October 22, 2017

Daily Oregraph: 古い写真から-北埠頭直線部

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 天気が悪い。朝のうちに投票はすませたが、とても写真を撮るような気分にはなれなかったので、またしても古い写真から。これは1975年の3月に撮影したものである。

 今では想像もつかないと思うが、かつては北埠頭直線部で石油の揚荷をしていた。この付近にあったいくつかの油槽所は、その後西港石油基地へ引っ越したのである。今もこの岸壁でつづけられているのは、セメント船の荷役くらいのものだろう。

 北埠頭直線部などといってもピンとこないかもしれないが、かつて(西港に移転するまで)近海郵船のフェリーターミナルのあった場所だといえば、ご記憶の方もおいでだろうと思う。

 それでもわからんとおっしゃる方のために地図を用意した(2008/2009 釧路港要覧より)。

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 赤い矢印と直線で示したのが「直線部」である。この地図はなぜか南北が逆転しているので、上が真南を指すことにご注意あれ。

 1970年代にはほとんど港を撮ったことがない。今にして思えば、もっと撮っておくべきであった。

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October 19, 2017

Daily Oregraph: 夕日と競争

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 今日の散歩は予定より遅れて16時15分に出発。またしても夕日を追いかけることになった。このところすっかり夕日シリーズになってしまったようだ。

 まぶしくてすぐには気づかなかったが、人がいたのでびっくりした。とにかくこのコースで人を見かけることはめったにないのである。

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 その約3分後。まさにつるべ落とし、恐ろしいスピードで沈んでいく。

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 さらに3分後。落語の「死神」の最後、命の蠟燭が消えゆく場面を思い出す。

 ほうら、消えるよ……消えるよ。

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 主人公が死んでしまうのは縁起が悪いから(笑)、おまけの一枚。本日の昼食である。

 くしろ-OBさんご贔屓の某店の塩ラーメン。どうです、食べたくなったでしょう。

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October 18, 2017

Daily Oregraph: 紅葉

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 本日の最高気温は 11.4度だが、日が射しているから寒くはない。散歩日和である。いつもとはちがうコースを歩いてみた。

 町中でみかける木々がずいぶん紅くなってきた。青空に紅葉がよく映える。この分だと山は真っ赤だろう。

 上庶路のダムあたりの紅葉はさぞみごとだろうと思うけれど、最近は車で出かけるのが、すっかりおっくうになった。あそこは気持のいい場所だから、だれか運転してくれるなら(笑)、行ってもいいのだが……

 まあいいさ、歩け、歩け。

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October 17, 2017

Daily Oregraph: 夕日を浴びて

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 本日の散歩は15時55分出発。

 南の空はごくあたりまえに見えるけれど……

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目を西に転ずると、強烈な西日が射している。まぶしくて目がくらむほどである。

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 木製デリックにガラスの浮き玉がぶら下がっていた。たしか一昨日はなかったと思う。

 かつてカニ族ということばが流行した頃、北海道を旅する貧乏青年たちがよくこのガラス玉をリュックに飾っていたものである。

 若くして亡くなったぼくの友人もそうだった。浮き玉のどこに値打ちがあるのかさっぱりわからなかったからそういうと、照れくさそうな顔をしていたことを思い出す。

 思えばずいぶん意地の悪いことをいったものだ。人の好みはさまざまなのだから、ダイヤのネックレスで飾ろうと、浮き玉をぶら下げようといいじゃないか。すまん。どうか化けて出ないでくれ。

 どうしてそんなことを思い出したものか。たぶん夕日のマジックであろう。

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October 15, 2017

Daily Oregraph: 2001年10月26日ロータリー

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 2001年10月26日に撮影したロータリーと幣舞橋……ネタがないときは昔の写真に頼ることにしている(笑)。これはフィルムカメラで撮ったもので、一見してネガフィルムであることがわかる。

 すぐ気がつくのは、ホテルラビスタ釧路川がまだないこと。ロータリーの真ん中の木も見あたらない。この位置からだと、ほかに大きな変化は見られないようだ。

 ……とまあ、この調子で古い写真を利用すれば、何年でもお茶を濁すことができるけれど、そうそうこの手を使うわけにはまいらない。明日からはまた修行に励む所存である。

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October 14, 2017

Daily Oregraph: 日没散歩

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 まずはぼくが最後に撮影した旧弥生中校舎(10月8日)と、本日ほぼ同じアングルから撮影した写真をごらんいただきたい。

 きれいさっぱりなくなってしまった。昔ここに中学校があってな……などと語るジジイが死んでしまえば、消えた古代遺跡も同然、土台を撤去するそうだから、あと数百年もすれば学校の正確な位置をめぐって考古学会で大いにもめるんじゃないかと思う。

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 そんなバカなことを考えながら、久々の定点撮影。

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 散歩中に日没を拝むのはめったにないことだが、今日は仲間がいた。カモメの分際で、人間様といっしょに夕日見物とは生意気な。

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 ぼくは夕日よりも日没直後の空のほうが好きだ。微妙な色合いがなんともいえないのである。

 しかし帰りが暗くなるから、そろそろもっと早い時間に家を出なくてはいけないようだ。もう冬はそう遠くはない。いやだなあ。

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October 13, 2017

Daily Oregraph: 黒猫の話

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 -おい、ネコ。退屈だから、おれになにか話を聞かせてくれ。

 -いきなり失礼なジジイだなあ。おら、おもしろい話なんて知らねえけど……そうだなあ、今日客船でやってきたエゲレスのネコから聞いた話でもしてやろうか。

 -そりゃよさそうだなあ。あとでキャットフードでもおごるから頼むぜ。

 -エゲレスの阿呆村の話だってさ。まあ聞きなよ……


 あるとき阿呆村の男が十二人、魚を捕りに行ったげな。水に入ったものもおれば、入らんものもおった。帰り際に一人がいうた。

 「今日はずいぶん水をこいだども、一人も溺れず無事だとええがのう」

 「ほんなら確かめてみべえか。みなで十二人じゃったな」と、それぞれ数えてみたが、だれも自分を勘定に入れんもんだから、十一人にしかならん。

 そこで「なんと、一人溺れよったわい」と互いに言い合いおった。みんなで川に戻り、溺れた男をあちこち探しては嘆いておった。

 王様のご家来が馬に乗って通りかかり、おぬしらなにを探しとるんじゃ、なんで悲しんどるんじゃ、とお訊きじゃ。「へえ、今日は十二人して川に魚捕りに来たんでがすが、一人溺れよりましてごぜえます」

 「なんと、何人いるか数えてみせい」とご家来がいうんで、一人が数えてみたら、自分を入れんから十一人。「ふうん」とご家来はいうた。「わしが十二人目をみつけたら、おぬしら何をくれるな?」

 「へえ、わしらの有り金をそっくり」

 「金をわしによこせ」というて、ご家来は最初の男の肩をどつきおった。どつかれた男がうめくと、「一人目じゃ」というて、順々にうめき声を上げるまでどつくと、最後の男にビシリと一発くらわせて、「ほうら十二人目じゃ」というたげな。

 「ほんにありがてえことで」と一同、「旦那のおかげで仲間がみつかりやした」


 -ふうん、ヘンテコな話だなあ。だけどこれほどの阿呆は日本にはいまいよ。

 -いるさ、いくらでもいる。だから政権がいつまでも交替しないじゃないか。ところで爺さん、キャットフードを忘れないでくれよ。

【付記】

 この昔話にはひとつ重大な疑問がある。朝十二人で出かけたとき、だれが人数を確認したのだろうか(笑)。

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