∼1935)という記述がみつかった。夭折の歌人である。

 思わぬ収穫だ。この歌人にちょっと注目してみたい。

071104shiranuka05 お次は公園のゲートをくぐってすぐ左手にある謎の社。

 右側の社には、茶路龍子大神尊、白糠八大龍王神、という木札が左右にかかり、左側の社には立派な龍が刻まれている。屋根や外壁は補修されているけれど、由緒のありそうな建物である。

 う~む、いずれ調査の必要がありそうだ(笑)。

071104shiranuka06 かくしてクマのおかげでガッカリしたり、意外な発見に喜んだり、複雑な気持で白糠の町をあとにして、一路縫別へ向かう。

 これは途中でみかけた小さな神社。なかなかいい感じなので車を停めて一枚。

 さんざんお待たせしたこのたびのレポート、なにごともなければ(笑)、次回は縫別編である。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

November 08, 2007

Daily Oregraph: 2007-11-08

071108shitsugen  風呂上がりに軽く一杯やったら、不覚にもぐっすり眠ってしまった。たいして働いているわけでもないのに、疲れがたまっていたらしい。

 いっぺんに年を取ったような気分である。なんとなく此秋は何で年よる雲に鳥という芭蕉の句を思い出した。

 ……そういえば、釧路空港近くの湿原を撮ったこの写真をよく見ると、雲に鳥が写っている。まったく縁起でもない(笑)。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

November 07, 2007

Daily Oregraph: 2007-11-07

071107noadmittance  No admittance (立入禁止)とはまたにべもない。

 今日はどっさり写真を撮り、たった今整理が終わったばかり。仕事がらみの写真ゆえ、お見せできなくてほんとうに残念である(笑)。

 白糠町のレポートはたぶん明晩……う~む、ひっぱるつもりはさらさらないけれど、時間の余裕がないんだよなあ。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

November 06, 2007

Daily Oregraph: 2007-11-06

 近くて遠きは白糠町。なかなかドライブ・レポートの本編に入れないのは、マチで一杯ひっかけてきたためである。今夜はとてもその気力はない。

 そこで今夜は RAW ファイルを2枚だけ JPEG 変換し