October 05, 2024

Daily Oregraph: 裏庭画報 落葉とスミレ

 本日の最高気温は 19.8度。曇りのち晴れ。

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 蚊の羽音が消えたので落葉拾いを再開した。しかしエゾヤマザクラの枝にはまだたくさんの葉が残っているから、本日はほどほどのところでやめておいた。

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 赤いコスモスのすぐ近くに、いつの間にかピンクの花が一輪弱々しく咲いていた。

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 驚いたのはスミレである。こいつの花期はどうなっているのだろうか? このほかに二ヶ所ほど咲いていたが、すっかり野生化したように見える。ところかまわず勝手に咲くから、気の毒だけれどわが家では雑草扱いである。

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 エゾノコンギクは盛りを過ぎ、もうじきどれも白髪頭の婆さんになってしまうだろう。しかしこいつは一大勢力で、数はたいしたものだ。コスモスよりもはるかに生命力があり、この場所にすっかり定着したようである。

 猛威をふるったベニタデも、ほかの各種の背の高い雑草もみなしおれて枯れはじめている。ぼんやりしていると冬が来るぞ。諸君、備えはできているか?

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September 23, 2024

Daily Oregraph: コスモス一輪

 本日の最高気温は 18.2度。曇りのち晴れ。

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 越境組のコスモスが突然いっせいに咲いたのは、たしか一昨年の秋だった。ところが去年は数が激減したので、今年はたぶん咲くまいと予想していたのだが、たった一輪だけ赤い花が咲いた。よく生き残っていたものである。

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 こちらは数が減るどころか、ますます猛威をふるうベニイタドリ(メイゲツソウ)。

 地中に根を伸ばしてどこからも顔を出す。根絶するのは到底不可能と思われる勢いである。だれがメイゲツソウなどと名づけたのかは知らないけれど、見てのとおり品がなく、とてもそんな風流な花ではない。

 気に入らないから容赦なく切ってしまおうとしたのだが、首筋に蚊のドローン攻撃を受けたのでたちまち撤退。当然落葉拾いも断念せざるをえなかった。来月へ持ち越しである。

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September 17, 2024

Daily Oregraph: 名月や……

 本日の最高気温は 22.4度。曇りのち晴れ。

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 中秋の名月だというから二階の窓を開けて見物した。ぼくのコンパクトデジカメではこんな絵しか撮れなかったけれど、美人のアバタをリアルに描写するのはヤボというものだし、こちとら天文台じゃないんだからご勘弁願いたい。

 このくまなき月を眺めて思い出したが、

  十五日、亭主の詞(ことば)にたがはず、雨降(ふる)

 名月や北國日和(ほくこくびより)(さだめ)なき 芭蕉

 芭蕉ほどの名人ともなれば、月が出ていなくても平気で「名月や」というんだからすごいけれど、これは徒然草の「雨にむかひて月を恋ひ」を踏まえているのかも知れない。

 しかしひねくれて考えれば、雨降りの晩に思い浮かべる月こそ真の名月だという屁理屈も成り立ち、ぼくなどはう~むと悩んでしまうのである。

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September 14, 2024

Daily Oregraph: 裏庭画報 エゾトリカブト

 本日の最高気温は 20.0度。晴れ。

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 エゾトリカブト。

 去年は姿が見えなかったけれど、めでたく復活した。猛毒をもって知られるが、美しい花である。あたりかまわずのさばるベニタデの田舎くささとは大ちがいだ。

 またしてもエゾヤマザクラの落葉が目立つ季節となった。日当たりの悪い湿った地面に貼りついているせいで、拾っても拾っても取りつくせないんだから閉口する。しかも枝を見上げるとまだたっぷり半分ほど葉っぱが残っている。

 ブツブツ文句をいいながら落葉を拾い集めているうちに秋が深まり、いつの間にかまた冬が近づいてくる……毎年毎年同じことを繰り返すのはつくづく嫌気がさすけれど、それこそが "C'est la vie." というやつなのだろう(スナックの名前ではないぞ)。

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September 13, 2024

Daily Oregraph: ホンコンやきそば

 本日の最高気温は 23.7度。曇りのち晴れのち曇り。

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 丸ト北村ビル解体工事の進み具合。なんとなく気になるのである

 さて、とうとうネタ切れになって、こんな愚にもつかぬ写真を撮るようになったかというお叱りは承知の上で……

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 先日買い物をしたら、こいつが売り場に並んでいた。なつかしい! 思わずカゴに入れてしまった。

 最後にこれを食べたのはいつだっただろうか。ネットで調べてみたら1964年発売というから、なんと60年前である。ぼくが食べていたのはたぶん高校生の頃だ。それからしばらく、少なくともここ数十年は口にしていない。まだ生産を継続しているとは驚いた。

 まずいかというと、まずくはない。それならすごくうまいかというと、正直いってそれほどでもない。最近はやりのカップやきそばのほうがうまいんじゃないかと思う。

 しかしなんといっても60歳である。うまい、まずいは問題じゃない。中華コック長のおじさんに敬意を表して作ったよ。よくもまあこれほど奇妙な食品を開発したものだと、あらためて感心しながら味わったのである。

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September 05, 2024

Daily Oregraph: 裏庭画報 水菜を採る

 本日の最高気温は 24.2度。曇りのち晴れ。

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 今日は水菜を収穫。ごらんのとおり虫食いもあるが、小松菜に比べれば被害は桁ちがいに少ない。虫の分際で好き嫌いがあるのか、それとも葉っぱの面積が関係しているのかはわからない。不思議である。

 計ってみたら全部で約1.3キロ。なんだそれっぽっちか、とおっしゃるかも知れないが、少人数で消費するんだから、これからしばらくは水菜攻めである。

 ついでに今年最後の種まきをした。写真を見ればわかるように、エゾヤマザクラの葉が落ちはじめた。いよいよ秋である。

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September 02, 2024

Daily Oregraph: 裏庭画報 イヌタデ

 本日の最高気温は 23.6度。曇ったり晴れたり雨が降ったり。

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 イヌタデ(アカノマンマ)。見た目はたしかに米粒のようだし、けっしてうまくはないが、食えないことはないらしい。

 またしても一週間放置していたら、思わずウワッと声が出るほどこいつがたくさん生えていた。ほかにもいろんな雑草がのさばっていることはいうまでもなく、毎年この時期になると敗北感にうちひしがれる。

 八月に種を撒いた水菜と小松菜も成長していた。しかし小松菜は特に虫食いがひどく、ボロボロである。明日にでも収穫して、茎の部分だけでも食うつもりだ。虫どもは歯が弱いのか贅沢なのか、軟らかい葉っぱばかり食うのである。

 食通はね、小松菜の茎を愛好するのですよ。

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