March 22, 2017

Daily Oregraph: いきなり京都

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 春の雪。

 飛行機が飛ぶかどうか、最後までハラハラさせられたが、大吉効果はいまだ持続中であった。

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 機内で Wi-Fi が使えるのはありがたかった。

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 無事羽田に到着。こちらは正真正銘の春である。

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  めでたく富士山を眺めることができた。

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 京都に到着。コメダ珈琲店でも Wi-Fi が使えたので、とりあえず記事を更新することができた。

 京都には所用あって来たのだが、時間があれば例によって歩き回る予定。Wi-Fi を利用できる場所で記事を書けそうだ。便利な世の中になったものである。

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March 18, 2017

Daily Oregraph: 彼岸散歩

 彼岸である。ぼくは戒名も墓も一切不要と考える不信心者ではあるが、足の弱った母の名代として寺へ行ってきた。慣習とはげに恐ろしきものなるかな。

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  風が冷たいのも道理である。港町岸壁の水面には、またしても川の氷が流れこんでいた。

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 港町から南新埠頭へ向う道路は、今なお昭和の空気が漂っており、ぼくのお気に入りである。景色の好みに関していえば、ぼくは保守本流なのかもしれない。

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 この道路から港町を見るとこんなぐあい。雌阿寒連峰が小屋の右手に見える。

 こんな小屋に独り暮らしして、朝な夕な雌阿寒を眺めるのも悪くはないなあ。いかなる人の住み給ふぞと、戸をトントン叩いてみたら、やがてボロボロの衣をまとった白髪の翁が現れ、

 -いかにこの屋の内へ案内申し候。

という。案内申すもなにも、入ったらすぐに壁に突き当たりそうな小屋なのだが、親切はありがたい。

 -そもいかなる人ぞ。

と問うても、笑って答えない。手招きして小屋へ入っていくのである。

 いわれるままに小屋の内をのぞくと、腐れかかった畳の上には、寝袋や焼酎の壜や、哲学書や仏典にまじってエロ本などが散乱し、テーブル代りの段ボール箱の上には、食べかけのマルちゃん赤いきつねがうっすらと湯気を立てている。

 どんな素性の人か判断しかね、ポカンと口を開けて見ていると、うす汚れたコップが差し出されたのには驚いた。にごり酒である。

 酒飲みというのは反射的にコップに口をつけるものだ。ちょっと酸味があって、甘酒から甘味を抜いたような感じである。

 ああ、昔の酒とはこんなものだったのだろうか……とウットリして翁のいるべき方向を見れば、ふしぎや、忽然とその姿は消えており、小屋の中にはただ漁網やロープが積まれているばかり。

 ぼくは膝を打った。そうか、ちょうど彼岸だから、鴨長明さんの幽霊が出現して、ぼくの不信心をとがめたのであろう。こりゃあ一本取られたわい。

 それにしても赤いきつねとは……(笑)

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March 16, 2017

Daily Oregraph: きのふけふ

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 きのふ、3月15日。またもや病院のハシゴにつき合う。自分は病人ではないけれど、ぐったり疲れてしまい、なにをする気にもなれなかった。

 ……しかしそれは半分ウソである。ウィスキーはしっかり飲んだから、なにもしなかったわけではない。

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 けふ、3月16日。昨日同様風が冷たい。かなり雪は融けたけれど、ところどころ滑るから油断は禁物である。

 「ああ、もう春なのね」などと浮かれていると、某防衛大臣みたいに、足どころか口まで滑らしてしまうだろう。ああいう人を北海道弁では「はんかくさい女」という。(注:はんかくさいの「はんか」は半可通の半可だから、実は由緒正しいことば)

 ウソをつくな、とはいわない(人間生きていく上で、ウソはぜひとも必要なのだから)。しかしああ間抜けでは教育勅語が泣くんじゃないか?

 一方の奇人籠池氏は、同じほら吹きでも性根が据わっており、多くの人に感銘を与えるだけのしぶとさを備えている。国会答弁のうろたえぶりが見苦しい某首相とは大ちがいで、金槌で頭を殴られても平気な顔をしていそうである。

 大塩中斎先生のような教養には欠けているかもしれないが、彼があれこれペラペラとしゃべりまくれば旧式の大砲よりは威力があって、大阪発の世直し大明神(笑)になる可能性もあると思う。時代錯誤のウルトラ右翼思想にはウンザリさせられるが、ご本人の願いどおり、結果的には案外「お国」のためになるかもしれない。

 いかん、いかん。いつの間にかファンになってしまったらしい……(笑)

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March 11, 2017

Daily Oregraph: 港の風

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 用事をすませた帰りに北埠頭へ寄ってみると、港の風は冷たかった。氷は……いらない。

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 向い側の中央埠頭1号岸壁を見ると、倉庫の回りにぐるりと囲いがしてあった。工事中であることは知っていたけれど、いよいよ本格的な作業に入ったらしい。

 超ローカル紙としては、当然取材せねばなるまい。

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 しかし妙だな。改修工事なら足場を組むはずだが……

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 工事標識を探して反対側へ回ってみると、「建築物等の解体等の作業に関するお知らせ」という掲示があった。

 いかにも役所がらみらしく、曖昧な表示である。建築物「等」とは? 解体「等」とは? ひょっとしたら、この倉庫を解体するのだろうか?

 よほど電話してお聞きしようかとも思ったが、とんでもない暇人だとバカにされるのもシャクだから、思いとどまった。ジャーナリスト失格である。

 ああ、ついに中央埠頭の景色も変るのかと思えば、感無量である(笑)。

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March 07, 2017

Daily Oregraph: 雪のち晴れ

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 昨夜から今朝にかけて降った雪は、幸いたいして積もらなかった。雪かきが楽だったのは、まだ正月の大吉効果がつづいているからだろう。

 この分だと、毎日仏壇の前で教育勅語を唱えていれば、近いうちに国有地を破格の安値で入手できるかもしれない。いや、国会議員ごときに頭を下げるくらいなら死んだほうがマシだから、やっぱり無理だろうね。

 午前午後ともに、家族の通院につきあう。病院のはしごである。ポケットに用意の新書本を読もうとしても、気が散ってさっぱりはかどらない。タバコを吸うわけにはいかないしなあ(笑)。

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March 03, 2017

Daily Oregraph: 丘の上から

 やっと余裕ができたので、午前中に確定申告をすませてきた。インターネットでもできるのは知っているけれど、なにをどこに入力すればいいのかわかりにくいので、毎年現在日本で最も親切な役所である(笑)税務署へ行くことにしているのだ。

 いや、冗談ではなく、実に客あしらいがよろしく、手取り足取り丁寧にかつ根気よく教えてくださる。日頃不満だらけの消費税を少し取り戻した気分になれるのは、ひょっとしたらまんまと術中にはまったのかもしれないが、客商売をされる方は、ぜひ税務署のサービスをお手本にしていただきたいものである(笑)。

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 気も楽になったことだし、午後は散歩に出かけた。今日は丘の上から知人の浜を眺めてみようという趣向である。

 とんでもない田舎のように写っているが、実はそうではない。回りは住宅街である。

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 釧路埼灯台近くの丘、というより崖の上から見た知人の浜。釧路に残る昭和的風景の代表といっていい。

 ぼくは阿寒湖や摩周湖の景色よりも、迷わずこちらを選ぶ。旅人にはおすすめの場所である。必ずや旅愁にひたることができるだろう。さあ、あなたもぜひいらっしゃい。

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March 02, 2017

【新刊案内】 英単語帳はいかが?

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 しばらく多忙のため遅くなりましたが、英単語帳をアップロードしました。上は内容見本(?)です。

 現在のところ、収録項目数は 10,034 にすぎないけれど、今後充実させていくつもりです。まだまだ不満な点も多く、少しずつ語義や例文にも手を入れて、ときどきアップデートする予定ですので、どうかごひいきに。

 権威はまったくありませんけど、もしかしたら案外役に立つかもしれませんよ。一例を挙げますと、上の見本の最後にある "fur piece" などはいかがでしょうか。

 フォークナーの『八月の光』の出だしに登場するのですが、まさか毛皮の襟巻きのことではありませんぞ(笑)。「思えば遠くへ来たもんだ」という歌の文句みたいな感じでしょうか。

 ブログの左欄にある DOWNLOAD から選んでクリックし、ファイルを保存します。ZIPファイルを解凍して、単語帳本体、略号一覧、readme.txt を取り出してください。

 なおご使用前には、必ず readme.txt をご一読くださいますようお願いいたします。

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