June 30, 2007
June 28, 2007
June 27, 2007
June 25, 2007
Daily Oregraph: 2007-06-25
本船は昨年の12月にも入港し、画像掲示板の12月5日の記事に写真を掲載している。
デスクは同じなのだが、毎度申し上げるように、まったく同じ写真というのは絶対に撮れないものだ。だからマンネリズムの道もまた奥が深いのである(笑)。
さてぼくがいつもポケットデジカメを持ち歩くのは、仕事の道具として重宝しているからであって、けっして道楽のためではない(ほんと)。
ときにはコピー機がわりとして書類をまるごと撮ったり、後日に備えて現場で起こった出来事を記録したり……たいていは実際に使われぬままボツになるのだが、ときには役に立つこともないではない。
ブログに載せる写真は、あくまでもついでに撮ったものだから、もとよりたいしたものではない。しかしゲージュツ作品でないぶん気が楽なこともたしかである。
船から事務所に戻る途中でみかけた、西港第4埠頭のシロツメクサの群落。ここはまだ造成中なので、地面がむき出しになっている。
どこにでも咲いている、おもしろくもなんともない花なのだが、これだけまとまると、それなりの迫力があるものだ。
こういう景色を撮れるのだから、ポケットにはカメラを……
June 24, 2007
Daily Oregraph: 2007-06-24 最後の運動会
いわゆる少子化の影響による学校統廃合の波に飲みこまれ、一世紀を越す歴史を誇るこの小学校は来年廃校になるのである。
運動会にはふだんあまり興味のないぼくだが、ジャーナリストとしては行かねばならぬ。なにしろ最後だからなあ。
「東栄ラストの運動会」という文字をごらんいただけると思う。ラストだけに、さまざまな企画が練られていた。
父兄が走る。
ぼくは……OBだが走らない(笑)。
運動会というのはしょせん儀式のひとつだから、参加しないこどもたちにとってはつまらないものだ。
そこで校庭にある遊具で遊ぶわけだが、こういう光景はもうみられなくなるのかもしれない。
校舎はどうなるのか。弥生中学校同様ベニヤ板で窓をふさいでしまうのだろうか? わが裏庭のように荒れ果ててしまうのだろうか?
来年以降も取材を継続する必要がありそうだ。
June 23, 2007
Daily Oregraph: 2007-06-23
今年はわが裏庭の草刈りをしていないため、この時期足を踏み入れるのもはばかられるほど草が伸び、ほとんど密林と化している。
やむをえず裏通りへ出て、板塀越しに撮影したのだが、ほんとうにすごい! もはや自然公園状態である。わざわざ春採湖畔まで出かけなくとも間に合うんじゃないかと思うほどだ。
白いのはシャク。画面左に見えるのはマルスグリ(グースベリ)である。
なにやらプロペラみたいのがぶら下がっているけれど、これは種子だろう。たぶん夏の終わりか秋になったら、クルクル回転しながら落下するのだと思う。
別にそんな手間をかけなくとも、リンゴのようにどさっと落ちればよさそうなものなのに……自然は謎だらけである。
裏庭のチェックを終えて春採湖畔へ向かう。ヒマそうに見えて、ぼくはなかなか忙しいのだ。
シャクは最盛期を過ぎかけたところ。ヤマブキショウマが盛んに咲いているけれど、今日の主な目的はアマドコロ。
うむ、ちょうど今が見ごろではないだろうか。
ハムシはやたら種類が多く、なにハムシかは不明である。先日の釧路新聞に紹介されていた春採湖畔のなんとかハムシ(名前を失念)がこれかもしれない。
ピントが甘い。ものの本によれば眼にピントを合わせよというのだが、どこが眼なのかぼくの近眼ではよくわからないのである(笑)。
かりにわかったところで、体長1センチあるかないかという虫の目玉にピントを合わせるのは至難の業である。ウソだとお思いならお試しあれ。
昆虫写真家というのは実にすごいものだと思う。
June 22, 2007
Daily Oregraph: 2007-06-22
そろそろ暑さにうだっておいでの地方の方も多いのではないかと思うので、今日は涼しい(?)写真を掲載したい。
これは1980年代の終わりか、1990年代の初めに撮ったもの。調べればわかるけれど、ぼくがそんな調査をするという保証はない。
もはやネガがみあたらないため、プリントをスキャンしたのでちょっとぼやけているけれど、これはいろいろ見所のある写真なのである。
場所は釧路東港。今となってはウソのような話だが、かつては東港にこれほどのサイズの貨物船が停泊したのである。
まず貨物を艀取りするため、両舷の錨を打っているところにご注目いただきたい。こういう光景は釧路港では二度と見られないであろう。
次にデッキの着氷を見逃してはいけない。
ふつう航行中の貨物船の喫水は、スピードに配慮して、船首側よりも船尾側のほうが深い。たとえば船首側が8メートルで、船尾側が9.5メートルだとすれば、その差(トリム)は1.5メートル。その場合、船尾側が深いのだから、英語では be trimmed 1.5m by the stern という。
船首側の方が深いことはごくまれだけれど、もし船首側のほうが 1m 深い場合は 1m by the head と表現する。
この船(日本郵船の若波丸)は、釧路に入港したときには、着氷による重みのため、なんと船首側の方が深くなっていたのである(!)。記憶によれば、1m まではいかなかったものの、たしか数十センチくらいの船首トリムがついていたと思う。
だから船体着氷によって漁船が転覆するというのは、けっしてふしぎなことではないのである。
こういうこともあったのだ、というなつかしさだけから書いているのではない。アルコールで脳味噌がやられる前に記録しておきたかったのである。
June 21, 2007
Daily Oregraph: 2007-06-21
2日ほど記事をさぼってしまったけれど、そう毎日めざましいニュースなどあるわけがない。
当社としても休刊日は必要なのである。
いや……ほんとうに必要なのは休肝日なのかもしれないね。
だがこの時間にうっすらと霧のかかった幣舞橋を歩くのは、むろん末広町あたりで一杯やるためにちがいなく、輪転機は止まってもぼくの肝臓に休日はない。
え、おまえ長生きしたくないのかって?
そりゃあね、早死にはしたかないけどさ、健康増進法なるふざけた法律(よけいなお世話だよ、まったく)を作ったはいいが、この先年金もどうなるかわからず、年寄りからもビシビシ税金を取り立てようという国にあって、いつまでも長生きしたいと思う国民はどれほどいるのだろうか。
そもそも不老不死などと自然に反するバカなことを願うのは使い切れないほど金のある連中の話で、いつまでも死ねぬまま働かされるその他大勢の境遇を想像してごらんになるといい。
-太郎兵衛や、どうしたら早く死んでラクになれるものかの? おら、もう128年も働きずめだで、あの世へいってゆっくり休みてえもんだ。
-これ、次郎作や、めったなことをいうもんでねえ。健康増進法違反だでな、秘密警察にとっつかまって、シベリア開拓に送られるかもしれねえぞ。第一おめえ、感謝の心を忘れちゃバチがあたって地獄に堕ちると、お寺の和尚さんも説教をぶってるではねえか。
-はあ……おら、そのバチにあたりてえ。この世よりひでえ地獄なんてあるもんかい。
とまあ、アホなことを考えながら芋焼酎を飲めるのも健康であればこそ、せいぜい飲めるうちに飲んでおこう……理性ある人間ならそう考えるのは当然であろう。
かくして昨夜もまた理性の示すところにしたがって、足取りも軽く階段を下り、蒸留酒を味わうのであった。
問題は飲めなくなったらどうするかだが、ぼくはあの世でゆっくり休息するのもわるくないと思っている。
さて一夜明けて精力的な取材活動を再開したのはいいけれど、やはりビッグ・ニュースなどそこいらに転がっているはずもなく、途方に暮れて港町岸壁に立ち寄ると……
また椅子が替わっていた。ドーナツ型の木製椅子の姿は消え、味気ない当世風のスチール・チェアが置かれていたのである。
June 18, 2007
June 17, 2007
Daily Oregraph: 2007-06-17
温根内ではミツガシワやハナタネツケバナの時期は終わり、イソツツジが全盛期を迎えつつある。
イソツツジほどの群落はみられないが、サギスゲ(カヤツリグサ科)の綿毛も今が見頃である。
この綿毛は花ではなく、花が終わったあとに伸びた糸状の花被片。
花はどうした? といわれると困るが、それらしきものを撮ったことはある。褐色の地味な花だから、ふつうは綿毛の時期に鑑賞するのだろう。
ただしぼくの撮ったものがサギスゲの花なのか、ワタスゲの花なのかはっきりわからないので、保留にしておきたい。
花穂がひとつだけだから、すぐにサギスゲと区別できる。温根内の木道沿いでは、明らかにサギスゲのほうが優勢である。
わずかの風にもフラフラゆれるので、写真を撮りにくいことは天下一品、これもちょっとブレボケ。AFだと撮影はもっと困難だろうと思う。
木道から身を乗り出して無理な姿勢で撮るところをごらんになったら、一円にもならぬのになぜ? とお思いになることだろう。
天気がよすぎるとコントラストが強く、強烈な黄色はいかに露出を調整してもうまく撮れない。日を変えて撮ればいいのだろうが、そうもいかないのがつらいところだ。
たぶんシコタンキンポウゲだろうと思うけれど、何年たっても自信がもてず、これまた保留にしてある。
英語ではキンポウゲを buttercup という。イギリス人には植物のセンスがあるらしく、実にうまい名をつけたものだと思う。
温根内では春採湖畔よりも昆虫が豊富である。今日もうまく撮れなかったものの、数種類の蝶をみかけた。
こういうひょうきん者もいる。
もっとも今の時期に芋虫の落下傘部隊を見物するなら、釧路湿原展望台の木道だろう。ただし傘をさしたほうがいい。無数の芋虫が頭上から降ってくるので、ぼくは敬遠しているのだ。
ぼくが温根内に通っているのは、湿原展望台の木道よりも植物がはるかに豊富だし、蚊やアブ、毒虫のたぐいがきわめて少ないからである。
June 16, 2007
Daily Oregraph: 2007-06-16 (2)
ふたたび喫茶ラスカベツにて午後の紅茶。
前回マスターが選んでくださったのはダージリン。今日はアッサムをいただいた。
マスターのお話では、ダージリン派とアッサム派とは色分けがはっきりしているらしい。ダージリンが朝日のようにさわやかな味だとすれば、こちらはやや渋みの多いお茶。それをきらう方もおいでだろうが、ぼくはわりと好みである。渋いタンニン、飲むがタンニン。
おまえなどに紅茶の味がわかるものかとおっしゃるかもしれないが、学生時代ぼくは(むろん安物だけれど)大の紅茶愛飲家だった。だからちがいのわかる男ではないとはいえ、ひとことくらいはいう資格があると思う。
けっしてお店の宣伝を頼まれたわけでもないし、するつもりもないけれど、ぼくはすっかりラスカベツのファンになってしまった。ぼくの狭い経験からいっても、一切手抜きのないまともな紅茶を飲ませてくれる喫茶店というのは、実はそうはないのである。
しかもティーポットのお茶は、たっぷりカップ3杯分もあり、ゆったりした気分で楽しめる。注ぐたびに少しずつ変化する味わいがまたいい。
さらに……今日マスターがぼくのためにかけてくださったのはマーラーの交響曲第5番。ぼくがブログのどこかでマーラーに触れたことを覚えていてくださったのである。その心配りのほどがうれしかった。
土曜日の午後に落ち着いた喫茶店でマーラーを聴きながら紅茶を楽しむと、気分だけは上流階級(笑)、(持っていないけれど)上等のスーツを一着に及ばなかったのが悔やまれる。
さて気分ぶちこわしになるけれど(笑)、5月28日の記事でご紹介したRAMUNE という名のラムネをはるかに上回る珍品を発見したのでご紹介したい。
Ramunedo ならまだしも、なんと ramunade だからビックリ仰天。これは英語に対する宣戦布告にも近く、文句あるかといわんばかりの大胆な発想である。UCCもやるものだ。
RAMUNE を二等兵とすれば、こちらは海軍大将くらいの格であろうか。
すっかり感心したので、たいして飲みたくもないラムネードを買ってしまった。2個104円也。
なおラムネこと lemonade については、おもしろいリマリック(五行戯詩)があり、かつて翻訳を試みたので、おヒマな方はついでにこちらもお読みになることをおすすめしたい(これは宣伝)。
Daily Oregraph: 2007-06-16
バイケイソウの花があちこちで咲きはじめていた。この花は純白とはいいがたく、少し緑色を帯びた地味な色合いゆえにあまり人気がない。
やや大柄で優雅さに欠けるのも不人気の理由だと思うが、自由・平等・博愛の精神を発揮してパチリ。
湖畔の道沿いのアマドコロは、(昨年もそうだったが)あわれ草刈りの犠牲になって姿を消していた。
こういう自然公園で無差別に植物を刈ってしまうのは問題である。知識のある人が作業に立ち会ってしかるべきだろう。
しかし別の場所にしっかりと咲いているのをみつけて一安心。アマドコロの花もバイケイソウ同様地味な色合いだけれど、こちらは全体に一種の優美さが漂っており、美人はトクである。
ミヤマニガウリ初心者(?)の方は、この特徴のある葉っぱを記憶されるとよい。
いましも巻きつこうとしているツルにもご注目いただきたい。植物に生きがいがあるかどうかは大いに疑問だが、もしあるとすれば、こいつの生きがいは見境なくなんにでも巻きつくことだ。
巻きつかれたほうはおおいに迷惑にちがいない。ものいわぬ植物の世界でも、日夜死闘がくりひろげられているようだ。
さて植物の豊富な春採湖畔にも気がかりな点がある。昆虫の種類・数ともに少ないことだ。
蝶や甲虫の姿もあまりみかけないし、特にトンボはここ数年目に見えて減っているように思う。写真を撮ろうにもお目にかかれないのだからしかたがないのである。
ひさしぶりに芋虫に出会ったので、(苦手だから腰が引けているけれど)一枚。
ヤマブドウの写真を撮ったら、まだ殻の成長しきっていないカタツムリが写っていたので、ついでに掲載しておいた。
June 15, 2007
June 14, 2007
Daily Oregraph: 2007-06-14
朝は晴天だったのに、夕方の中央埠頭はごらんのとおり。視界四、五百メートルだろうか。
今日の市内の最高気温は22度だからたいしたことはないけれど、この湿気がくせものなのである。どうかすると湿度はほとんど100%に近く、飽和状態だから、うっかりクシャミでもすれば雨が降り出しかねないありさまだ。
一日中霧のかかる日など、気温が18度以上にもなるとじっとり汗がにじんで、手足に紙のへばりつく不快感は、経験したことのない方にはご想像もつくまいと思う。
そんな晩にすっきりとした芋焼酎を飲めば、気分はさわやか、コカコーラの十倍は効き目がある……てなことを考えながら帰宅すると、一通の封書が届いていた。
某県校友会のIさんが会報をお送りくださったのである。添え書きにいわく、
芋焼酎飲(や)りながらみてください。悪酔いしませぬように。
そういわれちゃねえ、会報をじっくり拝見しながら、(飲みたくなくとも)飲まないわけにはいかない(笑)。たぶん悪酔いはしないと思うが……
June 13, 2007
Daily Oregraph: 2007-06-13
先日ラスカベツのマスターが、「この近くに昔の船着き場のあとが残っていますよね」とおっしゃっていたので、会社からの帰り道に入舟のあたりの岸壁に寄ってみた。
たぶんここのことだと思うけれど、いかがだろうか。
コの字型に凹んだ部分は石段状になっているが、こんなところに階段を作ったのはなんのためなのか、いささかふしぎである。
「魚河岸」と題したこの写真は、亡き父が1954年の5月に撮影したものである。場所は今 MOO のあるあたりだと思う。たしか昔はここに魚揚場があったと記憶している。
わからないのは船の構造だ。いくら昔でも、ふつうの漁船の乾舷がこんなに低かったはずはない。魚を小舟に移し替えて荷揚げした可能性もあるが、それでは手間がかかりすぎるから、うんと小型の漁船だけこういう場所を使用したのだろうか。
昼間某所でそう声をかけられた。
近所の小学校のグラウンドでは、母親たちが少年野球を観戦中であった。日傘をさす姿が夏を感じさせる。
June 12, 2007
June 11, 2007
Daily Oregraph: 2007-06-11
終日霧。昨日ロシアの貨物船が係留していた岸壁には、別の内航船の姿があった。
近年濃霧の日が少なくなってきたとはいえ、さすがは霧の街釧路である。霧笛の音も聞こえる。
もっとも今の霧笛はボーッという単調そのものの音で、かつての暗く絶望的な音-ウウウ~ウ~ウォーンという、しゃくり上げるような悲痛な響きはない。
のちにアイルランドの banshee (バンシー。泣き叫ぶ女の姿をした妖怪で、そいつを見たり聞いたりすると、家族の誰かがやがて死ぬというもの)というのを、イギリスの怪奇小説で読んだとき、ぼくは昔の霧笛の音を連想した。それほど陰鬱かつ不吉な音だったのである。
さて港町のもうひとつの椅子をご紹介しよう。ここはまったくふしぎな場所である。
June 10, 2007
Daily Oregraph: 2007-06-10 (2)
午後は南大通に面した喫茶店ラスカベツへおじゃました。柄にもなくアフタヌーン・ティーとしゃれこんだわけ。
ハロッズのティーポットにたっぷりの紅茶。濃さのちがうお茶をカップで3杯も楽しめるのだからうれしい。ひさしぶりの本格的な紅茶。どうもごちそうさまでした。
さて先日謎の夕暮れハイキングで初めてお会いしたマスターといろいろお話していると、外国人数人のグループがスーパーの袋を手にして、窓の外を通りすぎた。
みかけない顔ですね、とマスターはおっしゃる。たまに外国のヨットが港町の岸壁に係留しているのをみかけるから、その乗組員じゃないでしょうか、とぼく。
-帰りがけに港町に寄ってチェックしてみましょう。
と、頼まれもしないのに(笑)調査を引き受け、岸壁にきてみたが、ヨットなどみあたらない。
しかし長年の経験から、連中は船員、それもロシア人だろうというぼくの確信はゆるがなかった。
あきらめずに歩いていると、霧の中、南新埠頭に一隻の貨物船のすがたがあった。あれだな……ミハイル・ルコーニン号、船籍港はホルムスク。
以上報告終わり。
Daily Oregraph: 2007-06-10 (1)
今日は低調もいいところであった。絞りの選択を誤ったり、微妙にピントを外したり……いやはや修行が足りない。
まず8日の記事でご紹介した謎の花の名前がわかったのはめでたい。
ムラサキ科のワルタビラコ。北米原産の帰化植物である。『日本の帰化植物』(2003年 平凡社)によれば、
北海道(釧路)~四国に知られているが、あまり多くはない。
また、
1951年東京都多摩村(現多摩市)で発見され、水島正美に
よって和名がつけられ……(後略)
とあり、わざわざ釧路と記されている。外航船によって港にもたらされた可能性もあると思う。それにしても今年まで存在に気づかなかったとは……
なお『日本帰化植物写真図鑑』(2001年 全国農村教育協会)には、関東地方以西に分布するとあり、北海道にはないことになっている。図鑑は最新のものを用意する必要がありそうだ。
温根内では青空も見え、夕方まで霧に包まれた釧路市内とはえらいちがいであった。
緑が深くなってきた。これからが植物観察にはもっとも適した時期である。
ハナタネツケバナがみごと。ミツガシワはまもなく全盛期を迎えようとしている。ヒメカイウとイソツツジは来週末が見頃だろうか。
ヤマドリゼンマイやミズドクサ(=ミズスギナ)なども、きれいな花をつけるわけではないが、よく見るとおもしろいものだ。
サギスゲも白い花をつけていたけれど、風に吹かれてフラフラ動いていたため撮影をあきらめた。もっと朝早く、風のないときにこなければいけない。
June 09, 2007
Daily Oregraph: 2007-06-09
昨日の新聞に春採湖のカスミザクラ満開というニュースが載っていたので、春採湖ウォッチャーとしては確認しないわけにはいかない。
ところが花はすでにかなり散っており、とても絵にならなかった。おまけに空はどんより曇って、ちょっと明るさが足りない。
それでも今日はいつもより人出があり、おやおやと思ったら……
まあ、戸外で焼いて食う肉はうまいからね、カスミザクラなんてどうでもいいわけだ。
いちいちお目にかけないけれど、暗い緑を背景に鮮やかな白い花の浮かぶコンロンソウやシャク、花の咲く兆しが見えるバイケイソウ、鮮やかすぎる黄色が妖しいクサノオウ、花がしぼんで実のふくらみはじめたエゾスグリなどを撮る。
エゾノウワミズザクラの開花は例年より遅く、ようやくポツリポツリと開きはじめたばかりであった。
やはりこの花はヤマモミジのものにちがいないと思う。近日中に釧路植物アルバムに追加しておこう。
昨日の記事でご紹介した黄色い花の正体もほぼ判明した。明日西港へ行って写真の撮り直しである(なんだか日曜出勤のような気分がしないでもない……)。
June 08, 2007
June 07, 2007
Daily Oregraph: 2007-06-07
6月4日の記事でふれた建設工事が気になったので、帰りがけに北埠頭に立ち寄った。
工事の標示を見ると、T水産の冷蔵倉庫を建設中なのであった。ちょっとしたニュースではある。
新しい倉庫が完成したら景色がどう変わるか、いささか興味がないわけではないけれど、定点撮影するほどのおもしろみはなさそうだ。
なんだつまらないなとは思いながらも、せっかく来たのだからブラブラ歩いていると……おっと、こいつはなかなかの逸品。
点滴岩を穿ち、細ヒモ鉄を削る。これもいわゆる「ワイパー」の仲間だろう。
鉄板であることはむろんわかるが、用途はなんだろうか? 時化のときに倉庫の戸口前に置く波よけ板だろうか。
まあ、いいさ。港の USO (Unidentified Strange Object) のひとつということにしておこう。わざわざ日通に電話してたずねたら呆れられるだろうしね。
-倉庫は古くとも電気のメーターは新しいね。
なるほど着眼は悪くない。北埠頭が生きていることの証ともいえるだろうからだ。
-壁の凹みからタンポポが生えているな。
タンポポは生命力が強いからね、そいつはさほど珍しくないんだ。
いや、コケだとはわかる。しかし壁からボタモチ、マリモをつぶして貼りつけたような姿に、あなたはビックリしないだろうか?
壁の表面にうっすらコケが生えるのはよくみかけるけれど、こういうのは見たことがない。いったいどうなっているのだろう

































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