April 18, 2024

Daily Oregraph: 裏庭画報 エゾエンゴサク開花

 本日の最高気温は 10.6度。曇り。

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 エゾエンゴサクが咲いていた。こいつは色もかたちも申し分なく、春を代表する花のひとつである。

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 これはギョウジャニンニク。人気のある山菜なのだが、花を見たいからぼくは一度も採って食べたことがない。食い気より風流、というのはわれながらあっぱれ(?)だと思う。

 ふしぎなのはギョウジャニンニクがエゾシカどもの被害に会わぬことだ。

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 近年傍若無人に町中をうろつく連中(昨日撮影)は、チューリップの花を食い荒らすくせに、なぜかギョウジャニンニクには手を出さないのである。

 人家の裏庭にまでは入りこまないからだろうと考えるのはまちがいだ。現に隣家の裏庭でエゾシカが草を食っているところを、ぼくは目撃している。禅寺で修行したため五葷を避けているというなら話は別だが、まさかなあ。

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April 15, 2024

Daily Oregraph: 岸壁の春

 本日の最高気温は 16.4度。晴れ。

 とにかく暖かい。陽気に誘われて港町から入舟にかけての岸壁をちょっとだけ歩いてみた。

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 こんなところにもフキノトウがたくさん生えている。ゴミが落ちていようが汚かろうが、見境なく地面からボコボコと顔を出すずうずうしさこそ、ぼくがフキノトウを採って食おうと思わない主な理由である。第一とてもうまそうには見えないと思うのだが、いかがだろうか?

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 いつも入舟岸壁に係留しているスマートな巡視船の船側に、水面に当たった日の光が反射していた。これはそう珍しい現象ではないけれど、千変万化する模様がおもしろいので、つい見とれてしまう。

 春だねえ。

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April 14, 2024

Daily Oregraph: 裏庭画報 薹が立つ

 本日の最高気温は 11.4度。晴れ。

 ついに気温が10度台になった。日当たりのよい部屋にいると、まるで猫にでもなったような心地がする。

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 3月30日に確認した一輪のフクジュソウ周辺はこうなっていた。どれもすでに薹が立っている。ほかにも数か所まとまって咲いていたし、このぶんだと来年も確実に顔を出すだろう。

 「薹が立つ」というのを女性の形容に用いる無礼者がいるけれど、こうして花を咲かせているうちは堂々と胸を張っていただきたいものだ。すっかり水気を失って枯枝みたいになったじじいからすれば、うらやましくてならないのである。

 枯枝といえば、エゾヤマザクラの老木の下に、先日の強風に吹かれて折れた枝がいくつも落ちていたので、拾い集めてひもでくくり、ついでに枯れたベニイタドリも切ってひとまとめにした。ご存じのとおり、こいつの茎はかなり太く、枯れたまましぶとく立ちつづけているのである。

 ひさしぶりに腰をかがめたせいで、ちょっと体が痛い。もうじき土起こしをしなくちゃいけないのだが、このままでは薹が立つどころか、腰がまともに立たなくなるかもしれない。やれやれ、イタドリごときに負けるとは……

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April 09, 2024

Daily Oregraph: 春の雪

 本日の最高気温は 9.3度。雨のち一時雪。

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 朝からの雨が夕方には雪に変わった。予報では深夜まで降り続くはずだったが、短時間でやんだのは幸いだった。

 この冬は雪が少なくて大いに助かった。たぶんこれが最後の雪になるだろう。いや、なってくれなくては困る。

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 一方こちらは十三の桜。当社大阪無給通信員が先日送ってくれた写真である(ファイル名によれば四月三日撮影)。

 長いこと家にこもっていたから、こういう写真を見るとそろそろ旅に出たくなるけれど、当分は我慢だ。大阪に行ってゴチャゴチャした通りを歩き回り、疲れたらたこ焼きを食いながらビールを一杯というのも悪くないのだが、このままでは実現するまでに足腰が弱ってしまう可能性なきにしもあらず。

 今年は足を鍛えておかなくちゃ。

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April 03, 2024

Daily Oregraph: 今日の春採湖畔

 本日の最高気温は 6.9度。晴れ。

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 春採湖にはまだうっすら氷が残っていた。日射しは暖かいけれど湖面を渡る風は冷たい。

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 しかしさすがは四月、一面の枯草の間にちらちらと緑が見える。これはフッキソウ。復帰草ではなく富貴草というのは、春らしく縁起がよろしい。もちろん裏金の入るあてなどないのだが、お互いけっして希望を捨ててはいけない。

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 バイケイソウ。今はまだかわいらしいが、やがてその本性を現してぐんぐん成長する。おまけに有毒だから困ったやつである。

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 エゾエンゴサク。妙な名だが、図鑑には蝦夷延胡索とある。こいつはぼくのお気に入りで、やがてわが裏庭にも顔を出すはずだ。美形だし食用にもなる。

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 おなじみフキノトウ。もうじき斜面のあちこちにボコボコと生えてくる。天ぷらにすればうまいらしいけれど、わざわざ採って食おうという気にはなれない。

 やっと散歩に好適な季節が巡ってきた。歩くべし。

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March 30, 2024

Daily Oregraph: 裏庭画報 生きていたフクジュソウ

 本日の最高気温は 8.9度。晴れ。

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 去年より一週間ほど開花が遅れたけれど、フクジュソウは生きていた。あきらめかけていたから、まずはホッとした。

 さてワイルドの戯曲だが、A Woman of No Importance (邦題はふつう『つまらぬ女』)を一読して、ちょっと驚いた。もちろん大きな違いはいくつもあるけれど、『緋文字』を連想させるところがある。少なくともワイルドの頭の片隅に『緋文字』があったことはまちがいないとぼくは思う。両者を読み比べれば、なるほどと思う方もおいでになるのではないだろうか。

 「もっと詳しく説明しろよ」といわれればちょっと困るが、そんなことをするとネタばれにもなるし、なによりも面倒くさい(笑)。じじいになると、だんだん万事がおっくうになるのである。

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March 26, 2024

Daily Oregraph: 裏庭に花はなし

 本日の最高気温は 5.5度。晴れ。

 いっぺんに暖かくなった。車の中はポカポカである。

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 例年なら裏庭に咲いているはずのフクジュソウが見当たらない。去年草取りをしすぎたせいで姿を消したのかもしれない。ほんとうに加減がむずかしい。

 しかたがないからエゾヤマザクラのツボミをパチリ。こうして見ると老木であることがよくわかる。たぶん軽く力を加えただけで枝がポキリと折れてしまうだろう。しかし花を咲かせてくれるうちは切り倒してしまいたくはない。

 ホーソーンの『緋文字』を読み終え、お次はがらりと趣向を変えてオスカー・ワイルド(Oscar Wilde, 1854 - 1900)の戯曲集を選んだ。堅苦しいピューリタンの世界を離れて気分転換しようと思ったわけだが、『レディ・ウィンダミアの扇(Lady Windermere's Fan)』を読み始めたら、さっそく Puritan という単語が現れたのには笑った。

 ワイルドといえば頭脳明晰、才気煥発、機智縦横、ああいえばこういうの代表みたいな人物(ただしどこぞの軽薄な「論破王」などと比較してはいけない。大秀才のワイルドに失礼である)だから、言葉につまるということは絶対になかったはずである。芥川龍之介の『侏儒の言葉』などは明らかにワイルドの影響を受けているけれど、失礼ながら切れ味はワイルドのほうが一枚も二枚も上手だと思う。

 セリフを読んでいるとチクチクと挑発的なところがあるし、きらめく才気がちょっと鼻につくと感じる人がいてもおかしくはない。しかし『ウィンダミア』には人情味もあって、後味は決して悪くはないと僕は思った。

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