Daily Oregraph: 2007-10-02
港の周辺ではカモメの死骸を見ることがけっしてめずらしくはない。
トラックに積荷する作業中道路にこぼれたサンマや、釣り人の棄てた雑魚などがあると、車が来ようと戦車が迫ろうと一切おかまいなしに、連中は必死でそれを奪い合う。ぼくも一度轢きそうになって急ブレーキをかけたことがある。
だからあちこちに死んだカモメが転がっている。新しいのもあれば、ボロぞうきんみたいになったものもある。
ときには死んだばかりのカモメをカラスがつついて、凄惨な場面が展開することもあるけれど、どんなに異常な光景でも、「まあ、イヤね」とかなんとかいいながら、人間やがて慣れてしまうものだ。
ことがカモメの死骸ですめばいいけれど、たとえけっして慣れてはいけないことであっても慣れてしまうのである。
そんな教訓じみたことを考えるのも、人生のたそがれを迎えたせいか、はたまた芋焼酎の効き目のせいか(笑)。
17時22分-日没18分後である。さすがは太陽、沈んだあともなお光を放っていた。
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Comments
なるほど、
ちょっとセンチメンタルチックで素敵に言葉のつらつらが流れていっている日記です。
は〜 秋だぁ。
Posted by: 白樺台 | October 03, 2007 at 21:09
>白樺台さん
ごぶさたしております。お元気ですか?
> は〜 秋だぁ。
ちがいます、冬です(笑)。もう冬がそこまで来ています。
どっさり芋焼酎の買いだめをして、穴ごもりしたいけれど……できませんよね。
Posted by: 薄氷堂 | October 03, 2007 at 22:25