昨夜の芋焼酎はこれ。はじめての銘柄である。
-あのね、おまえ週になんべん飲みに出るんだよ?
-いや、おれは酒はきらいなんだ。つらいんだよ、ほんとうは。
といったって、だれも信じやしまい(笑)。
会社の同僚とみごと一本空けたはいいが、こちらは薩摩白波ならぬ寄る年波、若い人には勝てっこない。ひどく酔っ払ってしまった。
そんなことではいけない。知者は水を楽しみ、愚者は酒に溺れる。
そこで野に出て太陽の光を浴び、正気を取り戻すことにした。
今日は所用あって午後から半休をいただいたので、まずは温根内へ急行し、時間があまりないのでショートコースを選んだ。
すばらしい天気である。時間が許せば半日ここにいてもいいくらいだ。
ちょうど昼時。エゾシカが葉っぱをむしゃむしゃ食べていた。
ぼくと目があっても、一向に逃げようとしない。
なお RICOH R10 の望遠側で撮ったもう一回り大きめの写真をアナログ熊さんの BBS に投稿させていただいた。
さてこの日温根内を制圧していたのはヤナギトラノオ(サクラソウ科)である。
北半球の亜寒帯に広く分布し、北海道、本州北部の山地湿原にまれにみられる多年草である。(『牧野 新日本植物図鑑』)
ヤナギトラノオは草の間に生えているため、全体像を写真に撮るのはなかなかむずかしい。
この個体は花としては貧弱だけれど、生え際を確認できるので、あえて選んでみた。木道改修工事がなかったら見えなかったに違いない。
お目当てのハナタネツケバナは、なぜか数が減っていたような気がする。先日の暴風雨の影響だろうか?
まだつぼみが残っているから、この分だと7月の初めあたりが見ごろなのかもしれない。
ぼくのカンでは、今年は温根内のハナタネツケバナの当たり年ではないようだ。来年に期待したほうがいいかな?
昆虫がこの花の蜜を吸うところを見たのははじめてなので、いっしょに掲載しておいた。
カキツバタは咲きそろって見ごろ。
この花の名前の由来は、
書き附け花の意でその転化である。書き附けとは、こすりつけることで花汁で布をこすり染める昔の行事である。(『牧野 新日本植物図鑑』)
大急ぎでパンをかじり、ジュースでのどに流しこんでやってきた温根内レポートは以上。
明日はひさしぶりに春採湖へ行こう。ただの酔っ払いに見えるかもしれないけれど、ぼくもこれでなかなか忙しいのである。
(RICOH R10 & Nikon D80 + Tamron 172E)
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